Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

私は御身を信じ、礼拝し、希望し、御身を愛します!御身を信じぬ人々、希望せず愛さぬ人々のために、赦しを求めます(天使の祈)

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様をお待ちしております
2019年 8月の聖伝のミサの予定
【最新情報はこちら、年間予定一覧はこちらをご覧ください。】


8月 聖母の被昇天を祝いましょう。
意向:聖母の汚れなき御心の凱旋のため
実践すべき徳:心の柔和と謙遜
守護の聖人:聖母の汚れ無き御心

愛する兄弟姉妹の皆様を聖伝のミサ(トリエント・ミサ ラテン語ミサ)にご招待します

◎2019年 8月の予定
【大阪】聖ピオ十世会 聖母の汚れなき御心聖堂(アクセスEG新御堂4階 大阪府大阪市淀川区東三国4丁目10-2 
〒532-0002 (JR「新大阪駅」の東口より徒歩10-15分、地下鉄御堂筋線「東三国駅」より徒歩2-3分)

  8月2日(初金)教会博士証聖者司教聖アルフォンソ・デ・リグオリ(3級祝日)白
          午後5時半 ロザリオ及び告解
          午後6時 ミサ聖祭(歌ミサ)

  8月3日(初土) 聖母の土曜日(4級)白
          午前10時 ロザリオ及び告解
          午前10時半 ミサ聖祭(歌ミサ)

  8月11日(主)聖霊降臨後第9主日(2級)緑
          午後5時半 ロザリオ及び告解
          午後6時 ミサ聖祭(歌ミサ)

  8月12日(月) 童貞聖クララ(3級祝日)白
          午前10時 ロザリオ及び告解
          午前10時半 ミサ聖祭(歌ミサ)

  8月18日(主)聖霊降臨後第10主日(2級)緑
          午後5時半 ロザリオ及び告解
          午後6時 ミサ聖祭(歌ミサ)

  8月19日(月) 証聖者聖ヨハネ・ユード(3級祝日)白
          午前6時半 ミサ聖祭(歌ミサ)

【東京】東京都文京区本駒込1-12-5 曙町児童会館(地図)「聖なる日本の殉教者巡回聖堂」

  8月4日(主)聖霊降臨後第8主日(2級)緑
          午前10時  ロザリオ及び告解
          午前10時半  ミサ聖祭(歌ミサ)

  8月5日(月)  雪の聖母の大聖堂の奉献(3級祝日)白
          午前7時 ミサ聖祭

  8月18日(主)  聖霊降臨後第10主日(2級)緑
          午前10時  ロザリオ及び告解
          午前10時半  ミサ聖祭(歌ミサ)

愛する兄弟姉妹の皆様をお待ちしております。

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カトリック新聞と聖ピオ十世会

2011年07月30日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、こんにちは!

 最近頂いたメールによると、先週の日本のカトリック新聞で1面でウィリアムソン司教様のことが、写真入りで「ホロコースト否定の伝統主義司教」と書かれていたそうです。

 そこでふと思ったことです。


 私たちはドイツ民族を愛し、尊敬します。ただ、選挙によってヒトラーが独裁者になってしまったのでした。多くのカトリックなどは勇気を持って、ヒトラーに反対して強制収容所で死んでいきました。マキシミリアノ・コルベ神父様などです。多くの人々が「非生産的である」、「優性民族ではない」、「望まれない」として死ななければなりませんでした。

 これは、歴史上の悲劇でした。悪夢の出来事でした。ただ、この史実は、カトリックの信仰箇条ではありません。カトリックのドグマではありません。


 それよりも、既に終わったドイツの昔のことよりも、日本のカトリックにとってもっと重大な問題は、このドイツの史実についてよりは、日本の現実のはずです。

 つまり、日本で多くの胎児たちが「病気の可能性があり非生産的である」、「望まれない」として母の胎内で死ななければならないという事実です。多くの日本の子供たちが。日本では、今でも「静かなるホロコースト」(ジョン・パウエル)が続いていることです。現在進行形だということです。


 日本カトリック新聞は、何故にこの日本の現実に沈黙しているのでしょうか? ドイツのカトリックがかつてヒトラーに反対の声を挙げたように、何故「静かなるホロコースト」に反対の声を挙げないのでしょうか?堕胎というホロコーストは、仕方ないことだと受け入れてしまっているのでしょうか?

 日本の現実的問題はそっちのけで、カトリック新聞にとって、何故にウィリアムソン司教様のことが今更ながら一面で取り上げられなければならなかったのでしょうか?すこし前に一般紙をにぎわせましたが、今では、殆どどこも取り上げない内容なのに!? 今更ながら何故なのでしょうか?

 日本カトリック新聞にとって、もっと重大なことがあるのではないでしょうか?色んな疑問が湧きます。


 よくよく考えると、カトリック新聞は、私たちにとって最も重大なことが何であるのかを、私たちが注目しなければならないことが何であるのかを、日本の全てのカトリックに伝えたいのでしょう。つまり、日本のカトリックは、聖ピオ十世会の発言に注目しなければならないことを、聖ピオ十世会がこれからのカトリック教会にとって重大となっていくということを、です。
私たち聖ピオ十世会が、何故に、カトリックの歴代の教皇様たちの教えを守り続けているのか、何故聖伝のミサを守り続けているのか、何故昔のままの叙階式の守り続けているのか、その理由に注目しなければならないと。

 もし、私の考えが合っているのなら、私は日本の聖ピオ十世会を代表して、こう伝えたいと思います。つまり、日本で母の胎内で死ななければならない多くの胎児たちがいるという現実があることです。日本では、今でもナチスよりも恐ろしい「静かなるホロコースト」(ジョン・パウエル)が現在進行形で続いていることです。私たちは、ウィリアムソン司教様がどうこうと悪口を言っているよりは(それも或る方々にとって大切かもしれませんが過去のことですから)、日本で今正に行われている大量虐殺を止めなければならない!!ということです。

 これが私がふと思ったことです。

主よ、我らを憐れみ給え!

聖母の汚れなき御心よ、我らのために祈り給え!


愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
コメント

聖ピオ十世会アジア管区長 クチュール神父様へのインタビュー(その2)

2011年07月26日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、こんにちは!

 今朝、真夜中に寝ていると、マニラでは地震を感じました。ザンバレスというところが震源地なのだそうです。日本でも多くの余震が続くと聞いているので、すぐに日本の愛する兄弟姉妹の皆様のことを思い出しました。
 マニラでは、メディカル・ミッションが月曜日から始まっています。

 では、聖ピオ十世会のアメリカ管区ではクチュール神父様へのインタビューの続きをご紹介します。

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)



アジア管区長 クチュール神父様へのインタビュー(その2)
2011年 7月6日


[聖ピオ十世会アジア管区長クチュール神父のインタビュー]


神父様、中国の問題に戻りましょう。中国で何が起きているか興味のある訪問者や読者がたくさんいます。最近では、メディアが中国における司教様方の選挙、指名、聖職受任について報道しています。これはバチカンの権威にのっとったものなのか、そうでないのか、あるいはそれに反するものなのか。中国の状況の困難さについて論じていただけますか?カトリック教会と国立愛国協会との争いについてやこれらに関するここ数年のバチカンの見解を教えていただけますか。

[聖ピオ十世会アジア管区長クチュール神父のインタビュー]


クチュール神父様  中国は非常に複雑です。フランス語にはこんな言い方があります。C'est du chinois. 「それって中国語だ。」これは何か理解に苦しむ時に使う口語表現です。これはとても精密で難しい中国語だけを指すのではありません。私たち西洋人は、彼らを理解するのが難しいのです。でも宗教的状況になると、これもまた非常に微妙で難しいのです。

 地下教会のカトリック信徒(訳者注:中国共産党に忠誠を尽くさないために迫害を受けているローマ・カトリック教会のこと)は、本当に教会の権威から裏切られ、見捨てられ続けています。いくつかの事件について私は聞きました。

 例えば、ある司祭たちがヨーロッパから来て地下に潜伏している神学校を数時間訪問し、なんの金銭的物質的援助も与えませんでした。次に同じ司祭たちが愛国協会(カトリック教会とは別に平行する教会で、中国共産党政府公認のもの。中国天主教教友愛国会。)の政府の管理下におかれた神学校に行き、数週間を過ごし、そこでお金や物資を与えてきました。別の教区では、私の間違いでなければ、愛国協会の司教が、バチカンの承認を受けて、地下教会のカトリック信徒の頭となりました。そこには司教がいなかったからです。みなさんはこれがどれほどの混乱かお分かりいただけると思います。例えるならば、第二バチカン公会議の司祭が聖ピオ十世会のある地区の管区長となったようなものです。私が思うに、これがヨーロッパならば、このような事態は長く続かないでしょう。

 中国における、困難な状況については次のようなことが挙げられます。いくつかの教区では、司教が二人存在します。愛国協会司教と、カトリック地下司教です。二つの教区に至っては、司教が3人存在します。その教区ではよく知られた愛国協会の一司祭が言いました「もしカトリック地下司教が死んだら、愛国司教は彼の地位を継承するだろう」と。この愛国協会司教は、バチカンによって補佐司教として任命されています。

 愛国協会の司祭たちがそう言っています。現地に行った知人によると、今では聖伝ミサを行ない始めている愛国協会司祭がいる、と言っているのを私は聞いたことがあります。これらの非常に微妙な状況を考え合わせると、混乱の度合いは、まったく複雑怪奇です。

 共産党のメンバー・カードを持たないながら、愛国協会の公式会員である聖伝ミサを行う司祭たちもいます。彼らは聖伝ミサを捧げ、カトリック地下司祭は新ミサを捧げています。私は、毎週日曜日に聖伝ミサ捧げる義務のある若い愛国協会司祭を知っています。私は彼に尋ねました「ミサのカノンのとき、どちらの司教様の名を用いますか?」彼はざっくばらんに答えました。「私は、正規の司教様、カトリック地下司教様の名前を使います」これは、愛国協会の司祭の話なのです!ですから、彼でさえ自分を叙階した司教様の名を用いないのです。彼が使うのはカトリック地下司教様の名前なのです。彼は、このようなことを会衆の前で聞こえるように言ったのです。「数日後に、愛国協会で叙階式があり、若い司祭が愛国協会司教によって叙階されるでしょう。でも、まさにそれと同じ日、彼らはカトリック地下司教を訪れ、そこで、もう一度叙階してもらうでしょう。」こういうことは、中国では一般のこと、よくあるありふれたことなのです。頭痛がします。ですから、私たちはこれ以上、どうしたらいいのか判断がつきかねています。

 中国全土で、ちょうどこれと同じような状況が起こっています。これはとてもひどい大混乱です。ある司教総代理は、ローマにももう希望はないといっています。なぜならローマが何を考えているのかわからないからだ、と。ちょうど、ローマが、ウクライナで10年から20年前にしたように、カトリック地下教会を犠牲にしているからでしょうか。私には解りませんが、時々、昨今のローマでは、善良なる天主様より政治が優先されている印象をうけます。心が傷みます。

数年前に、逮捕された司祭を知っています。彼は5日間牢獄に投獄されました。複雑なことはしませんでした。5日間眠らせず、ずっと立たせ、飲ませず食わせずでした。それだけです。司祭は全てを話しました。この種の拷問はなんの証拠も残しません。彼らはとても簡単なテクニックを使います。

 ですから、中国の本当のカトリック信徒が見捨てられていると感じているのに加えて、こういった混乱があるのです。もっといえば、バチカンによって指名された愛国協会司教が行う叙階の正当性についての疑義もあります。カトリック地下教会の司教様で、愛国協会での司教叙階式についての研究論文を書いた方がおられます。この司教様は、これらの司教叙階が無効であると結論づけられました。(訳者注:無効とはinvalid の訳で、秘蹟が秘蹟として成立していない時に使われる。非合法や不当とは、illicit と言われ、秘蹟としては有効であるが、その秘蹟をすることが許可されていない時に言われる。)

