tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

神秘のブルーを求めて(7)

2008-08-27 21:14:55 | プチ放浪 山道編

 
 

【撮影地】青森県西津軽郡深浦町大岩海岸(2008.6月撮影)
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十二湖→艫作(へなし)(JR五能線・深浦行)→不老不死温泉(送迎バス) 不老不死温泉 露天風呂 14:00~15:30

不老不死温泉に最寄の艫作(へなし)に降り立ち、ここから海岸沿いに温泉まで徒歩で行くつもりだった。艫作駅に降りた乗客の一人が、無料送迎のランドクルーザーを駅に呼んでいた。だが、乗客は7名で定員オーバー。ランドクルーザーへの乗車をあきらめて、徒歩で温泉に向かおうとすると、ドライバーが気の毒がって、着いたらすぐに折り返し迎えに来るとのこと。2kmぐらいの距離なら、歩くのが当たり前のように思っていたのだが、せっかくの言葉に甘えて迎えに来てもらうことにした。

防風林で囲まれた田舎道を抜けると、そこには光にあふれる日本海。
海辺にある露天を横目に見ながら、まずは海辺を散歩。海は眠ったようにひたすら穏やかで、午後の光を反射させていた。しばらく、岩場のタイドプールを観察していると、地元の長いヤスを持ったおっちゃんが「どこから?」と声をかけてきた。箱めがね(はこめがね)を覗きながら、魚を突くらしい。しばらく、その様子を観察。海は思わず笑ってしまうほど、透明度が高い。だが、冬は寒く、海が荒れて、波が道路を越えて押し寄せてくるとのこと。
あちこちのタイドプールで遊んだ後、温泉に戻り、露天風呂に入りに行く。快速しらかみの乗車券で温泉は割引になり、入浴料は400円だった。露天は、混浴と女性用に別れていて、ともによしずで目隠しされているのだが、さきほどのタイドプールから見え隠れしていたのは女湯のほうだった。だから、ぼく以外、だれも岩浜に降りて来なかったのかもしれない。
湯は伊香保に似た茶褐色の湯。日本海を目の前にして確かに素晴しいロケーションなのだが、あまり、気分が高揚しない。温泉よりも、むしろ、目の前の海に入りたい。あのきれいな海面を、のんびりと素もぐりでもしたら最高に気持ちいいだろう。


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