ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

花と花入れ

2015-02-04 18:33:05 | 茶道・茶の湯


日本へ帰った時、本屋へ行き、在庫があれば、月刊茶道誌「淡交」を買って来る。
今年は、「茶花シリーズ」が始まっており、新年号の表紙は、目の覚めるような美しい花と花入れであった。

ホンモノを目の前で見ることができれば、飛び上がる程の喜びだが、写真を通しても、その素晴らしさは十分わかる。
日本の印刷技術・質の良さは、世界の中でもずば抜けている。
(私は、かつて印刷会社に勤めていた)

(本は本として保存しておくのだが、私の癖で、気に入った写真その他はスキャンしてiPadやプログにカテゴリーごとに整理している)

上の写真を見て、つくづく思うのは、「花は花入れを生かし、花入は花を生かす」ということだ。
どっちが悪くてもダメだろう。

茶室における花は、唯一「命」あるものだ。
だから、その季節に咲く花を、必要にして最小限だけ生ける。
もうこれ以上減らせないという限界程の1本、あるいは2本、もしかしたら3本。
それくらいだろう。
仮に、あと、ほんの少し1本だけでも足したいと思っても、敢えて、それはしない。
少し、寂しい、、というぐらいが茶花にはいいと、私流に思っている。




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