 ローマが「あなたの罪を赦します。あなたを承認します」と口先だけで言うことは、叙階を有効にするのに十分ではありません。もし、その司教が有効に司教と聖別されていなかったのなら、彼の叙階したすべての司祭も有効なものではありません。そして、わたしがちょっと前にいったように愛国協会で叙階された若い司祭は、もういちど、カトリック地下教会の司教様に再び叙階してもらいに行くのです。ある司教様は、もう一度司教聖別をしてほしいと言ってくる愛国協会で司教となった人々が何人も訪ねてきた、言っています。愛国協会の司祭叙階と司教聖別の有効性には疑義があります。重度の混乱です。

 ですから、ローマでは、言うならば十字架の印をするだけで、このような叙階や司教聖別を承認しようとしているのでしょうか。それだけでは、問題解決にはなりません。さらに悪いことに、そうすることによって、ローマは司教聖別の有効性が疑われる状況に同意し、祝福を与えていることになるのです。


現代、アジアにおける殉教者についてよく語られます。一方で、中国において、今でもなお力を誇る共産政権の下で迫害を受けている人がいます。また他方ではイスラム教によって迫害されている人たちについてお聞きします。これは、今日におけるアジアの真実ですか?

[聖ピオ十世会アジア管区長クチュール神父のインタビュー]


クチュール神父様 おっしゃるとおりです。宣教に従事する者は、マレーシア、インドネシア、そして中東では非常に慎重にしなければなりません。注意しなければなりません。そこでは、信徒たちはほんのひとにぎりしかありません。インドでは、未だに殉教者があります。キリスト教徒は、男性も、女性も、司祭までも、生きたままで火あぶりの刑に処せられたり、修道院、孤児院、教会の前で銃殺されたりします。これらの孤児院や教会は、焼かれたり壊されたりしています。このようなことはほとんどのように毎月起こっています。数箇月前、北インドで激しく迫害されているカトリック教徒が助けを求めるメッセージが、全世界に広まりました。インドのゾウの事件を知っていますか。

 どんな事件が起こったのか、教えていただけますか。

 クチュール神父様 そうですね、わたしも詳細に至るまで全てを知っているわけではないですが、話によると、一年前、ある集団がカトリック教徒の村に来て虐殺と迫害を行いました。教会までも焼かれたと思います。翌年、まさに同じ日、森から野生のゾウの群れが村にやってきて、今度は、以前カトリック教徒に恐怖を与え、迫害した人の家を攻撃しました。しかしカトリックの家には何もしませんでした。ほとんど聖書の世界です。聖書の、預言者とクマの話に似ています。でもこれはインドで最近起きたことなのです。スリランカのコロンボ大司教区がこの話を公にしていますから、誰でもウェブサイト上で見つけることができます。

善良な天主様は、今日、ちょうど過去においてもそうであったように、動物ばかりではなく自然界までもお使いになるのは興味深いことです。2004年におきた津波のことを申し上げています。メディアでは報道されませんでしたが、まさに現地であるスリランカに、2004年のクリスマスの2日前、スリランカ全土、特にコロンボのカトリック共同体の中で、バス広告、広告用掲示板にある文字が並びました。「赤児のイエズスって、愚かで弱くない?」クリスマスの直前、彼らは報いを受けました。4万人の死者のうち、3万5千人が仏教徒でした。南インドのいくつかの寺は、完全に流されました。寺、それは呪いの行われた場所でした。(どういう事がと言うと、例えば、もしあなたが住む街にライバルがいるとします、寺に行って僧侶に布施すると、僧侶はライバルを呪ってくれるのです。)ある寺は、本当に消滅してしまいました。

 天主は馬鹿にしてはいけません。天主は存在し、聖書は、万物は創造主に仕えている、と教えています。時々、善良なる天主様は万物をお使いになります。もちろん、滅んだ人の中に善良な人もいました。戦争のように、こういったことはどこででもおこるのです。でも、天主の正義は存在しているのです。


同じ話題が続きますが、メディアは、日本で起きた大惨事について報道し続けています。これについて教えていただけますか。ミサに与っている日本人から何か情報がありましたか?今日の日本における教会の置かれている状況はどうですか。特に聖伝ミサについてお願いします。

[聖ピオ十世会アジア管区長クチュール神父のインタビュー]


クチュール神父様 津波は、去る3月11日に発生しました。その日まで、ある村には信徒がありませんでした。1週間後、フクシマの隣、原発施設から20キロメートル離れた村からやってきた家族の若い女性に洗礼をさずけました。仏教徒の村でした。天主に感謝。私たちの信者はだれも滅ぼされていませんでした。若い女性の家族も生き延びました。家が流されてしまっただけでした。彼らはひどく怯え、原発施設が爆発すると考えました。でも、爆発は起きませんでした。天主に感謝。

 日本では、2箇所のミサ・センターがあります。ひとつは東京で、もうひとつは大阪です。大阪は、200マイル以上も南にあります。東京も大阪も、とても小さいミサ・センターです。東京では50人の信者、大阪では20人から30人の信者がいます。彼らはとても苦しんでいます。いくつかのウェブサイトでは、これらの村に寄付をお願いしています。日本人は、本当に、とてもとてもありがたく思います。

もし、だれかが日本人に10セント(約10円)あげたとします。日本人は深くおじぎし、そしてその感謝の気持ちは純粋で正真正銘のものです。さて、事態が少し沈静化したら、私たちは彼らを助けることが出来ると期待しています。当面の間、引き続き少し危険が続きます。私は、全てを失った家族を助けるために何か宿泊できるところを建築する計画をたてるつもりです。既に数千ユーロが届いています。そして、ここ数箇月のうちに、どのようにして彼らを助けるか見込みがたつ予定です。

 放射線の危険がまだ続いていますから、人々が自分たちの村から避難して以来ずっと、困難な状況です。彼らは家族や親戚と帰り、自分たちの村にとても帰りたいのです。でも彼らはどこにいったらいいかわかりません。「帰るべきか、帰らないべきか」彼らはどうしたらいいかわからないのです。

