Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

2020年6月21日の聖伝のミサの報告

2020年06月21日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
ヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様!

こんばんは!今日は、東京ではイエズスの聖心の荘厳祭を行いました。78名の方々がミサ聖祭に与ることができました。天主に感謝いたします。

大阪では18名の方々が祭壇の犠牲に与りました。大阪ではほとんどの方々がイエズスの聖心の祝日にミサに与っておられましたので、聖霊降臨後第三主日のミサを行いました。

今回は、東京の二回目と三回目のミサで、また大阪のミサで短い生の説教をしてみました。

愛する兄弟姉妹たち皆様に御報告を紹介いたします。

【報告】
Dear Fr Onoda:

今日の東京でのミサの参列者数は下記の通りです。

09:00のミサ
男: 14人(内、子供2人)
女: 12人(内、子供2人)
計: 26人(内、子供4人)

11:00のミサ
男: 14人(内、子供2人)
女: 14人(内、子供4人)
計: 28人(内、子供6人)

12:30のミサ
男: 10人(内、子供0人)
女: 17人(内、子供1人)
計: 27人(内、子供1人)

3回のミサの合計(ダブルカウントの3人を除く)
男: 36人(内、子供4人)
女: 42人(内、子供7人)
計: 78人(内、子供11人)




以上は、東京での写真です。









以上は大阪での写真です。



【聖体の黙想】聖体は天主の正義の御怒りを防ぐ楯である

2020年06月21日 | カトリックとは
テニエール神父著『聖体の黙想』 (1953年) (Révérend Père Albert Tesnière (1847-1909))より

聖体の制定された理由

聖体は天主の正義の御怒りを防ぐ楯である

 礼拝 慈悲深い救い主イエズス・キリストが絶えず尊い司祭の任務を尽くし、また、世の罪のために生贄(いけにえ)とおなりになるその祭壇の前にひれ伏して、大いなる信仰と尊敬と、聖なる畏れとをもって聖体を礼拝しよう。主はここに十字架上でなされたと同じく、天地の間にあげられ、無力な被造物と創造主との間に立って、天主の御怒りをお和らげになるのである。黙示録によれば、主は、天にあってもやはり屠られた羊として、御身を祭壇の上に横たえになるというが、それはこれによって天父の光栄と、人類の救霊とのために、十字架上の生贄となることを天父に絶えずお示しになるためにほかならない。

天国には天父の御怒りの源となり、また恩恵の喪失の原因となる罪がない。しかし、それにもかかわらず、やはり天主の小羊の生贄が、そこに続けられているなら、地上ではなおそれが必要なことは明らかである。犠牲なしに地上に平和はありえないのである。ああ、わが天主よ、人々は腐敗し、御身の聖名は汚され、御身の権利は認められず、あらゆる悪はたやすく行なわれ、霊魂の救済は、すっかり忘れられている今日、もしも御子の祈り、償い、犠牲が地上になかったならば、すなわち、絶えず御血を捧げ、御身の光栄のために御自らをお供えになるイエズスが、おいでにならなかったなら、この世はどんなになっていることであろうか。
至聖なる秘跡の陰に隠れ、贖罪の司祭職を執行されるイエズス・キリストを礼拝しよう。主は司祭に必要なすべての資格をそなえておいでになる。主は純潔にして聖、罪を厭(いと)い、天父の光栄のほかなにもお求めにならず、世間を軽んじ、しかも罪人に対しては無限の慈悲をもっておいでになり、実に理想的大司祭の資格をすべて完全に具備しておられる。それは、主が限りなく完全な天主の御子に在すからである。
聖体の中での主は、また完全な生贄である。これ以上にすぐれた生贄が他にあるだろうか。光栄の主が一塊のパン、一杯のぶどう酒の外観のもとに隠れ、秘跡の中に身を落として、天父にお捧げになるものはなんであろうか。そのご霊魂、ご肉身、御血、ご生涯、ご権能、ご自由のすべてではないだろうか。
ああ、主を礼拝しよう。たぐいなき大司祭、たぐいなき生贄なる主をひれ伏して礼拝しよう。

