Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

ソウルにての幸福な待降節第一主日のミサ

2009年11月30日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 ソウルでの待降節第一主日の聖伝のミサは、幸福のうちに終わりました。聖歌隊は大変うまくグレゴリオ聖歌を歌いました! 天主様に感謝! 韓国語では待降節を、「将臨」または新しい用語で「待臨節」と言います。
 数日前から、私たちの聖堂のあるビルの真ん前に歩道橋と信号が付きました。道の向こう側に行くのに大変不便だったのですが、聖体行列をしたからだ、と大きな「奇蹟」にみんな大喜びでした。
 私は今日、フィリピンに到着し、遅れている仕事に追いつこうとしております。愛する兄弟姉妹の皆様のお祈りに深く感謝しております。
 明日は、月の初めですから、またロザリオの十字軍の報告をよろしくお願いいたします。

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

たくさん祈らなければ

2009年11月28日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 今日、ソウルでは、私たちは明日の待降節第一主日のグレゴリオ聖歌の練習をしました。このアレルヤ唱はクリスマスの深夜ミサ聖祭のアレルヤと全く同じです。

 この前も書きましたが、以前の大蔵大臣が今の財務大臣ですから、民主党政府のためにたくさん祈らなければなりません。何故なら、この同じ大臣の時に日本では就職氷河期と言われるものが来たからです。私たちには良い指導者を受けるにふさわしくないものですが、私たちの主が我らを憐れみ給いますように、たくさん祈らなければなりません。

 ニュースによると、ゴア元アメリカ副大統領が、二酸化炭素が地球温暖化の原因ではないことを認めたそうです。しかし、たとえ地球が温暖化しても、愛する日本には、就職氷河期が来る可能性があるので、若い学校を卒業する青年たちに仕事が与えられることを祈りましょう。

 ついでにアメリカでは金の価格がドンドン上がっているそうです。ドルの信用はますますなくなっているように思えます。主よ、我らを憐れみ給え!

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

ソウルの3 名の博士

2009年11月27日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 ソウルでの聖伝のミサ聖祭に、昨日も、今日も、3人づつの大学教授が来られました。侍者は2日間ソウル大学の研究者でした。韓国に天主様からの祝福が豊かにありますように!天主様に感謝します。

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

現代のサマリア人

2009年11月26日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 このごろ、ふと、こんなことを考えました。現代のサマリア人のたとえです。


 あるユダヤ人がイエルサレムからエリコに行く途中、盗賊に襲われて、半死半生で身ぐるみを剥がれ持っているものを奪われた。

 そこを司祭が通ったが、横に避けて通り過ぎた。

 またレビ人が通ったが、横を避けて通り過ぎた。

 最後に、サマリア人がこの半死半生のユダヤ人のそばを通ろうとして、彼に気づき、手を伸ばして助けた。

 ところが、サマリア人は盗賊の犠牲者が一人だけではなく、多くいることに気づき、出来るだけのことをして助けようとした。

 何故、多くの犠牲者がいるのか? 司祭やレビ人たちが、よりよい世界の建設のために、盗賊たちを排斥するのを止め、盗賊たちと対話を始めたからだ。盗賊たちは自分のやり方に自信を持った。盗賊たちの新聞である『悪旗』には、司祭と盗賊とのインタビューも掲載された。金持ちから余分な金を奪って貧しい人々に施すのだ。ユダヤ人はこれからは誰とでも対話をしなければならない。開かれたユダヤ教となるのだ。

 司祭たちに忠誠を尽くす忠誠派のユダヤ人たちは、サマリア人を避難した。サマリア人は違法的だ、司祭たちの許可がない、破門されている、サマリア人は間違っている、司祭たちに忠誠であるならば、本当のユダヤ人ならば、サマリア人から助けを得てはならない!!と。

 このネガティブなキャンペーンのために、多くの犠牲者は命を失い、また多くは盗賊の一味となった。サマリア人は排斥されユダヤ人たちから追放されようとした。


 このたとえを聞いていただきたいと思う方々は、これをお読みではないでしょう。これをお読みの愛する兄弟姉妹の皆様には、私の言わんとすることが、たとえ無しに十分に理解されていることでしょう。

主よ、我らを憐れみ給え!

