tetujin's blog

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歴史の街 修善寺散策(9)

2008-08-02 19:27:57 | 日記

      
     

【撮影地】伊豆市修善寺(2008.6月撮影)
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先行する女性グループの後姿に励まされ、大粒の雨の中を、さらに山道を頂上に向かって登る。昔は数多くの茶屋が建ち、鹿を追った旅人が湯に浸かったと云われる鹿山の山頂。そこに、勇ましく獅子にまたがる源義経の像が建っていた。
牛若丸の伝説から、色白の美男という印象を義経にいだいていたのだが、この像の義経は豪快な武将のイメージだった。

女性グループに追いつき、挨拶を交わす。「竹林の小道はどうですか?」と聞かれ、「風情があって最高ですた!」
<せっかく来た修善寺だから、やっぱり寄っていこう>とのこと。山を降りたら、あとは楽な道が続くから、彼女たちの巡回コースが正順なのかもしれない。
濡れて滑りそうな山道を下る途中、修繕寺をこよなく愛した作家 吉田絃二郎が、最愛の妻の死を悼んで建てた明枝の句碑を訪ねた。妻明枝とたびたび この地を訪れた絃二郎の墓は、称号を志女と称した俳人 明枝の墓とともに、道をさらに下った山の中腹に仲良く並んでいた。