Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

"これが本当の宗教です。カトリックの最高の宝、御聖体こそ賛美せられさせたまえ" 御聖体の荘厳祭説教 Sermon for 2nd Sunday after Pentecost 2020

2020年06月13日 | お説教・霊的講話

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、2020年6月14日に公教会は御聖体の荘厳祭を祝います。

カトリックの最高の宝、三位一体の天主が私たちに賜った最高の恵みなる御聖体についてよく黙想いたしましょう。

「テレワーク」方式ではありますが、皆様にYouTubeで「御聖体の荘厳祭の説教」の動画をご紹介いたします。

私たちの救い主イエズス・キリストは、天において常に聖父の右に座しておられると同時に、秘跡的に世界中の聖櫃において御聖体において、御自分の実体によって現存し、私たちに寄り添い付き添っておられます。

私たちの先祖のキリシタンは御聖体を大切に崇敬し賛美していました。

「至聖なる御聖体の秘蹟は賛美せられさせ給え!」 と唱えつつ殉教していきました。

初代教会から脈々と続けられてきた、御聖体に対する信仰と愛と礼拝と信心を、天主の御助けをもって、私たちは持ち続けましょう。

6月聖心の聖月を、今日のこの日を聖として良くお過ごしください。

天主様の祝福が豊にありますように!

トマス小野田圭志神父


2020年6月13日、ファチマの聖母の日をミサと聖母行列で過ごしました。

2020年06月13日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹たち皆様!

こんにちは!ファチマの聖母の日の写真を御紹介いたします。









大阪では降雨確率が90%だったようで、特にお昼から雨が降ると予報がありました。

しかしマリア様は、私たちが聖母行列をすることができるように、雨を止ませてくれました!















マリア様の汚れなき御心が、日本を祝福してくださるように祈りました。






【再掲】日本人最初のカトリック司祭、福者セバスチャン木村、にあばらルイス SJの二人。日本で働いた聖なる宣教師たち

2020年06月13日 | カトリックとは
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 朝鮮半島での最初の朝鮮人司祭は聖金大健アンドレアでした。

 では日本人最初のカトリック司祭は誰かご存知ですか?

 それは、福者セバスチアン木村 SJ (1565-1622)、とにあばらルイス SJ (1564-1618)、二人ともイエズス会司祭、最初の日本人司祭(1601年長崎にて叙階)です。

 日本では次のような聖なる司祭たち(日本人および外国人)が働いていました。

日本で働いた聖なる宣教師たち

聖フランシスコ・ザベリオ SJ
聖マキシミリアーノ・コルベ、フランシスコ会司祭

聖トマス西 OP (1590-1634)、ドミニコ会日本人司祭(1626年マニラにて叙階、1629年11月10日帰国。1634年11月17日殉教)
聖ヤコボ朝長 OP (1582-1633)、ドミニコ会日本人司祭(1626年マニラにて叙階、1632年帰国。1633年8月17日殉教)
聖ビセンテ塩塚 OP (1637)、ドミニコ会日本人司祭(マニラにて叙階、1636年琉球到着。1637年長崎移送、9月29日殉教)

聖ドミンゴ・エルキシア OP (1589-1633)、ドミニコ会スペイン人司祭(1623年来日、1633年8月14日殉教)
聖ルカ・スピリト・サント OP (1594-1633)、ドミニコ会スペイン人司祭(1617年叙階。1623年来日。1633年10月19日殉教)
聖アントニオ・ゴンザレス OP (1594-1637)、ドミニコ会スペイン人司祭(1636年琉球に到着。37年長崎に移送。同年9月23日殉教)
聖ミゲル・アオザラザ OP (1594-1637)、ドミニコ会スペイン人司祭(1636年琉球に到着。37年長崎に移送。同年9月29日殉教)
聖ヨルダノ・アンサロネ OP (1594-1637)、ドミニコ会イタリア人司祭(1622年叙階。1632年来日。1634年11月17日殉教)
聖ギョーム・クルテ OP (1594-1637)、ドミニコ会フランス人司祭(1617年叙階。1636年琉球に到着。37年長崎に移送。同年9月29日殉教)