 他に特筆すべきこととして、秋田巡礼は5年目を迎えました。秋田は日本北部にあります。いうなれば日本のファチマといってよいでしょう。大きな巡礼になるようにと始めましたが、もちろん、シャルトル大聖堂のようにはなっていません。聖ピオ十世会では毎年、5月の第一週の週末に行なっています。今年は巡礼者が50名に達しました。15人ではじめた巡礼でした。ですから、私たちはゆっくり前進し、良い実りを結びつつあります。

[聖ピオ十世会アジア管区長クチュール神父のインタビュー]


 毎年、洗礼があります。今年は、一人の大人の洗礼が有りました。毎年、信仰のため訪れる人があり、私たちの喜びとなっています。

 ですから、日本のためにお祈りをお願い致します。そして、もし、物質的に援助したい方がいらっしゃれば、どうぞ連絡をください。私たちはできる限りのことをいたします。


神父様がアメリカにこられたのは、信者が祈りに加えて、援助をお願いするため、そしてあなたが広めようとしていらっしゃる本のためでした。この本では、ある中国人女性がマルクス政権によって投獄された話でした。これはすべての章がとても美しいお話で、とても読みやすい話です。どうしてこの方をお知りになりましたか?そしてこの本は、神父様のお仕事や、聖伝ミサやアメリカにおけるカトリック教徒の役に立つものですか?

クチュール神父様  彼女は中国、毛沢東の下、強制収容所で、1955年から1981年までの26年間を費やしました。その後、1989年にアメリカに渡りました。約10年間彼女の小教区で新ミサに与ったあと、聖伝ミサに出会いました。だれかが彼女の手による聖体拝領について、手による聖体拝領は悪いと教えたのです。そして彼女は聖ピオ十世会と出会いました。今、彼女は、聖ピオ十世会の第三会員です。

[聖ピオ十世会アジア管区長クチュール神父のインタビュー]


 彼女は次のような普通では考えられない説明をしました「共産党の監獄における26年間は、聖ピオ十世会の会員となるための最もすばらしい準備期間でした。私にとって最高の修練期間でした」彼女の本は、最近、韓国の聖ピオ十世会で再出版され、現在第2刷です。この本は、フランス語やスペイン語に翻訳されつつあります。この本は、彼女の話、とても簡潔な、いうなればとても美しい章が書かれています。

 彼女が逮捕されたとき、彼女は20才でした。彼女は16才のときに改宗したのです。4年後、彼女はレジオ・マリエの会員であったために逮捕されました。レジオ・マリエのすべてが毛沢東によって監視され、その最初のターゲットが中国におけるカトリック教会となりました。中国のレジオ・マリエの話は普通では考えられないことです。1948年、教皇大使であったリベリ司教様は1947年革命が来ることを感じました。毛沢東は1949年に政権を手にしました。それから、大使はアイルランド人司祭を送りましたがすでに・・・(続く)

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聖ピオ十世会アジア管区長 クチュール神父様へのインタビュー(その1)

2011年07月25日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、こんにちは!

 7月18日の海の日には東京で17名の愛する兄弟姉妹様が、19日には10名の方々が聖伝のミサに与る恵みを受けました。天主様に感謝! また、私事ですが、7月19日の東京でのミサは司祭となって7900回目の聖伝のミサでした。天主様に感謝!

 さて、聖ピオ十世会のアメリカ管区ではクチュール神父様へのインタビューがウェブサイトに掲載されています。これを日本語に訳して下さった方がおられ、大変深い感謝を込めて、愛する兄弟姉妹の皆様にご紹介します。


アジア管区長 クチュール神父様へのインタビュー(その1)
2011年 7月6日


アメリカ管区は、今回、聖ピオ十世会のアジア管区でのお仕事についてインタビューに応じてくださった ダニエル・クチュール神父様に心から感謝致します。


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2009年、司祭叙階25周年記念祝典でのダニエル・クチュール神父様の写真

神父様、今回インタビューを受けていただいてありがとうございます。神父様はここウィノナに司祭叙階式のためにいらっしゃいました。今朝、(6月17日)5人の司祭が叙階され、このうち一人はインド人で、インド着任予定です。今回の叙階について、ご感想をお願い致します。

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クチュール神父様:司祭叙階式に立ち会うのは、いつも大変大きな喜びです。世界のあらゆるところから来る若い司祭を叙階することによって、聖ピオ十世会は真に公教会に仕えていることがわかります。ここにおいて、天主の恩寵が、私たちの主が王たるために、公教会のために、働きたいという若者の魂に根を張り続けているのがわかります。わたしはここアメリカに、インド人信者の一人を叙階するための補佐に来ました。彼は実は南インドにあるパラヤンコタイの通訳者の息子です。彼の父は毎週日曜日に説教や公教要理を通訳しています。彼の叙階は、私たちそしてアジア管区全体の大きな喜びです。

神父様はアジア管区長でいらっしゃいます。そして第3期目に入っていらっしゃいます。アジアは巨大な地域です。多くの様々な国々や人々がいます。非常に多くの仕事が成し遂げられてきました。アジア管区でのお仕事を要約していただけますか?

クチュール神父様:アジアは世界人口の半分に相当します。西方は中東地域から始まります。中東地域では、アラブ首長国連邦とオーマンにおいて、数箇所のミサ・センターを既に設立しており、その運営をしています。中東には、フランス系、インド人、スリランカ人、フィリピン人の伝統的カトリック教徒の家族がいます。それから、東の果てには日本、ニュージーランド、太平洋諸島もあります。巨大な地域です。宣教はわくわくする体験です。ちょうど私たちが、偉大な宣教師である聖テオファン・ヴェナールの伝記で読んだような、それからパリ外国宣教師会神学校の殉教者たちのような。

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 宣教は私たちを熱意で満たし、ルフェーブル大司教様がよくおっしゃっていたように、「聖霊はどこにでもおられる」ということをこの目で実際に見るのはとても励みになります。私たちがどの国に行ったとしても、私たちは、善良なる天主さまがご自身で選ばれた貴重な真珠の数々を見つけることができるでしょう。」

 そして私たち宣教師にとっては、この宣教の仕事は過去の宣教とは違ったものです。過去においては、宣教師たちは、どこかに定住し、村を建設し、学校をつくったりしてきました。私たちはそれよりも少し表面的です。しかし、救うことができるものは救おうとしています。でもどこででも純粋で親切な魂が義に飢え乾いているのを見つけるのは、とてもとても心強いです。そのことは私たちを励まします。ちょうど宣教を続けていくための燃料のようなものです。

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神父様はシンガポール本部外でもお仕事をされています。小修道院や教会施設(仮施設でないもの)をいくつ所有されていますか。これらの小修道院から、どれほどのチャペルやミサ・センターを定期的に訪問していらっしゃいますか?

