tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

ムーラン・ルージュ

2012-06-26 22:38:32 | プチ放浪 都会編



添乗員の相原さんも、今回の視察団でのぼくの立場を理解してくれている。視察が終わった最終日。フランス北部のVivier au Courtから15時ぐらいにパリにもどって来れた。それから夕刻の打ち上げの食事会まで、わずかな自由時間がある。
お偉いさんたちは遊び疲れて、ホテルの部屋でご休憩。したがって、急用でぼくが呼び出されることもないはず。
相原さんはそのわずかな隙間の時間で、ぼくをパリのオペラ座付近に連れて行ってくれた。
「どこか行きたいところあります?」
相原さんの問いかけに遠慮がちに答えたのは、「ムーラン・ルージュ」。
相原さんはぼくの答えを聞いて頭を抱え込んだ。
2回目のショーは23時から。だから、打ち上げの食事会を終えてタクシーで駆けつければなんとか間に合う。
ただし、ショーの終わりは深夜1時を回る。その時間には、白タク(営業許可無しにタクシー業務を行っている車で、通常、正規料金の2倍以上の料金を請求されたりする)しかない。
地下鉄の最終に間に合うかどうか・・・。その地下鉄も夜は危険らしい。

まあ、ぼくも貧乏旅行者として同類の感性を持っていた。盗られるものがないのは強い。なんとかなるよと・・・。

ムーラン・ルージュのショーは、数年前に観たときよりも進化していた。23時から始まるステージというのに、客席はあふれんばかり。カップルや団体が多い。
ショーは「フェエリー」と名付けられたレビューだった。
完璧な肉体美のヨーロピアン・ダンサーたちに混ざって、アフリカン・ダンサーが男女で1名ずつ。アジア系は皆無。ムーラン・ルージュダンサーの条件は男性で185cm以上、女性で175cm以上の身長が必要であるという。フランスではなかなか条件に合致するダンサーを集められないので、各国から集っていて最近ではオーストラリアのダンサーが多いらしい。
ショーの中にはニシキヘビと水槽で泳ぐ美女や男性のバランス芸などもあって、サーカスの要素も含まれている。これはムーラン・ルージュの絵を描いたロートレックの時代からそうだったようだ。
水槽では美女がきれいにイルカジャンプで回転を見せていた。
使われている音楽はほとんどがオリジナルだそうだが、Gloria Gaynor のI Will Surviveが歌われた時は会場中が爆発した。




ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ
にほんブログ村
記憶に残るお弁当 下田ダイバーズ