天主の御母聖マリアよ、我らのために祈り給え!

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

ただひたすら感謝

2009年11月24日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 昨日の勤労感謝の日には、東京の聖伝のミサ聖祭に16名の愛する兄弟姉妹の皆様が、今日は7名の方々がミサ聖祭に与ることが出来ました。外国からの愛する兄弟姉妹たちを親切をもって歓迎し案内してくれた方々にも深くお礼を申し上げます。私たちは、本当に幸福です。

 来週の主日から待降節です。天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

天主に感謝!

2009年11月22日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様!!

 天主に感謝! 愛する兄弟姉妹の皆様に感謝!

 今日は東京での聖伝のミサ聖祭では、大阪の愛する姉妹の方々が、素晴らしく出来たロザリオアルバムをミサ聖祭に来られた全ての愛する兄弟姉妹の皆様にプレゼントしてくださいました。すごく良く出来ているものでロザリオを深めることが出来ます。感謝、感謝、感謝!

 今回は、4名ほど東京で新しく聖伝のミサ聖祭に与った方々がおり、42名(男性21名、女性21名)の愛する兄弟姉妹の皆様がミサ聖祭に与るお恵みを受けました。香港やアメリカやドイツからのお客様もおられました。天主様に感謝!

 明日のミサ聖祭は、朝の8時です。お間違えのないようによろしくおねがいいたします。

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

今から20年前の1989年11月19日は、ルフェーブル大司教様の司祭叙階60周年でした

2009年11月21日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 今から20年前の1989年11月19日は、ルフェーブル大司教様の司祭叙階60周年でした。

 ルフェーブル大司教様はご自分の引退後の余生を、聖伝のミサを救うために、カトリック司祭職を救うために、カトリック聖伝の信仰を守るために、全力を尽くした司教でした。

 ルフェーブル大司教の1989年11月19日の説教を聞く(フランス語)Ecouter le sermon du jubilé du 19 novembre 1989

 このお説教の日本語訳がまだ出来ていないので、その代わりに今から30年前の1979年9月23日にルフェーブル大司教様がパリで祝った司祭五〇周年記念のミサ聖祭の御説教をもう一度お読みになることを提案します。


「私は皆さんにこうも言います。聖三位一体の栄光のため、私たちの主イエズス・キリストへの愛のため、天主の御母聖マリアへの信心のため、教会への愛のため、教皇様への愛のため、司教・司祭・全信徒の方々への愛のため、この世の救いのため、霊魂の救いのため、
私たちの主イエズス・キリストのこの遺言・契約を守りなさい!

 私たちの主イエズス・キリストのいけにえを守りなさい。
永遠のミサ聖祭を守りなさい!


 そうすればあなたたちはキリスト教文明がもう一度開花するのを見るでしょう。
この世のためのものではない文明が、カトリックの国へと人々を連れて行く文明が。
このカトリックの国とは、地上のそれが準備する天国のカトリックの国のことです。
地上のカトリックの国は、他でもないそのために作られるのです。
この地上のカトリックの国は、天国のカトリックの国以外のためにあるのではありません。

 ですから、私たちの主イエズス・キリストの御血を守りながら、そのいけにえを守りながら、このミサ聖祭を守りながら、私たちの祖先によって私たちに遺産として伝えらたこのミサ聖祭、使徒達から現在に至るまで遺産相続されたミサ聖祭を守りながら、--- もうすぐ、私は自分の叙階式の時に使ったのと同じカリスを使ってそこでこの同じ言葉を唱えます。私が叙階を受けた五十年前このカリスで唱えた聖変化の言葉とは別の言葉をどうして唱えることが出来るでしょうか、それは出来ません、--- 先祖が私たちに教えてくれた通り、教皇様たちや司教様たち、私たちの先生であった神父様たちが教えてくれた通り、私たちはその同じ聖変化の言葉を唱え続けることでしょう。それは私たちの主イエズス・キリストが統治するためです。
そして霊魂が私たちの天の良き母である聖母マリア様の御取り次ぎによって救われるためです。」