感謝 主が聖体の中で絶えずお捧げになるすべての生贄を、深い感謝の念をもって眺めながら、愛によって主の成し遂げられたこのたえなる発明についてよく黙想しよう。主が人となって、死、しかも十字架の死に至るまでおのれを虚しくされたあとに、さらに聖体の秘跡の中に隠れ、祭壇上での生贄となられたのは、決して他から強いられたのでもなく、また、こうしなければならない義務があったからでもない。それは全く主ご自身のご選択によるものであって、純粋に主のあわれみ深い聖心から最初に流れ出た愛が一瞬ごとに繰り返されて生ずる常に新しい賜物であるということができる。そして私たちの罪と反逆と忘恩とによって絶えずそこなわれている天主の御稜威(みいつ)と正義とが、いつも必要以上に償われているのは、全くこの生贄のおかげである。

救い主が天地の間に立って執り成したもうのは、天父の御怒りをなだめて天主と人との間に平和を回復し、この世に生を受けるすべての人に十字架の救済を教えて、自然の生活と超自然の恩恵との間に仲介をされるためである。聖体は義人にとっては罪に陥る危険の防御となり、罪人にとっては再起のために必要な力となり、臨終の人にとっては安んじてともに永遠の休息にはいる伴侶となり、全世界にとっては最上の祝福となるのである。
絶え間なく罪が犯されているために、聖体は世の終わりまでその存在を続け、また罪の破壊のあとを償うよう、罪のあるところへはどこまでも従いゆかれるために、聖体は地上にくまなくおいでになるのである。
ああ、聖体の中に在したもう救い主の御執り成しは、いかに甘美で愛にあふれ、いかに忍耐に富み有力であることだろう。ああ、平和の祭壇、大司祭にして生贄なるイエズスの聖体よ、御身がとこしえに祝せられ賛えられますように。

償い この世における罪の憎むべきありさまに注意しよう。天主の小羊が世の罪を贖うために御身を供えられる祭壇の前で、やはり罪悪が続けられ、このたぐいない愛も、驚くべき屈辱も、すべてが無益であるかのようにみえている。

人間はイエズス・キリストの御生贄をあなどり汚して、忘恩をもって愛に報い、いっそう天主の怒りを招く。世界中どこにも聖体がおいでになるのだから、全世界が大神殿と化した今日、罪人の冒瀆は実にこの神殿の中で行なわれるわけである。罪を防ぎ、罪を償われるために、聖体が勧告、助力、生贄、贖罪をおやみなくつづけ、ますます奮発されるにもかかわらず、いや、ますます奮発されるほど、人々は、なお天主にそむくのである。ああ、私たちは、いかなる罰を期待しなければならないだろうか。
だから、よく自分を省みて今までの大罪を思い起こし、それがどんなに重く、どんなに大きいかを糾明しよう。主が二千年になんなんとするあいだ、聖体の中におとどまりになっているその愛の大きさと、あなたの罪の重さとを比較しよう。主を愛するために、主がお嫌いになるようにあなたも罪を忌み嫌い、主の御慈悲の賜物なる聖体を天主にお捧げしよう。もしあなたが、なおも主の愛を軽んじ続けるならば、あなたの受ける審判は、いかに厳しく恐ろしいものであろうか。

祈願 たびたび聖体のみ前に出て、聖体のみそばでお祈りしよう。これは最もよき執り成しの大司祭、世の罪の贖いなる最上の犠牲によって祈ることである。この大司祭、この生贄が常に聖体の中においでになることを記憶するように。あなたは罪に汚れた不忠実な自分の霊魂のために、なだめの生贄の御取り次ぎを頼み、また、あなたの親族、恩人、友人を同じく聖体のご保護のもとにおかねばならない。親鳥の翼の下にかくまわれる雛は荒鷲を恐れる必要がない。私たちもまた聖体のご保護により頼むとき、地獄の攻撃に破れることなく、したがって天主の御怒りを招く憂いはないのである。