クチュール神父様 アジアの18にわたる国々に、6つの小修道院を所有しています。私は6つといいました。なぜなら今6つ目を開設する手続きをしているからです。数週間のうちに、南フィリピンでその土地と家を取得する予定です。南インドに1つ修道院があり、シンガポールに1つ、フィリピンに3つそしてニュージーランドに1つあります。叙階されたばかりの若い司祭を含む22人の司祭がそこで暮らしています。チャペルの数は正確な数字がわかりませんが、40箇所から50箇所に近いでしょう。インドでは、少なくとも20箇所フィリピンのある範囲には、地域ごとにひとつずつチャペルがあります。シュミッツバーガー神父様がいつもおっしゃっているように、聖ピオ十世会は、存在することによって役割を果たすのです。存在することによって、目印としての役割をはたし、使徒職を果たします。日本、韓国、中国、マレーシア、インドネシアなどの様々な国々に、カトリック教会がどうなってしまったのかわからなくなって困っているカトリック教徒がいます。彼らは誰が自分を司牧してくれるのかわかりません。彼らは探しに探し続け、そしてついに偶然聖ピオ十世会にばったりと出会います。そこで彼らは信仰を見出し、真理を見出し、聖伝を見出し、公教要理を見出します。これらはすべて天主からの賜物ですから彼らはとても満足します。このことが励みになります。

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クチュール神父様(中央)インド・パラヤンコタイにある聖ピオ十世会修道院の神父様たちと共に

他の地域でもしているように、聖ピオ十世会の司祭たちは信仰と秘跡に飢え乾く者に届ける仕事をしています。もちろん、聖ピオ十世会の司祭方が皆そうであるように、神父様も、もちろん司祭職を大切にしていらっしゃいます。何故ならこれが聖ピオ十世会の第一の目的だからです。今日、神父様や司教様が以前よりもっと聖ピオ十世会を注目なさっていたり、興味をお示しになったりしていますか?Motu Proprio の直接の行動は、真に伝統に有益な結果に導くでしょうか?

クチュール神父様 あちこちで、そうです。そうなっています。私たちは以前よりもっと司祭と連絡をとっています。例をあげましょう。ある国では、司教様は二人の司祭を、一週間にわたり英国における Una Voce 聖伝ミサ研修会に派遣しました。でも、何らかの理由により・・・私が思うに多分研修に参加する司祭が多過ぎるために、彼らは個人的に気配りがされていないために、1週間にわたる英国での研修のあと、司祭たちは聖ピオ十世会を訪問し、最初からもういちど始めます。「私たちにミサを教えてください。ミサーレのラテン語が読めるように研修をしていただけますか?」

 このようにしていくつかの国から、司祭、そして司教様もいらっしゃいます。私は特にフィリピンでの感想を申し上げます。フィリピンでは、直接関係があったにもかかわらずあまりMotu Proprio の影響を受けていません。フィリピンでは、推進者である小野田神父様の直接のご指導のもと、pro-life運動を推進しています。小野田神父様はロザリオ十字軍を発動し、司教様方はそれに感銘を受けました。また、ある司教様方は修道院に昼食にお見えになりました。そうです。とても肯定的です。

 2010年、この年、教皇様は聖職者にこの一年をおささげになりました、2010年の終わり頃、ある司教様が私たちの司祭の一人に、45人の小教区司祭を集めて彼に司祭たちのために講話をすることを許可されました。この講話会は確かな実を結ぶでしょう、なぜなら参加した司祭は本当に感謝していたからです。ここの大司教様は聖ピオ十世会は何かしら自分たちに与えるものを持っているということがはっきり知っていました。他方で自分の司祭たちのなかには何かが足りない、霊的生活の欠如があると。

 この大司教様は最近私にこう言いました。「私の教区の司祭らに聖務日課について説教してください。また、聖務日課の必要性について説教してください。それから、聖時間の必要性についても。」これはひどい祈りの欠如です。この教区の年老いた司祭は私にいいました。「ここの教区の司祭は聖務日課について語りません。ロザリオも黙想もしません。聖なる生活の基礎のない聖職者について考えてみてください、何が残っていますか?何が残っているでしょうか?私たちは召命が減っていることに驚きません。霊的生活がもはやそこにないからです。」

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聖務日課:公教会の公式の祈り。その日のある時間を天主を賛美するために捧げる

 ですから、この大司教様が私たちに振り向いたのはとても興味深いことでした。「私の教区司祭に聖務日課の祈り方や聖務日課の重要性について話してください」そしてこのとき、わたしは聖ピオ十世会の一員であること、公教会のために働いていること、に喜びを感じました。これはルフェーブル大司教様の直感でした。私たちは教会の仕事に従事し、それゆえあちこちで(すでに始まっていることもありますし、これからますます発展することもあるでしょう)私たちは自分の教区の司祭をどのように司牧していいかわからない大司教様の仕事に従事します。彼らも自分で何らかの問題があると気づいています。でも解決方法がわからないのです。だから結局、彼らは、聖ピオ十世会が保ち続けているものこそ、自らが必要とている宝物だと知るのです。

 聖伝のミサに関する問題として、興味をもっている司祭がラテン語を知らない、注意書き付きの本を持っていないなどが挙げられます。これは重要な欠陥です。ベトナムのある司教様が私に言いました。そしてわたしはそれを紙に書いたものも持っています。「私の小教区で聖伝ミサを捧げたい司祭は誰でも捧げてよい」これは司教様からのものですから、反論はありません。でも、この小教区では聖伝ミサに立ち戻るために必要な方法がありませんでした。これは彼らにとってもある種の懸念でした。ベトナムではわたしはある司祭が言うのを聞いたことがあります。「でも、私たちはラテン語をわからないし、ラテン語に関するものがないのです。私たちは聖伝ミサに立ち戻ることはできません」このように、ラテン語の欠如は、私たちが飛び超えなければならないハードルです。