 また、今日から丁度35年前の「ルフェーブル大司教様のローマにおける1974年11月21日の宣言」もお読み下さい。


私たちは、心の底から全霊を上げてカトリックのローマに、
すなわちカトリック信仰の保護者であり
この信仰を維持するために必要な聖伝の保護者である永遠のローマ、
知恵と真理の師であるローマによりすがる。


 私たちは、しかしながら、第2バチカン公会議と
それに由来して
公会議後の全ての改革において明らかに現れた
公会議新近代主義と新プロテスタント主義の傾向を持つローマに従うのを
拒否し、常に拒否した。

 実に、これら全ての改革は
カトリック教会の瓦解と司祭職の崩壊、
いけにえと秘蹟の無化、修道生活の消滅、
大学・神学校・公教要理における自然主義とテイヤール主義、
教会の荘厳教導権によって何度も排斥された自由主義とプロテスタント主義とに
由来する教育のために貢献したし、今でも貢献し続けている。

 たとえ位階制度の最も高い地位に上げられたものであれ、
いかなる権威といえども、
19世紀もの長きにわたって教会の教導職によって
明らかに表明され、宣言された
私たちのカトリック信仰を棄てる、あるいは減少させるように
強制することは出来ない。

 聖パウロはこう言っている。
「私たち自身であるにせよ、天からの天使であるにせよ、
私たちがあなたたちに伝えたのとはちがう福音を告げる者にはのろいあれ。」
(ガラチア1:8)

 これが今日、教皇様が私たちに繰り返し言われることではないだろうか。
そしてもしも万が一、教皇様の言葉と行動において、
また聖座の諸聖省の文書において、
1つでも [過去の教導権との] 矛盾が現れるなら、
その時私たちは、常に教えられていたことを選び、
私たちは教会を破壊する革新に耳を閉じる。


 Lex credendi(信仰の法)を変更することなく
les orandi(祈りの法)を深く変更させることは出来ない。
新しいミサは新しい要理と新しい司祭職に対応し、
新しい神学校、新しい大学、
カリスマ運動的教会、聖霊降臨運動的な教会、
また正統と常なる教導職とに対立する全てに対応している。

 この改革は、自由主義と近代主義とに由来するが故に、
その全てに毒が含まれている。
これは異端から生み出され異端へと辿り着く。
良心的で忠実な全てのカトリック信者にとってこの改革を受け入れ、
なにがしらであれそれに従うことは出来ない。


 私たちの霊魂の救いのために、
教会とカトリックの教えとに忠実である唯一の態度は、
改革を受け入れることを断固として拒否することである。


 それ故、いかなる反乱も、苦々しさも、憎悪もなく、
私たちは常なる教導職の星の導きの元、司祭養成の事業を続ける。
私たちは
聖なるカトリック教会に、教皇様に、そして未来の世代に、
これよりも偉大な奉仕をすることが出来ないと確信している。

 それ故、聖伝の真理の光が
永遠のローマの空を暗くしている暗闇を追い払う日を待ちながら、
私たちは、永遠の教会によって過去信じられていたこと、
信仰と道徳と礼拝、公教要理の教え、
司祭の養成、教会の諸施設において実践されていたこと、
公会議の近代主義の影響を受ける前に出版された本の中に法定化されたことを
全て固く保持する。


 天主の聖寵と、童貞聖マリア・聖ヨゼフ・聖ピオ十世の御助けによって、
こうすることによって、私たちはローマ・カトリック教会に忠実であり、
ペトロの全ての後継者に忠実に留まり、
fideles dispensatores mysteriorum Domini Nostri Jesu Christi in Spiritu Santo
(聖霊において私たちの主イエズス・キリストの玄義の忠実な奉仕者)
となることができると確信している。アーメン。

童貞聖マリアの奉献の祝日
ローマにて、1974年11月21日

+ マルセル・ルフェーブル


Jesu Redemptor omnium クリスマスの第一晩課の讃歌

2009年11月21日 | グレゴリオ聖歌
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、こんにちは!

今日は、グレゴリオ聖歌に親しむ会で、Jesu Redemptor Omnium を練習するので、その日本語訳を作ってみました。ご参考までにどうぞ!