実行 特に誘惑を感じる場合、あるいは危険に臨み、困難に際しては大きな信頼をもって聖体に祈ろう。






2020年6月21日(主日)前後の聖伝のミサの予定:Traditional Latin Mass for June 21, 2020

2020年06月21日 | 聖伝のミサの予定

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

今週末:2020年6月19日(金)20日(土)21日(主日)のミサの予定を再確定します。予定通りです。

【大阪】「聖ピオ十世会 聖母の汚れなき御心聖堂」 大阪府大阪市淀川区東三国4丁目10-2 EG新御堂4階 〒532-0002 (アクセス)JR「新大阪駅」の東口より徒歩10-15分、地下鉄御堂筋線「東三国駅」より徒歩2-3分(地図

 6月19日(金)  17:30 ロザリオ及び告解  18:00 ミサ聖祭

 6月20日(土) 10:00 ロザリオ及び告解  10:30 ミサ聖祭

 6月21日(日) 17:30 ロザリオ及び告解  18:00 ミサ聖祭

 6月22日(月)  06:30 ミサ聖祭

【東京】 東京では4月12日(日)から会場をしばらく変更してミサを捧げております。

住所: 東京都台東区入谷1-27-4 
会場の名前:プラーズ入谷 『入谷ホール』  Special Mass Location-0412.pdf - Google ドライブ

6月21日(日)主日ミサが三回捧げられます。

09:00 ミサ聖祭 歌ミサ(ライブ中継をいたします)Facebook live

11:00 ミサ聖祭 読誦ミサ
12:30 ミサ聖祭 読誦ミサ

【お互いに社会的距離を取ることができるように、分散してミサにあずかっていただければ幸いです。】

Ave Maria Immaculata!

My dearest Brethren!

I want to reconfirm the Mass schedule for the weekend of June 21, 2020.

Mass times in Tokyo:
09:00 - Sung mass Facebook live

11:00 - Low mass
12:30 - Low mass

It would help us maintain proper social distancing if you could consider spreading your mass attendance among the three masses. For your information, Sunday mass attendances were as follows:

May 03
09:00 - 27
11:00 - 21
12:30 - 13

May 10
09:00 - 22
11:00 - 25
12:30 - 15

May 17
09:00 - 19
11:00 - 22
12:30 - 18

May 24
09:00 - 22
11:00 - 21
12:30 - 18

May 31
09:00 - 26
11:00 - 15
12:30 - 25

June 7
09:00 - 22
11:00 - 21
12:30 - 33

June 14
09:00 - 39
11:00 - 24
12:30 - 22

Mass location:
Iriya Hall 3F
Address: Plars Iriya 3F, 1-27-4, Iriya, Taito-ku, Tokyo (near Metro Iriya, JR Uguisudani and JR Ueno stations)
Map and directions: Please see the pdf file.

Mass schedule in OSAKA:

Fri, June 19: Holy Sacrifice of the Mass at 18:00

Sat, June 20: Holy Sacrifice of the Mass at 10:30

Sun, June 21: Holy Sacrifice of the Mass at 18:00

Mon, June 22: Holy Sacrifice of the Mass at 06:30 am.










"司祭の心は救い主の心。司祭は霊魂に永遠に司祭の刻印が刻まれている。洗礼を受けた者皆が司祭ではありません!" 説教 Sermon for 3rd Sunday after Pentecost 2020

2020年06月21日 | お説教・霊的講話

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、今日2020年6月21日、私たち公教会はイエズスの至聖なる聖心の荘厳祭を祝っています。

イエズスの聖心、それは新約の大司祭の心です。何故なら、イエズス・キリストは司祭でありいけにえだからです。

全ての聖寵、秘蹟の恵みは、カルワリオの犠牲(いけにえ)、イエズス・キリストの至聖なる愛の聖心に由来します。

「主の聖心の想いは、代々に:私たちの霊魂を永遠の死から奪い取り天国に導き、霊的飢えにおいて私たちをご自分の御体で養うために。」

イエズスの聖心の神秘を黙想しましょう。

「テレワーク」方式ではありますが、皆様にYouTubeで「イエズスの至聖なる聖心の荘厳祭の説教」の動画をご紹介いたします。

6月聖心の聖月を、今日のこの日を聖として良くお過ごしください。

天主様の祝福が豊にありますように!

トマス小野田圭志神父

 


--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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