tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

6月のしえと

2012-06-29 22:42:17 | 日記

 

レアチーズケーキの歴史は、古代ギリシャまでさかのぼる。紀元前776年の第一回オリンピックの期間中、アスリートたちに振る舞われていたらしい。
もともとお菓子は、紀元前22世紀頃の古代メソポタミアの新シュメール時代には作られていたようで、マリ王朝の宮殿跡から「うずくまるライオン」の菓子型が出土している。
紀元前2世紀頃からはバターも知られはじめ、チーズの製造にも工夫が重ねられ、菓子作りの基本となる食材が揃い始めた。紀元前のアレクサンドロス3世による東方遠征時には、インドのサトウキビの絞り汁を発酵させた「サッカラム」も蜂蜜や果糖と同様に菓子作りに用いられていたようだ。人は有史以前から蜂蜜や果物などの甘味を求めていたのだ。

チーズケーキの原型は、古代ギリシャで好まれていた「トリヨン」。その作り方は、ラード・ミルク・小麦の胚芽の粉・卵・チーズなどを混ぜ、これをいちじくの葉で包み、鶏のスープなどでゆでる。ゆであがったものに、はちみつをかければ完成。

しかし、日本にチーズケーキが広まったのは、1970年代頃。ベイクド・レア・スフレなどと色々なタイプのチーズケーキの登場は、わずか40年前のことだ。最初は、東京・赤坂の「トップス」。1964年のレアチーズケーキ。レアタイプは、日本が発祥という。
次いで1969年に神戸の「モロゾフ」がクリームチーズケーキを発売。チーズケーキにレモン風味を付けたのは「モロゾフ」が最初。

さて、しえとのチーズケーキ。季節のフルーツが添えられコクはあるが、さっぱりと上品なお味。
ここのスイーツ。お店の調度品と同様に、過去と現代が、どちらも過度な主張をしていない。
バランス感覚が抜群だ。
・・・来月は佐原の夏のお祭りだ。また来たくなっちゃう。過去と現代に会いに。


ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ
にほんブログ村
記憶に残るお弁当 下田ダイバーズ