1. Jesu Redemptor omnium,
Quem lucis ante originem,
Parem paternae gloriae,
Pater supremus edidit.

全ての者の贖いぬしなるイエズスよ、
光の源の前に
聖父の栄光と同じくを
最高の聖父は与え給うた。

2. Tu lumen et splendor Patris,
Tu spes perennis omnium:
Intende quas fundunt preces
Tui per orbem servuli.

御身は聖父の光と輝き
御身は全ての者の永久の希望、
地上の全ての御身の僕らが
捧げる祈りを聞き給え。

3. Memento, rerum Conditor,
Nostri quod olim corporis,
Sacrata ab alvo Virginis,
Nascendo, formam sumpseris.

ものごとの創造主よ、記憶し給え、
その昔、聖なる童貞女の胎内より生まれ、
私たちの肉体の
形を取り給うたことを。

4. Testatur hoc praesens dies,
Currens per anni circulum,
Quod solus e sinu Patris
Mundi salus adveneris.

今のこの日が証する、
一年の周期を回り巡り、
御身が聖父の懐から独りで
世の救いとして到来されたことを。

5. Hunc astra, tellus, aequora,
Hunc omne quod caelo subest,
Salutis auctorem novae,
Novo salutat cantico.

この星、地球、天空は、
天の下にあるこの全てのものは、
新しい救いの造り主を
新しい歌もて挨拶せんことを。

6. Et nos, beata quos sacri
Rigavit unda sanguinis,
Natalis ob diem tui,
Hymni tributum solvimus.

我らは、聖なる御血の
至福の波に洗われ
この日、御身のご誕生の
讃歌の貢ぎを払い奉る。

7. Jesu, tibi sit gloria,
Qui natus es de Virgine,
Cum Patre et almo Spiritu,
In sempiterna saecula. Amen

イエズスよ、童貞女より生まれ給うた
御身に栄光あれかし
聖父と聖霊と共に
代々に至るまで。アメン

【参考資料】
JESU REDEMPTOR OMNIUM THE NATIVITY OF OUR LORD. CHRISTMAS DAY / At First Vespers.

バルバラ・フラーレ女史によると、トリノの聖骸布にイエズスの死亡証明書が書かれていた

2009年11月21日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 トリノの聖骸布に、ギリシア語で "(I)esou(s) Nnazarennos" また "iber" (これはティベリウス "Tiberiou" という皇帝の名前の一部)という名前がうっすらと書かれていることが発見された、ということを教えてもらいました。

 バルバラ・フラーレ女史(Dr Barbara Frale)によると、聖骸布にギリシア語とラテン語とアラマイ語とが書かれてあるそうです。文字は聖骸府に「書き散らされて」おり、イエズス・キリストの生きていた当時の中東の字体で書かれてます。バルバラ・フラーレ博士によると、当時のローマ官僚によって誰の遺体かが区別できるように書かれたことであろうとのことです。
 イタリア語で書かれたバルバラ・フラーレの本 "La Sindone di Gesu Nazareno" によると、「ナザレトのイエズス、(民衆を反乱に拐かした罪で断罪され、ティベリウス皇帝の第16年に死刑、午後三時におろされる」
 しかしそれに対して、単なるイマジネーションに過ぎないという反論もあります。

 英語でこんな記事がありました。
Death certificate is imprinted on the Shroud of Turin, says Vatican scholar


A Vatican scholar claims to have deciphered the "death certificate" imprinted on the Shroud of Turin, or Holy Shroud, a linen cloth revered by Christians and held by many to bear the image of the crucified Jesus.

Dr Barbara Frale, a researcher in the Vatican secret archives, said "I think I have managed to read the burial certificate of Jesus the Nazarene, or Jesus of Nazareth." She said that she had reconstructed it from fragments of Greek, Hebrew and Latin writing imprinted on the cloth together with the image of the crucified man.

The shroud, which is kept in the royal chapel of Turin Cathedral and is to be put in display next spring, is regarded by many scholars as a medieval forgery. A 1988 carbon dating of a fragment of the cloth dated it to the Middle Ages.

However Dr Frale, who is to publish her findings in a new book, La Sindone di Gesu Nazareno (The Shroud of Jesus of Nazareth) said that the inscription provided "historical date consistent with the Gospels account". The letters, barely visible to the naked eye, were first spotted during an examination of the shroud in 1978, and others have since come to light.