福者セバスチアン木村 SJ (1565-1622)、イエズス会司祭、最初の日本人司祭(1601年長崎にて叙階)
福者トマス金鍔 OSA (1600-1637)、アウグスチノ会日本人司祭(1628年セブにて叙階)
福者ユリアノ中村 SJ (1568-1633)、イエズス会日本人司祭(1608年長崎にて叙階)
福者ディオゴ結城 SJ (1574-1636)、イエズス会日本人司祭(1615年長崎にて叙階)
福者ペトロ岐部 SJ (1587-1639)、イエズス会日本人司祭(1620年11月15日、サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂で32歳で司祭に叙階)
福者トマス辻 SJ (1570-1627)、イエズス会日本人司祭(1608年長崎にて叙階)
福者アントニオ・ピント石田 SJ (1570-1632)、イエズス会日本人司祭(1612年長崎にて叙階)
福者ルイス笹田 OFM (†1624)、フランシスコ会日本人司祭
福者ルイス馬場 OFM (†1624)、フランシスコ会日本人司祭
福者イエロニモ伊予 (†1632)、日本人司祭

福者エルナンド・デ・アヤラ・デ・サン・ホセ、アウグスチノ会スペイン人司祭(†1617.6.1)
福者ペドロ・デ・ズニガ、アウグスチノ会スペイン人司祭(†1622.8.19)
福者バルトロメ・グティエレス、アウグスチノ会メキシコ人司祭(†1632.9.3)
福者ビセンテ・カルヴァーリョ、アウグスチノ司祭隠修士会ポルトガル人司祭(†1632.9.3)
福者フランシスコ・デ・ヘスス、アウグスチノ司祭隠修士会スペイン人司祭(†1632.9.3)
福者フアン・バウティスタ・マチャード・デ・タボラ、イエズス会ポルトガル人司祭(†1617.5.22)
福者カルロス・スピノラ、イエズス会イタリア人司祭(†1622.9.10)
福者カミロ・コンスタンッオ、イエズス会イタリア人司祭(†1622.9.15)
福者ペドロ・パブロ・ナバルロ、イエズス会イタリア人司祭(†1622.11.1)
福者へロニモ・デ・ロス・アンヘレス、イエズス会イタリア人司祭(†1623.12.4)
福者ディエゴ・カルヴァーリョ、イエズス会ポルトガル人司祭(†1624.2.22)
福者ミゲル・カルヴァーリョ、イエズス会ポルトガル人司祭(†1624.8.25)
福者フランシスコ・パチェコ、イエズス会ポルトガル人司祭(†1626.6.20)
福者バルタザール・デ・トルレス、イエズス会スペイン人司祭(†1626.6.20)
福者フアン・バウティスタ・ゾラ、イエズス会イタリア人司祭(†1626.6.20)
福者アルフォンソ・デ・ナバレテ、ドミニコ会スペイン人司祭(†1617.6.1)
福者フアン・マルテイネス・デ・サント・ドミンゴ、ドミニコ会スペイン人司祭(†1618.3.19)
福者ルイス・フローレス、ドミニコ会ベルギー人司祭(†1622.8.19)
福者フランシスコ・モラレス、ドミニコ会スペイン人司祭(†1622.9.10)
福者アンヘル・フェレール・オルスッチ、ドミニコ会イタリア人司祭(†11622.9.10)
福者アロンソ・デ・メナ、ドミニコ会スペイン人司祭(†1622.9.10)
福者ホセ・デ・サン・ハシント・サルバネス、ドミニコ会スペイン人司祭(†1622.9.10)
福者ハシント・オルファネル、ドミニコ会スペイン人司祭(†1622.9.10)
福者トマス・デ・スマラガ、ドミニコ会スペイン人司祭(†1622.9.12)
福者ペドロ・バスケス、ドミニコ会スペイン人司祭(†1624.8.25)
福者ルイス・ベルトラン・エクサルチ、ドミニコ会スペイン人司祭(†1627.7.29)
福者ドミンゴ・カステレット、ドミニコ会スペイン人司祭(†1628.9.8)

