NHKの時代劇「銀漢の賦」を見ている。
昨日が第3回だったかな。
ハムリン先生(葉室 麟)の小説「銀漢の賦」は、私の生涯ベスト10小説の中の1冊だ。
それくらい好きということなのだが。
思い込みが激しいので、今回のドラマ化も全く期待しないで見ている。
私の中で、主役3人(源五、将監、十蔵)をやる俳優は決まっていた。
30年前だったら、それぞれを、仲代達矢、加藤 剛、緒方 拳が演じたら、凄いものになっただろう。
3人とも舞台で鍛えている。
NHKドラマの中村雅俊とか柴田恭兵とか、、悪いけど、俳優としての格(演技力)が違うのだ。
優れた小説は、なまじドラマ化や映画化などせず、読者の想像力(創造力)に委ねた方がいい。
そうしないと、失望が酷い。
ところで、2年程前に、「図書館戦争」という映画を観た。
そして、最近、テレビでもやっていたので、又、観た。
小説は、映画放映前に読んでいた。
結論を先に言えば、これは、小説よりは映画の方が格段に良い。
何と言っても、堂上役の岡田准一と、笠原役の榮倉奈々がいい。
これ以上の配役はない。他の役者も良かった。
映画の戦闘シーンも迫力があった。
岡田君は「官兵衛」なんかより、よっぽどいい。
2回見たら、彼の体のキレ(動き)が、凄くいいのに驚いた。
確かに、体はちっこいけど、意外と味のある役者になるのかもしれない。
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