Some scholars have suggested that the writing is from a reliquary attached to the cloth in medieval times. But Dr Frale said that the text could not have been written by a medieval Christian because it did not refer to Jesus as Christ but as "the Nazarene". This would have been "heretical" in the Middle Ages since it defined Jesus as "only a man" rather than the Son of God.

Like the image of the man himself the letters are in reverse and only make sense in negative photographs. Dr Frale told La Repubblica that under Jewish burial practices current at the time of Christ in a Roman colony such as Palestine, a body buried after a death sentence could only be returned to the family after a year in a common grave.

A death certificate was therefore glued to the burial shroud to identify it for later retrieval, and was usually stuck to the cloth around the face. This had apparently been done in the case of Jesus even though he was buried not in a common grave but in the tomb offered by Joseph of Arimathea.

Dr Frale said that many of the letters were missing, with Jesus for example referred to as "(I)esou(s) Nnazarennos" and only the "iber" of "Tiberiou" surviving. Her reconstruction, however, suggested that the certificate read: "In the year 16 of the reign of the Emperor Tiberius Jesus the Nazarene, taken down in the early evening after having been condemned to death by a Roman judge because he was found guilty by a Hebrew authority, is hereby sent for burial with the obligation of being consigned to his family only after one full year". It ends "signed by" but the signature has not survived.

Dr Frale said that the use of three languages was consistent with the polyglot nature of a community of Greek-speaking Jews in a Roman colony. Best known for her studies of the Knights Templar, who she claims at one stage preserved the shroud, she said what she had deciphered was "the death sentence on a man called Jesus the Nazarene. If that man was also Christ the Son of God it is beyond my job to establish. I did not set out to demonstrate the truth of faith. I am a Catholic, but all my teachers have been atheists or agnostics, and the only believer among them was a Jew. I forced myself to work on this as I would have done on any other archaeological find."

The Catholic Church has never either endorsed the Turin Shroud or rejected it as inauthentic. Pope John Paul II arranged for public showings in 1998 and 2000, saying: "The Shroud is an image of God's love as well as of human sin. The imprint left by the tortured body of the Crucified One, which attests to the tremendous human capacity for causing pain and death to one's fellow man, stands as an icon of the suffering of the innocent in every age." Pope Benedict XVI is to pray before the Shroud when it is put on show again next Spring in Turin.

 日本語の記事です。トリノの聖骸布にキリストの名前 歴史研究家が発見と発表

【ローマ共同】ローマ法王庁(バチカン)の歴史研究家バルバラ・フラーレさんは、キリストの遺体を包んだ亜麻布と信じられている「トリノの聖骸布」から、キリストの名前や「処刑された」と書かれた文字を発見したと発表した。20日付のイタリア紙レプブリカなどが伝えた。

 聖骸布をめぐっては、中世以降の偽物との説もあり論争が続いている。フラーレさんは今回の発見で、本物である可能性が強まったと指摘した。

 聖骸布にはやせた男性の全身像の影が写っており、文字は顔の周辺で見つかった。非常に薄かったため、コンピューターの画像処理で、くっきりと浮かび上がらせた。

 その結果、キリストの生きていた当時、使われていたアラム語やギリシャ語、ラテン語で、処刑が行われたことを示す文字やキリストの呼び名だった「ナザレのイエス」の文字が見つかった。

 当時、処刑された人間の遺体は一定期間をおいて遺族に渡す風習があり、遺体判別のため名前などを書いた紙を布に張り付けた。フラーレさんは文字は、紙のインクが布に染み込んだものと推測している。

 別の英語の記事:Researcher: Faint writing seen on Shroud of Turin By ARIEL DAVID

ROME ― A Vatican researcher has rekindled the age-old debate over the Shroud of Turin, saying that faint writing on the linen proves it was the burial cloth of Jesus.