福者ペドロ・デ・ラ・アスンシオン、フランシスコ会スペイン人司祭(†1617.5.5)
福者フアン・デ・サンタ・マルタ、フランシスコ会スペイン人司祭(†1618.8.16)
福者リカルド・デ・サンタ・アナ、フランシスコ会ベルギー人司祭(†1622.9.10)
福者ペドロ・デ・アビラ、フランシスコ会スペイン人司祭(†1622.9.10)
福者アポリナール・フランコ、フランシスコ会スペイン人司祭(†1622.9.12)
福者フランシスコ・ガルベス、フランシスコ会スペイン人司祭(†1623.12.4)
福者ルイス・ソテロ、フランシスコ会スペイン人司祭(†1624.8.25)
福者フランシスコ・デ・サンタ・マリア、フランシスコ会スペイン人司祭(†1627.8.17)
福者アントニオ・デ・サン・ブエナベントゥラ、フランシスコ会スペイン人司祭(†1628.9.8)


聖なる司祭たちよ、我らのために祈り給え!
全ての聖なるカトリック司祭たちよ、我らの祈りを取り次ぎ給え!

愛する兄弟姉妹の皆様に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

聖伝のミサ(いわゆる「トリエント・ミサ」と呼ばれているローマ式典礼様式のミサ)にようこそ!

ローマ・カトリックの聖伝のミサ vs エキュメニカルな新しいミサ(第二バチカン公会議のミサ)




毎年恒例の聖ピオ十世会公式秋田巡礼にご参加希望の方々は、聖ピオ十世会日本 秋田巡礼 SSPXJAPAN PILGRIMAGE TO AKITAなどを通してお申し込みください。















【聖体の黙想】聖体の礼拝は祈祷の義務を果たすのに最善の方法である

2020年06月13日 | カトリックとは
テニエール神父著『聖体の黙想』 (1953年) (Révérend Père Albert Tesnière (1847-1909))より

聖体礼拝の理由

聖体の礼拝は祈祷の義務を果たすのに最善の方法である

 礼拝 すべての被造物は天主に祈らなければならない義務をもっている。それは、単に必要な助力を請うためばかりではない。主として天主がすべての恩恵の源であり、分配者であることを認めて、全く創造主に依存していることを明かすためである。

被造物が主のみ前にひれ伏して、天主の御慈悲に寄り縋らなければ自分の力ではひとつの善をもなすことができず、また何ものも所有できないことを述べて祈るとき、天主はその当然の権利である光栄と名誉と満足とを得られるのである。この時、人は自分が全く何者でもなく、自分に依頼することができず、また天主の光明と力とによらないかぎり、自分の知恵は暗くて自ら導きえず、自分の意志は弱くて自らを支え得ないことを告白するのである。また、天主の御助けを得ないかぎり、超自然的生命を保有し永遠の幸福に到達することができないことをも告白する。だからこの祈りは、天主が、光明であり、生命であること、万物の主宰者で最上の善そのものであることを賛美する。

それで、もし私たちのような貧しい被造物の祈りでさえ、このように天主の賛美となるなら、まして天主であり人であるイエズス・キリスト、万事について天父と等しい御子の御祈りによって、天主はどれほどの光栄を得られることであろうか。

イエズスは聖体の中でこの光栄を天主にささげられるのである。天主の御子は天父の御稜威(みいつ)のみ前に、聖体において深くへりくだられる。絶え間ない主の御祈りは、いとも謙遜、いとも哀願的な御祈りである。主はこうして最大の大司祭、万人の仲介者となって、全人類の名において祈り、天父を礼拝し、天主ひとり善であり、生命であり、真理であり、完徳であり、幸福であることを賛美し、すべての人々に、天主のあわれみに満ちあふれる恩恵を注ぎ、人々が生命を得、終わりまで堪え忍んで、永遠の幸福を得ることができるよう願ってくださるのである。

ああいかに尊く、いかに熱心な祈りであることよ。天父は、すべての祭壇上に、またすべての聖櫃の中に、昼夜を問わず全世界の名において祈られる最愛の御子を眺められるのである。主の祈りの尊さと、その永久不断なこととを思うとき、この無限に尊い祈りが、御父に、どれほど完全に受け入れられ、御父の最上の光栄となるかがよく了解できるのである。