 私は一度、ある司祭たちに聖伝ミサを中国語で教えたことがあります。彼らは中国人司祭で、ラテン語を知りませんでした。これはルフェーブル大司教様が教えてくださったとおり正当なことです。「私たちはまず第一に、ラテン語であるかどうかをめぐって争ってはなりません。私たちは信仰のために戦うのです。」そして私たちは司祭たちに新ミサをラテン語で捧げるより、聖伝ミサを自国の言葉で捧げる方がよいと説明しました。これは言語の問題ではありませんでした。信仰の問題でした。そしてこのようなことを、ある司祭達にも教えました。希望はありますが、深刻かつ重大な障害があり、それを克服しなくてはなりません。それでも、良い意向があれば可能です。


神父様、中国の問題に戻りましょう。中国で何が起きているか興味のある訪問者や読者がたくさんいます。最近では、メディアが中国における司教様方の選挙、指名、聖職受任について報道しています。これはバチカンの権威にのっとったものなのか、そうでないのか、あるいはそれに反するものなのか。中国の状況の困難さについて論じていただけますか?カトリック教会と国立愛国教会との争いについてやこれらに関するここ数年のバチカンの見解を教えていただけますか。


クチュール神父様  中国は非常に複雑です。フランス語にはこんな言い方があります。C'est du chinois. 「それって中国語だ。」これは何か理解に苦しむ時に使う口語表現です。これはとても精密で難しい中国語だけを指すのではありません。私たち西洋人は、彼らを理解するのが難しいのです。でも宗教的状況になると、これもまた非常に微妙で難しいのです
(続く・・・)
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天主に感謝します!!

2011年07月17日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

こんにちは!

 今日の東京での聖伝のミサには、43名の愛する兄弟姉妹の皆様が与りました。39名が聖体拝領をされました。感謝!!感謝!!

 一昨日の大阪の聖伝のミサには25名、昨日の土曜の聖伝のミサには26名が与りました。天主に感謝します!!


大阪の聖伝のミサについては、次のような報告をいただきました。
──────────
+アベマリア!
大阪での御ミサの人数のご報告です。
15日金曜日、25人、16日土曜日、27人でした!神父様に感謝!!デオグラチアス!!
──────────

天主に感謝!!聖母の汚れなき御心に感謝!!


愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
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ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して幾つかのお写真をご紹介します

2011年07月09日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して、幾つかのお写真をご紹介します。

天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


O felix Roma – o Roma nobilis:
Sedes es Petri, qui Romae effudit sanguinem,
Petri cui claves datae
sunt regni caelorum.

Pontifex, Tu successor es Petri;
Pontifex, Tu magister es tuos confirmans fratres;
Pontifex, Tu qui Servus servorum Dei,
hominumque piscator, pastor es gregis,
ligans caelum et terram.

Pontifex, Tu Christi es Vicarius super terram,
rupes inter fluctus, Tu es pharus in tenebris;
Tu pacis es vindex, Tu es unitatis custos,
vigil libertatis defensor; in Te potestas.

Tu Pontifex, firma es petram, et super petram
hanc aedificata est Ecclesia Dei.


ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
ミヒャエル・フォン・ファウルハバー枢機卿(Michael cardinal von Faulhaber)ミュンヘン及びフライジンク(München und Freising)大司教区の大司教(1869-1952)

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
60年前のフライジンク司教座大聖堂での叙階式の写真。1951年6月29日


ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
新司祭ヨゼフ・ラッツィンガー神父の初ミサ。1961年7月8日、聖オスヴァルト教会にて。

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
現在の聖オスヴァルト教会

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
ラッツィンガー兄弟

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
ラッツィンガー神父兄弟

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
叙階記念カード

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
ラッツィンガー・ファミリー

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
ラッツィンガー神父

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
兄ゲオルグ・ラッツィンガー神父の初ミサ

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
村人たちから歓迎を受ける

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
若きヨゼフ・ラッツィンガー神父のミサ 1952年


ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
ヨゼフ・ラッツィンガー神父 1955年


ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
ヨゼフ・ラッツィンガー神父 1965年(第二バチカン公会議の最中にて)

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
司教聖別 1977年5月28日

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
ラッツィンガー大司教


ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
パウロ六世はラッツィンガー大司教を枢機卿にする 1977年6月27日

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
ラッツィンガー枢機卿

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
パウロ六世とラッツィンガー枢機卿

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
ヨハネ・パウロ一世とラッツィンガー枢機卿


ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
ヨハネ・パウロ二世とラッツィンガー枢機卿

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
ラッツィンガー枢機卿の捧げる聖伝のミサ

ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
ベネディクト十六世の教皇職の始まり 2005年4月24日


ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年を記念して
教皇様、司祭叙階60周年おめでとうございます!
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皇帝の新しい旗 その7 --- 2+2=5 ----

2011年07月08日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

皇帝の新しい旗 その7 --- 2+2=5 ----

愛する兄弟姉妹の皆様、

 いかがお過ごしですか?

