長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

鹿肉を食べる

2012-12-19 08:43:03 | Weblog
昨日は書の会だった。
文人墨客たちが、個性的な字を書き、酒を飲む。
日本人が貧しいながらも、楽しく生きてきた模範
みたいな清貧なものがそこにはある。
政権は交代したけど、結局は、政治とかに依存せず、
自分たちの生き方、お金をかけずとも、楽しくゆっくり
と遠くへいけるようなことをやっていかないと、どうも
行き詰ってしまいそうな閉そく感がぬぐえない。

昨日は「鹿」を食べた。知り合いの猟師が毎年だまって
おくってくれる。こちらも、おかえしに、「かえし」付き
で蕎麦をおくる。原始的な物々交換。
金利や為替がどうなろうが、ハイパーなインフレがこようが、
利害得失を超えた仲間たちとは、そろばんなしで、付き合う
ことができる。「友達」「仲間」というのは、どんな時代
がきても大切なキーワード。
いい友達を持とう、と思ったら、まず、自分がいい友達になる、ことだ。


今日明日は「卒啄珈琲塾」
もう少しバージヨンをあげて、明日は炭火焼焙煎をやってみようか?
と思っている。先月の無茶しぃの会は、二階の火ばちに炭火を
入れてほうろくでお茶を煎った。いわゆる「京番茶」。
山田やまんじゅうとの相性がばつぐんだ。今日は金沢の銘菓もある。


21日(金)は大石学さんとLUNAさんのライブ。
3か月前から満席だが、楽しみ。

23日(日)は「弾き語りのシャンソン」
上原英里さんの二回目のライブ。19時から4000円(そば会つき)


焙煎は強火の遠火に限る

2012-12-18 08:05:27 | Weblog
昨日、bunkanのなつきくんが遊びにきた。

「チーズケーキセット」を所望されたが、
無視して、「黒豆茶とそばがきぜんざい」のセットを
だす。黒豆茶の焙煎と、そばがきと小豆のバランスが
「珈琲道」にかなりヒントになるからだ。(もちろん普通のお客
さんには、そんなことは、めったにしない)
手回しの焙煎機を買ったらしい。まだなれていない
のか、使いこなすまでにいたってないみたい。
昔から魚や肉を焼いたりする場合、「強火の遠火」
というのが基本だ、ガスレンジの上に耐火煉瓦などをおき、
火を遠ざけて強火でやると、遠赤効果がでて、おいしく仕上がる。

明日明後日は「卒啄珈琲塾」
もう少しバージヨンをあげて、明日は炭火焼焙煎をやってみようか?
と思っている。先月の無茶しぃの会は、二階の火ばちに炭火を
入れてほうろくでお茶を煎った。いわゆる「京番茶」。
山田やまんじゅうとの相性がばつぐんだ。

今日は「書の会」
正月に「書き初め」をやるけど、今日は「書きおさめ」。
悲喜こもごもの今年もいよいよ終わりが近づく。

21日(金)は大石学さんとLUNAさんのライブ。
3か月前から満席だが、楽しみ。

23日(日)は「弾き語りのシャンソン」
上原英里さんの二回目のライブ。19時から4000円(そば会つき)

心機一転の月曜日。

2012-12-17 07:46:44 | Weblog
昨日は、義理の父の三回忌だった。
ひさしぶりにあう彼の孫、つまりぼくの甥っ子姪っ子
たちは、大きくなっていて、父とバトンタッチするように
生まれた「かのん」ちゃんも、しっかりと日本語が
しゃべれるようになっていた。どの子もそうだが、ぼくの
ことを「えーちゃん」という。このことばは、子どもに
とっていいやすいみたい。ゆずも来年は小学六年生。

日曜日が休み、といのは、お店を始めてから稀有なので、昨日
は帰ってきて、錦糸町に「山田屋まんじゅう」買いにいき、
お店でひとりでお茶を入れ、ゆっくり読みかけの本などを読んだりした。

夜は「選挙速報」を見ていたら、日付変更線を越えた。
小学校時代からの親友の末松義規くんは残念ながら東京19区で
当選できなかった。外交官時代から、自分というものをしっかり
ともっている奴なので、捲土重来、これからに期待したい。」
議員会館の引っ越しなど忙しいだろうが、近々湯豆腐で一杯
やろうと思っている。

