tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

神秘のブルーを求めて(2)

2008-08-07 20:40:36 | プチ放浪 山道編

 
 

【撮影地】青森県西津軽郡岩崎村(十二湖)(2008.6月撮影)
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夜の20時04分に東京を定刻どおりの発車したこまち33号は、その日の深夜23時54分に秋田の駅に到着。予約しておいた駅前のホテルでは、深夜の到着にもかかわらず、あたたかく迎えてくれた。なかなか、感じのよいホテルなのだが、今回は時間の関係で素泊まりに。深夜のホテルの最上階にある露天風呂から眺めた夜空には、雲の切れ間から星が瞬いていた。

昨夜は最終の新幹線「こまち33号」だったため、席でMP3プレーヤーを聞いているうちに秋田に着いてしまった。その昔は、東京-秋田間は急行の夜行列車が主な移動手段であり、とてつもなく時間がかかったものだった。世の中は本当に便利になった。
携帯電話のアラームをセットして、朝5時30分に起きたぼくは、昨夜、東京駅で仕入れたおにぎりで朝食をすませ、秋田駅に向かった。6時33分発大館行きのローカル列車。
列車は3両建てのディーゼル車だが、冬季、ドアを手動であけるボタンが車両の出入り口に設けられている以外、都会を走る電車とほぼ同じだ。横掛けの座席シートで、ディーゼル機関特有の音も座席ではほとんどしない。車両には、土曜日の早朝というのに、学生やサラリーマンが多数乗り込んできた。隣に座った秋田美人の女子高生に視線を奪われながらも、列車は快晴の田園風景の中を走っていく。



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