だから、私たちも主の祭壇に近づいて、パンとぶどう酒との外観のもとに隠れておいでになるイエズス・キリストを信仰の目をもって仰ごう。見よ、主は天父のみ前に深くへりくだって全世界のために祈られるのである。私たちもまた、ここにひれ伏して主を礼拝し、主の聖なる御祈りに私たちの祈りを合わせよう。主とともに、主において、私たちもまた自分が虚無であること、またすべての賜物、無限の泉である天父から万事を期待申しあげることを、天主に申しあげよう。

感謝 主が聖体の中で、大司祭の職を執行されるのは、私たちのためであり、私たちの幸
福のためである。

私たちの名によって、祈りの義務を果たされる主の、仲介者、また大司祭としての御姿は、いかに尊くおそれおおいことであろう。主の御祈りが聞き入れられて、天父がこれに動かされるのは確実である。ここで祈っておられる方は、天父のみ心にかなう最愛の御ひとり子ではないだろうか。罪も汚れもない、いとも聖なる、御父のお望みになる大司祭ではなかろうか。その祈りをなお完全にするためにご受難をもってこれを補われた救い主ではなかろうか。天父に対しては無限の愛を、私たちに対しては無限の御あわれみをもって祈られる主ではないだろうか。

イエズスがお祈りになるとき、天主のみ心は無限の満足をおぼえられる。主の祈りは清く謙遜で無私であり、熱心でまた疲れることをご存じない。主が、何よりも熱心に祈り求められるのは天父の光栄とみ国とであって、すべて他の事がらは、みなこの下位にくるのである。主の最大のお望みは、天主がその被造物から常に賛美され、礼拝されることである。

では、祭壇上の聖なる大司祭の御祈りに、大きな信頼をもって私たちの祈りを合わせよう。主とともに、主のように、主を通じて、また主のご意向に従って、主のみ名によってお祈りしよう。主はあなたを招いて、あなたの祈りと主の御祈りとをひとつにするために、あなたと一致することを求められる。もしあなたが主と一致できたなら、あなたもまた 主のために、主のように、天父から祝福され、その祈りは天父に聞き入れられるのである。

償い 祈りの義務をことわるのは、天主に対して恐ろしい大罪である。

深くこの真理をさとって、イエズスとともに、天父に賛美と償いとをおささげしよう。人々がこの聖なる義務を怠るのを見るのは、信者にとって大きな悲しみでなければならない。

世の中には、傲慢心から天主の主権を認めず、自分の無力さも知らないで、絶対的に祈りを拒否する者がある。彼らは、祈りの義務を軽蔑してこれを迷信とみなし、天主の御恵みを拒んで天主を冒瀆し、天主を恐れないばかりか、他人の祈りを妨げ、祈りの家である教会を閉ざし、これを破壊するために全力を注ぐことさえもする。彼らは個人と家庭とを天主から遠ざけ、この世界から祈りの声を断とうとする。

このような企てが、いかに邪悪であって、天主に対する大いなる冒瀆となるかは明らかである。このような事がらをはかり、またこれに屈従する者は、いかに大いなる不幸に陥らなければならないことであろうか。

彼らの罪の償いのために祈ろう。イエズスが二十世紀の間、聖体の中におとどまりになって、日夜天主にささげられる謙遜で忍耐深い熱心な主の祈りに、私たちの祈りを合わせよう。聖体礼拝とミサ聖祭を、さらにいっそう忠実になそう。もしできるなら、祈らない人々にかわって、祈りの時間を増やすよう努めよう。

祈願 聖体中においでになるイエズス・キリストと親密に一致して、できるだけゆっくりと信心をこめて、祈りのうちでいとも完全なもの、いとも大いなる光栄を天父に帰するもの、すなわち主禱文を、主にならい、主とともに、お唱えしよう。同一の祈禱と同一の愛とのうちに、心が主とともに全く一致するのを感ずることができるまでこれを繰り返そう。

実行 祈りに際しては、必ず聖体中に祈られるイエズスとともに祈るようにしよう。





--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

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