今年の出場は76団体。20人以上のチームなのだが、なかには30人を超えるチームもあり、出場者は2000人を超える。おそらく、各チームともに何度も練習して来たに違いない。ステージで踊るのは数分であっても、彼らの記憶にはずっと残る忘れえぬ日となるのだろう。そうした踊り手の感激は、見ているぼく達にも伝わってくる。
ステージ前は黒山の人だかりだった。最前列からステージ脇までビッシリと並ぶ超望遠系レンズ。カメラマンのそのほとんどは、年配者系で、ものすごい集団になっていた。
知名度がかなり上がってきた「ハマこい踊り」だが、ダンスイベントであって「よさこい祭り」とは、多少、趣が異なったりする。「よさこい」のように、観客を巻き込んで一緒に楽しむという感じではないのだ。ステージでの演舞の披露のため、よさこいのような流し踊りが見られなくなってしまった。その結果、カメラを構えた粘着を除けば、身内チームの追っかけだけが次々と観客席を移動していくようになった。舞踏も含めた芸術を市民の手でと言う点には感心するが、演舞のレベルは年々上がっているものの、観客と踊り子の距離はどんどん遠くなっていくような気がする。
さて、この「ハマこい踊り」で、何万枚もの写真が撮られたことだろう。それらの写真を総合すれば、バーチャルの「ハマこい踊り」が可能になるはずだ。実際、見に行かれた方で写真を公開されている方は、ぜひトラックバックお願いします。バーチャルの「ハマこい踊り」を完成させましょう。
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