ニコンのカメラには、レンズマウントのレンズ接点は点になっている。このため、ちょっとでもずれると、動作不良を起こすようだ。
先日、シャッターパーツの寿命を迎え、修理から無事に退院してきたニコン。ドクのご宣託では、レンズマウントに傷があったから交換しておきましたとのこと。
心なしか、レンズの装着がしぶくなったような気がしていた。
退院そうそう、雪山に連れて行って、Pモードで露出がむちゃくちゃになる症状が時々起った。Aモードでもダメで、使えるのはマニアルのみ。シャッター優先でいくらかマシといった具合だった。
今、考えると、おそらくこうした不具合は、レンズの装着ミスによるものだったのだろう。
その後、レンズをはめなおして、露出のミスによる失敗は無くなった。
ところで、勝手な想像なのだが、銀座のニコン・サービス・センターの受付の男性。目が違っていた。こちらが、田舎モンということもあってキョドっていたせいもあるかもしれないが・・・。修理職人さんだったのだろうか。体から出るオーラあった。
彼と話をしていて、なぜか、古い町の伝統工芸職人さんを連想してしまった。こんな職人さんがいるのなら・・・まだまだ、ぼくのMFレンズ群も現役でガンガン使えそうだ。世の中は自動露出・オートフォーカスの時代で、カメラに搭載した画像処理により、キレイな写真をだれもが撮れる時代ではある。しかし、進みすぎた機械化で職人がいなくなり、モノづくりが衰退しているどこかの国のように、きちんとした技術をもった写真屋が将来いなくなるのではと不安を感じていた。
田舎モンだが、せめて写真だけは頑固でいたい。
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