聖ピオ十世会(SSPX)日本のウェブ・サイトでは、説教集に新しく十月の説教がアップされました

2009年11月19日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 聖ピオ十世会日本のウェブ・サイトでは、説教集に新しく今年の十月の説教がアップされましたので、お知らせいたします。よろしくお願いいたします。

 愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

【参考資料】

 聖ピオ十世会のフィリピンの特別ウェブ・サイトが出来ましたのでご紹介します。

 マニラの「勝利の聖母」教会

 イロイロの「聖ベルナルド修練院」

 イロイロに引っ越したベタニアの家

 三つのウェブ・サイトがアジア管区のウェブ・サイトにまとめられています。



【関連リンク】



アイルランドのカトリック教会の現状:40歳以上の司祭の数は、40歳以下の司祭の数の10倍

2009年11月19日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 アイルランドのカトリック教会の現状をお伝えいたします。One priest per Dublin parish shortly, archbishop warnsの記事を参考にしました。

 カトリックの優勢だったアイルランドのダブリン大司教区ではすぐに199の小教区教会で働く司祭の数がようやくやっとになるだろう、とダブリンの大司教Archbishop Diarmuid Martin は語った。

 マルチン大司教によると、「80歳以上の司祭が46名おり、35歳以下の司祭は2名しかいない。司祭の数は、すぐに199の小教区教会で司牧ぎりぎりに落ちるだろう。」「ダブリン大司教区では、今、40歳以上の司祭の数は、40歳以下の司祭の数の10倍いる。

カトリックのトゥアム大司教区 Tuam Catholic archdiocese では、今後4年で司祭の数は30%減少する。

 ホバン神父(Fr Brendan Hoban)は、「自分のキララ司教区 Killala diocese では、20年後に今の34名の司祭の代わりに8名しか司祭がいなくなる、しかも、60歳以下の司祭は2,3名となるだろう」「アイルランドでは二、三十年の間に司祭が無くなっているだろう“the difficult truth is that priests will have effectively dissappeared in Ireland in two to three decades”」と言う。

 主よ、我らを憐れみ給え!

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

【関連記事】

フランスにおけるカトリック教会の状況:司祭不足により司教区は死の危険に瀕している

2009年11月19日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 フランスにおけるカトリック教会の状況をお知らせいたします。これは、次のブログを参考にしました。

ÉVÊQUES DE FRANCE : LEURS DIOCÈSES SE MEURENT MAIS LE "RÉSERVOIR" TRADITIONALISTE N'EXISTE PAS

英語訳は、次をご覧下さい。
The 'Traditional Reservoir' and the French bishops

司祭不足のためにフランスの司教区の命は死の危険に瀕している。
la vie des diocèses de France est en péril de mort, faute de prêtres.

予告された窒息死(Une asphyxie annoncée):

(1)フランスの司教区所属の司牧中の司祭数は、9000名以下である。無視できないほど多くのフランス司教区では10年後には司牧可能の司祭の数は最大10名となる。

(2)神学生の数は2年前から750名以下となっている。

(3)司祭叙階数は100名以下となるだろう。

(4)2009年の新学期には最大120名のみが神学校に入学すると言う。


 そこから導き出されること:将来15年後には、フランスの司教区の三分の一は廃止統合されるべきである。

 同時に、聖伝を守る司祭たちをますます無視できなくなっている。

(1)フランスの司牧中の司祭の3%が聖伝の司祭である(教区司祭で聖伝のミサを捧げている司祭を除く)。すなわち260名で、そのうち聖ピオ十世会司祭が140名、エクレジア・デイ委員会に属する諸修道会の計は120名。

(2)フランスの神学生のうち、14%以上の叙階が聖伝の典礼による(Paix liturgique, n. 183, 22 juin 2009)。 2009年には、15名が聖伝の典礼によって叙階された(そのうち6名が聖ピオ十世会のフランス人司祭)。

(3)フランスの神学生のうち、20%が聖伝のミサのために叙階されている。もしもこの調子で増加し続けると、二年後には四分の一の神学生が聖伝のミサのために叙階されることになるだろう。もしも聖伝の司祭たちが、司教区で「普通の」司牧が出来るようになったなら、このような神学生の数はさらに増加するだろうことは皆が知っている。

(4)フランスの召命の25%が、聖伝のミサのためである (Paix liturgique, n. 199, 12 octobre 2009)。 2009年9月の新学年の入学では、聖伝の養成を受ける神学校への入学者は41名であった(そのうち聖ピオ十世会の神学校への入学者は17名)。

