【速報】
先月10日に「由比ヶ浜 材木座 腰越」で取り上げた、鎌倉市営の海水浴場名称のネーミングライツだが、売却先(購入者)が決まった。
NHKニュースサイトより
鎌倉市は15日、地元の老舗の菓子製造販売会社に売却すると発表。
応募は9件(神奈川県と東京都の企業8社、個人1人)あり、審査の結果、提案金額が最も高いことなどから、地元、鎌倉市の菓子製造販売会社「豊島屋」を売却先とすることに決定。
・・・豊島屋?
ニュースを読むと「豊島屋」は、『鳩をかたどったクッキーで知られる明治27年創業の老舗』と書いてあった。さすがNHKだ、商品名を出さない。
・・・これ「鳩サブレー」のことだ。
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命名権は年間1200万円、10年間契約。月100万円である。これだけでもすごいのに、命名権を購入したにもかかわらず、同社は、会社名・商品名を入れるつもりがないのだという。以下関係者のコメント。
豊島屋・久保田陽彦社長
『変な名前になってほしくないという複雑な気持ちもあり、鎌倉で生まれ育った会社として地元に恩返しをという思いで手を上げた。みんなで名前を決めて、みんなから愛される海水浴場にしたい。
松尾崇鎌倉市長
『命名権の売却は歴史ある鎌倉にはふさわしくないという厳しい意見もあったなか、公募で決めるというすばらしい提案をいただき、市民にも喜んでもらえると思う。
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豊島屋さんは、今後10年間、鎌倉市の市営海水浴場のオーナーでこそないが、パトロンである。名前を出さないということで、出したことの何十倍も名をあげた。