tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

サイゴンと呼ばれてた日々

2016-08-18 20:59:14 | プチ放浪 都会編

「それじゃ、とにかく元気で」
「あなたもね。それから、もし浮気したらこれよ」
とナイフで突き刺すまねをした。
「馬鹿いうな。そんな余裕はとてもない。お前さんの国が亡びるか亡びないかの瀬戸際なんだぜ」 (サイゴンの一番長い日 近藤 紘一 (著))

1975年4月30日、北・革命政府軍のサイゴン無血入城。と同時に「ベトナム共和国」は完全に消滅した。サイゴンはホーチミンと名前を変え、現在は経済発展に向けて活気がみなぎりつつある。

タンソンニャット国際空港(ホーチミン)からピックアップしてくれたベトナム人のガイドが 旧南ベトナム大統領官邸(統一会堂)に差し掛かった時に、建物を指をさして教えてくれた。
連日、新聞をにぎわしたベトナム戦争終結のシンボルだが、40年前のベトナム戦争を知る世代は交代しつつある。もう、遠い昔のことになってしまった感じがする。

時の流れは思った以上に速く、人の記憶も川の流れのごとく移ろい行く。

・・・ベトナムについてはまだまだ書きたいことがたくさんある。
ホーチミンの中心を離れ、田舎のに行けば懐かしい3輪オート(セ・ラム)が走っている。たぶん、Lambrettaを土台にしたやつ。こんな景色も、すぐに駆逐されていくんだろうな。
そんな意味で、メコン川のホタルクルーズ(ミトー)も貴重な景色だった。
バックパッカーがたむろするゲストハウスが集まっている通り。この通りで一番人気のベトナム料理の店。
もう6年も沈没しているという、オーストラリアのリタイアメント移住のおじさん。タイガービールを片手に夜な夜ないろんなことを話し込んだ。日本人旅行者とはまた違った視点を持ってて話は興味深い。

いずれベトナムには、再度、訪れるつもりでいる。また雑文としてまとめることになるだろうが、その時までホーチミンの思い出は心にしまっておくことにする。


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