 聖伝の司祭たちは、フランス国内で400の聖伝のミサの場所で働いているに過ぎない。その400の聖堂のうち、184の聖堂は聖ピオ十世会によって、その他はエクレジア・デイ委員会に属する諸修道会によって維持管理されている。

 2008年9月のCSAのアンケート調査によると、フランスにおいて、宗教を実践している三分の一のカトリック信徒たちは、自分の小教区教会で聖伝のミサが捧げられるなら喜んで聖伝のミサに与るといっている。

 しかしフランスの司教たちにとって、これらの三分の一の信徒たちは存在していないも同様である。司教区は死のうとしている、しかしイデオロギーは死んでいない。

 主よ、我らを憐れみ給え!

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

【関連記事】


エレイソン・コメント

2009年11月18日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 つい最近のウィリアムソン司教様のエレイソン・コメントでは、ついに、中国語の翻訳も登場しました。

 ウィリアムソン司教様が引用しているように、女性の本当の幸せは、男になることではなく、女性となることです。あたりまえのことですが。

 カトリック信仰は、女性をして天主の御母聖マリアのようにするでしょう。貞潔な女性に、天主の御旨なら子沢山の母親に。

 フェミニズムは、女性をして男に変え、できることなら、情欲を満足させるだけの道具に、子供を産まない姦淫の道具に変えることでしょう。だから、フェミニズムは、堕胎や避妊を権利として要求し、女性が男性のような服装をして、男性のように話し、男性のように労働することを目指すのです。

 ウィリアムソン司教様が引用した女性は、フェミニズムの誤りに早めに気づきました。しかし、多くの方々は、フェミニズムの誤りに気づいた時は既に母親になることも出来ず、女性としての最高の花開く時を、企業への奉仕と残業と会合とで使い果たしてしまいます。イデオロギーに染まった方々は、女性と男性との違いということさえ分からなくなってしまうようです(「通常形式」と「特別形式」とは同じだというのと似ている?)。更にフェミニズムの亜流は、男性をして化粧させ、女性化させ、去勢させるのです。

 すべてをカネで計り、人気投票で計ろうとするからでしょうか。女性は男のようになり、男性は女のようになり、女性は男性に対して闘争し、更には男性は女性に対して闘争を挑むようになるでしょう。

 天主の御旨によれば、互いに助けあい補う両性は、バランスになり、互いに弁証法的に闘争するように駆り立てられるのです。

 天主の権威が否定され、政治的権威が否定され、家族の聖性と尊厳が否定され、父親の権威が否定された後に、フェミニズムは誕生しました。母親を否定するために。

 天主を否定され、王を否定され、家族を否定され、父親を否定され、母親を否定された人間は、分断化し、核化し、孤立化します。これをつなげる唯一のものは市場でしかなくなってしまいます。しかも、その市場さえも不平等の根元として否定されるでしょう。

主よ、我らを憐れみ給え!
キリエ・エレイソン

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

幼きイエズスの聖テレジア

2009年11月17日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 本当の愛徳は、愛する同胞の永遠の救霊に無関心であることができません。天主に対する愛に基づく本当の愛国心も、それを教えています。まず、救霊を考えるのが本当の愛徳です。

 聖トマス・モアも、聖ジョン・フィッシャー司教も、この愛徳と愛国心を持っていたがために殉教しました。

 私たちの祖国日本は、聖母マリアの汚れ無き御心に奉献されています。かつて私たちのカトリックの指導者たちは、愛する同胞の救霊をまず願っていたからです。

 幼きイエズスの聖テレジアも、多くの霊魂の救いのために償いの生活をカルメルで送りました。多くの霊魂の救いのために。本当の愛徳を持っていたがゆえに。

 主よ、我らに本当の愛徳の精神を与え給え!

天主の御母聖マリアよ、我らのために祈り給え!

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

教皇様のファチマ訪問

2009年11月17日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 来年(2010年)5月13日には、ベネディクト十六世教皇様がファチマに巡礼されるとのことです。是非この機会に教皇様が世界中の司教たちと聖母マリア様のお望みの通りにロシアを聖母マリアの汚れ無き御心に奉献(聖別)してくださるように、たくさんのロザリオをお願いいたします。
 世界の本当の平和のために。

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様をお待ちしております
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