これから「卵かけごはん」

明日は「書の会」

水木が「卒啄珈琲塾&無茶しぃの会」

今日は法事のためお休み

2012-12-16 08:14:57 | Weblog
今日は義理の父の三回忌なので、お店はお休み。
去る者日々に疎し、で、遠くなる思い出を偲んだり
するには、法事というのは、ある意味大切なものかも知れない、
と最近思う。
自分が死んだ後のことなど、知るすべもないが、山田まんじゅう
と星野村の煎茶かなんかで、茶でも飲んで偲んでくれる人がいればいい。

明日は「卵かけごはん」

火曜日は「書の会」

水曜日・木曜日は「卒啄珈琲塾&無茶しぃの会」

忙しい12月もたんたんと流れるように過ぎていく。たださらさらと水のように。


明日はお休みです。

2012-12-15 08:34:36 | Weblog
昨日はフレッド・ヴァン・ホーフさんのピアノ
がすばらしかった。齢(よわい)75歳とは思えない
アグレッシブなジャズピアノ。厨房から見ていると、
まるでこねばちの中の蕎麦粉に水回しをしているような
流れるような手のうごき。のってくると菊練りをしている
ような錯覚をおこすくらい、融通無碍で自由な演奏。
まったくふたりで練習もせず、その場でセッションしている
山根孝司さんのクラリネットもすごかった。バスクラリネット
の低音も、ジャズにはかかせず、臍下丹田にズシリと伝わって
くるものがある。

明日は、法事のため、お店はお休み。

火曜日が「書の会」
年末はいつも、隠元和尚の書を床の間に飾っている。
黄檗禅と普茶料理を日本にひろめていった人。いんげんまめも
そうだし、黄檗山が煎茶や書の総本山みたいになったのも、
和尚のはからいだ。

水曜日・木曜日は午前中が「卒啄焙煎の会」
午後は16時から  19時からそれぞれ「無茶しぃの会」
冬は寒いので、無茶しぃの会は、お茶のお稽古の後は、
火鉢に鍋をのせ、「湯豆腐」をたべる。禅やお茶の修行は
「到達点」がないけど、道すがらが、けっこう楽しい。
懐石料理というのも、もともとは、空腹をしのぐために
石を懐にかかえた、というのが起源の粗末な料理。
簡素なものにこそ、「ホンモノ」が見え隠れする。

今日はライブのため16時閉店

2012-12-14 08:11:15 | Weblog
今日のライブは、

MUSICA LIBERA TOKYO

演奏:フレッド・ヴァン・ホーフ(ピアノ)・山根孝司(クラリネット)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

16日(日)は、義理の父の三回忌なので、お店はお休みにします。

なんだか師走は、多忙感においたてられるようで、なんとなく落ち着かない。

昨日は、16日の法事のためのお花の注文もあり、八広のイルフォレット
にいき、ランチ。住宅街にある花屋さん&カフェ。
昨日飲んだ「シェルミール」というのが、昼飲むには最高のワイン。だ
蕎麦前にもいけそうなワイン。
そういえば先日、介護の仕事をしている女性に、「もう少しワインに
力を入れたら」といわれた。そうだせっかく、世の中に3台しかない
「墓石ワインセラー」があるのにつも空っぽである。
シェルミールあたりからやってみようかしらん?
「珈琲の石臼」といい「墓石ワインセラー」といい、不思議なもの
があるな~。




冬の桧原村もいい

2012-12-13 08:27:43 | Weblog
昨日は朝起きて、そのまんま桧原村にいく。
夏休みの間なんかは、水遊びやキャンプの人たちが
けっこう来ていて、自然を楽しんでいる。土日もたくさんの人がくる。
毎日が日曜日の人もだんだん増え、休みの過ごし方の参考になるようなとこだ。
幸い水木と平日なので、村営の温泉・数馬の湯につかり、
風呂上がりに地元のおいしい水でつくった湯豆腐なんかをつまみに
ゆっくり地酒を飲んだりしている。東京にこんな静かな自然があるのか、という
場所だ。ここの温泉は31日は深夜2時までやっているらしい。
湯船の中で裸で新年、というのもいいもんだ。