 6月29日は、ベネディクト十六世教皇様の司祭叙階60周年でした。いろいろなニュースがありました。教皇様、叙階60周年おめでとうございます!
Le 60e anniversaire de l’ordination sacerdotale de Benoît XVI
The 60th anniversary of the priestly ordination of Benedict XVI
教皇ベネディクト16世、司祭叙階60周年




 また、7月7日は『スンモールム・ポンティフィクム』の4周年記念でした。

 こちらは、7月末にフィリピンであるメディカル・ミッションの準備のために毎日、文字通り奔走しております。そのためにコンピュータの前にいる時間が制限されていますが、元気にしております。

 しかし、自由に使う時間があまりありません。そこで以前、有名なアンデルセンの童話『裸の王様』(原題は『皇帝の新しい服』)ももじって「服」を「旗」に取り替えて、似た話を考えてみましたが、その続きの原稿を引っ張り出してきました。

皇帝の新しい旗 その1
皇帝の新しい旗 その2
皇帝の新しい旗 その3
皇帝の新しい旗 その4
皇帝の新しい旗 その5
皇帝の新しい旗 その6

 今回の愛する兄弟姉妹の皆様にお見せするものは、以前、村上春樹の『1Q84』という小説が売り出されると騒がれた時に書いたものです。御笑読下さい。

天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

【前承:フランツヨーゼフ皇帝との謁見のため、アソ県の知事フランシスコは帝都アモールへと道を急いでいる。アソ県知事は、地方のオデ空港から帝都アモールへと飛行機に乗る予定であった。車で移動中のフランシスコは、秘書のドミニコと、フランシスコと同じ保守党の腹心の党員であったベネディクトと共に、車内でロザリオを手にして祈っていた。】

 オデ空港に着くと、フランシスコ県知事ら三人はチェックインを済まし飛行機の搭乗の時刻を待った。するとベネディクトはなにやら翻訳本をもって読書を始めた。

 一方、知事のフランシスコは、フランツヨーゼフ皇帝との謁見の準備のため資料にパラパラと目を通すのだった。が、秘書のドミニコはベネディクトがあまりにも熱心に本を読んでいるのに興味を覚え、冷やかし半分に言った。
ドミニコ「何を読んでるんですか?」

ベネディクト「ああ、これ?これは、もうずっと前にアキオ・ムラカミという作家がアメリカで書いて出版した本ですよ、最近翻訳されたんです。ジョージ・オーウェルの小説『1984』へのオマージュとして、その続編として書かれてるんですよ。全編2巻で、題も『1986』と『1988』です。」

ドミニコ「ふぅーん。ジョージ・オーウェルの『1984』は私も読みましたよ。ジョージ・オーウェルの『1984』では、1984年核戦争後の世界のオセアニアという超大国を舞台に描いていますよね。主人公のウィンストン・スミスは、オセアニアの一部となった旧イギリスのロンドンに住んでいるんですが、1984年のイギリスはイギリスではなく、エアストリップ・ワン(滑走路一号)という名前で呼ばれ、オセアニアの不沈空母という露骨な名称が与えられていることになっているんですよね。」

ベネディクト「そうです。」

ドミニコ「オーウェルによると、その時世界はオセアニアとユーラシアとイースタシアという三つの超大国に分けられ、互いに永久戦争を維持することによって自分たちの体制と支配と権力を維持しているんです。三つの国はどれも一党独裁制で、どれも似たり寄ったりの全体主義なんですよね。」

ベネディクト「その通りです。ところでアキオ・ムラカミは日系アメリカ人作家で、ジョージ・オーウェルの描かなかったイースタシアという超大国を舞台にストーリーを展開させています。第1編の『1986』では。主人公はマルセル・スミスで、彼はイースタシアの一部となった旧日本東京に住んでいます。
 マルセル・スミスの「スミス」は、古英語で「鍛治」「職人」「鐵匠」を意味しているそうで、アキオ・ムラカミの『1986』ではニックネームとして時には、「Kajiya」さんとも呼ばれることもあります。」

ドミニコ「ふーん、スミスさんが、カジヤさんね。ラテン語だったら faber だね。」

ベネディクト「『1986』の今回為された翻訳では、イースタシアは東亜国、ユーラシアは欧亜国、オセアニアは大洋国となっています。『1986年』の日本の名称は「浮沈空母」となり、東京はエドと言われるようになっています。東亜国でも、ジョージ・オーウェルの大洋国(オセアニア)と似たような全体主義的支配を行っています。まあ、これはオーウェルの真似ですね。」

ドミニコ「おもしろそうですね。全くジョージ・オーウェルのコピーですね。」

ベネディクト「そうなんです。例えば、東亜国にも首都が無く、人民は自治が行われていると錯覚しています。エドには、政府の建物が威圧感をもって建てられており、全くジョージ・オーウェルの大洋国(オセアニア)の平和省(Minipax)、豊富省(Miniplenty)、真理省(Minitrue)、愛情省(Miniluv)などの制度をまねして取り入れています。オセアニアとは違ってイースタシアつまり東亜国は漢字文化なので、語彙の制限と漢字の簡略化などによる新しい国語を通して、人民が危険思想を持たないように、東亜国でも「新国語」運動が始められています。政府の省庁は例えば、次のように呼ばれています。
平和少:戦争を遂行する省
物資少:物資の管理をする省
真正少:思想統制をする省
友愛少:尋問と拷問を行い党に従わせる省
などです。」

 ベネディクトは言葉を続けた。
「新国語は、過去の伝統との断絶と思考の単純化と思想犯罪の予防を目的に成立しました。語彙を少なくし、漢字を簡略化し、超自然に関すること、天主に関することなど、今まで持っていたような意味を持たないようにされました。この言語が普及するならば、唯一の変わらない真理があるとかという「反社会的」な思想をもてなくなるのです。昔からの言葉の意味が分からないので、過去との断絶が生じるのです。
 1950年代から始まって核戦争に終わった大戦争の後、東亜国(イースタシア)は毛沢東の成し遂げなかったことを遂行すべく、第2次文化大革命(1962年~1965年)を行いました。東亜国のイデオロギーは「死の崇拝」とか「個の滅却」と言われていますが、本当は「人間の崇拝」であり「真理の滅却」でした。
 第2文化大革命の後、東亜国では、過去との断絶が組織的に体系的に行われました。言語による断絶、国民の歌う歌の断絶、儀式の断絶、暦の断絶、教育内容の断絶、法体系の断絶など、全てにわたって過去との断絶が生じました。」

ドミニコ「第2文化大革命による、過去との断絶ですか、ふぅーん、どこかで聞いたことがあるような話ですね。その第2次文化大革命って、どこかの丘の上で行われた偉大な会議のようですね?」

