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5月のGWも終わり、学校には教科書会社の営業担当の姿が目につくようになった。先輩が新人を連れて、各教科に新教育課程対応版教科書の見本を持参している。理科や数学のように、新教育課程の先行実施教科の先生たちのところでは、使い勝手を尋ねたりしている。営業兼新人OJTの時期である。 |
英語科にもやってきた。左上の挿絵のような新人営業マン。元気な青年。現場デビューである。
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先日も職員室の某教科担当のところに、営業マンが来ていた。珍しく一人だった。先輩(?)は理科か社会の準備室を回っているのだろう。そんなことを考えた。気がつくとその営業マンは、壁際の教科本棚をだまぁ~って見つめていた。しばらくして誰に声をかけるでもなく、名刺や自社の広報誌を配って帰っていった。
職員室のドアを出たのを確認して、こんな会話が始まった。
僕:「あれは何でしょうね?
A:「さあ。。。
僕:「営業ですよね。
A:「でしょうね。。。
僕:「何か不気味でしたね。
(A先生黙ってうなずく。B先生も会話に合流。)
B:「『〇〇科の先生に御挨拶に伺いました』とか、言えばいいのに。
僕:「同感...
B:「何だか、ちょっと。。。挙動不審だよね。
僕:「まあ、緊張しているとは思うけど。新入社員だろうし。。。
(A先生3人の気持ちを代弁。)
A:「勤まるのかな。
僕:「ヤクルトお姉さんみたいな元気を求めるわけじゃないけどね。
こんなにも話題になった営業マンさんはそうはいない。何をしにきたのかよくわからない。おっきなお世話だが、、、
『だいじょうぶなのかな?
そんなことを考えた。今度来たら、声をかけてあげようと思う。