今日はお休み。今日は「カリスマ調律師」がピアノの調律にやってくる。
明日は世界的なピアニストがやってきて、素敵なコンサートがある。
16時閉店。来週は大石学さんのライブ。信じられないようなことが
毎週ある。一瞬の刹那刹那の繰り返しの中に人生の素晴らしさがある。
音楽や芸術はそんなことを教えてくれる。感謝。

14日(金) MUSICA LIBERA TOKYO

演奏:フレッド・ヴァン・ホーフ(ピアノ)・山根孝司(クラリネット)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

16日は、義理の父の三回忌なので、お店はお休みにします。

鬼殺しで、みぞれ鍋そばを作り、酒を飲む

2012-12-12 17:02:47 | Weblog
昨日は今年最後の「英語で蕎麦会」。
岩本先生のところも家族がひとり増えて、にぎやかな新年を迎える。
先日はお宮参りにいったらしい。珍事みたいな不思議な結ばれかただったけど、
神事が滞りなくおこなわれている。神社はみな「むすび」の神様がいる。

昨日は、大分の竹細工の「鬼殺し」という民芸品で大根をおろす。
大根と白菜は友達が朝畑からもってきてくれた無農薬の元気な野菜。
そばの出汁をなみなみと土鍋に入れ沸騰してきたら、白菜をぶつぎりにして
入れる。しばらくして白菜がやわらかくなったら、おろし大根をだいたんにぶち込む。
昨日はそれに、豚バラと、そばどんを入れて、みなでフーフーいいいながら二階堂焼酎
と蕎麦焼酎の花を飲む。

巳年か・・・グロテスクな年か?

2012-12-11 08:11:27 | Weblog
来年の干支は「へび」
生まれて初めて「へび」を見たのは、延岡の
城山をのぼる途中やった。気持ち悪くて
逃げ出したのを、昨日のことのように覚えている。

毎年、友達が瓦でつくった「干支」をもってきてくれる。
先日、へびをもってきてくれた。
十二干の中で六番目。人生の折り返し地点みたいなもんだ。
「毎年脱皮しながら、若返っていく」生命力と縁起から、
干支に選ばれ、昔からへびの皮を財布の中にいれとくと、お金
が貯まる、なんて言われ続けてきた。国の会社も個人も、お金
がだんだんなくなっていくような状況なので、来年は「へび」
が活躍するかも。

今日は「英語で蕎麦会」
月に一度の勉強会だから、「よいお年を」の季節になった。

ジョギとかジョッギングは疲れる?

2012-12-10 07:50:54 | Weblog
昨日は、少し寒さが増したせいもあり、温かい「ほっと鶏そば」
がいっぱいでた。正確にいうと、8割がそうだ。残りの2割が、
「辛み大根そば」と「ざるそば」。選挙でいうと安定政権の過半数を
はるかに凌駕、みたいな感じ。
終わった後、ひさしぶりに「押上文庫」で一杯やろうと、歩いていって
みたら「本日定休」と、見慣れた下手な文字が張ってあった。
前日の「ジョギ」のイベントで、力を尽くしたに違いない。
ジョギとは、女義太夫の略語。

気をとりなおして、いつものように、燕京亭にいって、ぎょうざとビール
から始める。ここのカウンターに坐って、これを始めると、いろいろな
発想が浮かんだりして、元気になる。紹興酒を飲み始めると、天安門あたりを
ジョッギングしてみようか、なんて気持ちになるから不思議だ。昨日あたり
ホノルルマラソンかな?茶仲間のひとりが初出場で走ったはずだ。
還暦あたりには、4回目の挑戦をしてみたい。3時間くらいで完走してみたい。

さて、これから「卵かけごはんタイム」
夜は「順受の会」

明日は「英語で蕎麦会」


金曜日は
14日(金) MUSICA LIBERA TOKYO

演奏:フレッド・ヴァン・ホーフ(ピアノ)・山根孝司(クラリネット)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)