ベネディクト「良く分かりましたね。毛沢東の後継者であった毛沢山の指導する会議から第2次文化大革命が始まりました。その会議では、たとえば「2+2=4である、しかし、2+2=5であると信じている人々と同じ数である、また、2+2=6と言う兄弟たちを尊重して対話をし、決して彼らを傷つけてはならない」というようなことが言われて、「2+2=4である」という人々は、第2次文化大革命の精神に従わない不従順な反逆者であると考えられるようになりました。
 主人公のマルセルは指導的な立場にいた人ですがこの第2次文化大革命の大会議の時から声を高くして「旧思想」を固守します。しかし、大多数の指導者たちは、毛沢山になびき「新思想」を受け入れました。
 そこで決定的なことが起こるのです。1986年10月27日に、東亜国の全ての人民は、第2文化大革命の新思想の象徴である大きな大会を開いたのです。世界平和と人類一致のために、オセアニアやユーラシアなどからも指導者たちが一同に集められ、それぞれの指導者たちはそれぞれに「2+2=7」「2+2=2」「2+2=10」などと自分の思うままを叫びだし、東亜国の指導者である毛沢山はそれを全て正しいとしたのです。「2足す2は5である、もしくは3にも、同時に4と5にもなりうる」ということを信じよ、というメッセージが全国民に伝えられたのです。この本のタイトル1986はそこから来ています。」

ドミニコ「ふぅーん、それでその続きはどうなるの?」

(つづく)

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2011年7月2日にツァイツコーフェンの聖心神学校で行われた司祭叙階式の写真をご紹介します

2011年07月06日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様

2011年7月2日に、ドイツのツァイツコーフェンにあるイエズスの聖心神学校で行われた司祭叙階式の写真をご紹介します。

4名の新司祭が司教様によって叙階されました。この4人の新司祭の国籍はベルギー、オーストリア、スイス、ポーランドです。オーストリアのアンドレアス・ヤインドル神父様(Pater Andreas Jeindl)は、10人兄弟の長男だそうです。
愛する兄弟姉妹の皆様のお祈りをお願いいたします。

Bilder - Priesterweihen in Zaitzkofen (2. Juli 2011)

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)

ツァイツコーフェンのイエズスの聖心国際神学校で4名の新司祭がベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教様によって叙階されました(SSPX)


聖ピオ十世会の司祭の数は550名となりました。
他の修道会では、ミラノ外国宣教会(正式名:教皇庁立外国宣教会)457名、パリ外国宣教会247名、ユード会(イエズス・マリア会)395名、サン・スルピス298名など、となっています。

主よ、我らに司祭を与え給え!
主よ、我らに聖なる司祭を与え給え!
主よ、我らに多くの聖なる司祭を与え給え!

聖ピオ十世、我らのために祈り給え!

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2011年6月29日に、スイスのエコンにある聖ピオ十世神学校で行われた司祭叙階式の写真をご紹介します

2011年07月02日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様

2011年6月29日に、スイスのエコンにある聖ピオ十世神学校で行われた司祭叙階式の写真をご紹介します。

13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました。愛する兄弟姉妹の皆様のお祈りをお願いいたします。

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

Ecône - Reportages photos des ordinations du mercredi 29 juin 2011


聖ピオ十世国際神学校エコンで13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました(SSPX)

聖ピオ十世国際神学校エコンで13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました(SSPX)

聖ピオ十世国際神学校エコンで13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました(SSPX)

聖ピオ十世国際神学校エコンで13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました(SSPX)

聖ピオ十世国際神学校エコンで13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました(SSPX)

聖ピオ十世国際神学校エコンで13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました(SSPX)

聖ピオ十世国際神学校エコンで13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました(SSPX)

聖ピオ十世国際神学校エコンで13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました(SSPX)

聖ピオ十世国際神学校エコンで13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました(SSPX)

聖ピオ十世国際神学校エコンで13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました(SSPX)

聖ピオ十世国際神学校エコンで13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました(SSPX)

聖ピオ十世国際神学校エコンで13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました(SSPX)

聖ピオ十世国際神学校エコンで13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました(SSPX)

聖ピオ十世国際神学校エコンで13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました(SSPX)

聖ピオ十世国際神学校エコンで13名の新司祭がデ・ガラレタ司教様によって叙階されました(SSPX)


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【参考資料】震災前に動物異変

2011年07月02日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 こんにちは! 「叫ぶカラス、砂浜にクジラ…震災前に動物異変」という記事を面白く読みました。マグニチュード9・0を記録した東日本大震災の直前に、野生動物の異常行動に関する目撃証言が複数確認されているのだそうです。

 愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父


 ◆鳥

 「あれは前兆だったのでは」。現在も家屋の残骸が残る宮城県石巻市湊地区で30年以上暮らす阿部幸子さん(66)は、こう振り返る。

 この5年間、阿部さんは週に5日ほど、夫を未明の漁港に車で送り続けてきた。震災当日の午前1時50分頃、玄関のドアを開けた瞬間、鳴き叫ぶカラスの声にぼう然となった。初めての体験だった。

 暗闇の中で目をこらすと、公園で普段暮らす3倍近い約50羽が「ギャー、ギャギャギャ」と飛び回っていた。「こんな鳴き声聞いたことがない」。夫もけげんそうに暗い空を見つめていた。

 阿部さんと同じ地区に住む佐藤よし子さん(60)は、3月11日午前10時から正午頃、上空で激しく争うような数十羽のトンビの声を聞いた。普段は穏やかに飛んでいるが、この日は「ビーッ」「ビビビ」などと、けたたましい声をあげていた。強い揺れが襲ったのは、約3時間後だった。

 ◆クジラ

 震災1週間前の3月4日、茨城県鹿嶋市の海岸で、打ち上げられた小型クジラ54頭が発見された。同県大洗水族館(大洗町)によると、体長2~3メートルのカズハゴンドウで、同館の島田正幸・海獣展示課長は「遠浅の海に迷い込み砂浜に乗り上げたのでは」と推測するが、地震との関係はわからないという。

 ただ、同様の現象は、今年2月のニュージーランド大地震の前にも確認されている。現地報道によると、同国南西部の島で地震の数日前、107頭のゴンドウクジラが乗り上げた。
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