長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

今晩テレビでそばを打ちまっせ!

2012-12-29 08:07:37 | Weblog
といっても、生中継ではないけど・・

今朝の朝刊のテレビ欄を見たら、日本テレビの夜10時57分に「おいしい」
というのがのっていた。「おいしいSTORY」。
そこで天真庵の蕎麦打ちと、赤松林太郎組のライブの様子が放映される予定。
全国区ではなかかも知れないけど、「ほぼ全国」らしい?

昨日も、すばらしいコンサートだった。年末のコンサートで東奔西走のN響
の山根さん、宮坂さん、ベルギーから厳寒のモスクワ経由で里帰りをした大宅さん
の3人の息のあった素敵なクラシックだった。
3人ともヨーロッパで技を磨き、研鑽を重ねてきただけあって、聴いていると、
あたかもどこかの国の王宮の晩さん会かなんかに招かれたようなそんな気分になる。
天真庵の照明のいくつもは、建築家・白井晟一さんがヨーロッパで買い求めたもの
だ。ピアノの横に飾ってある「生」という字も白井さんの字。
「生きる」「生かされている」ことに感謝し、毎日毎日のライブ(生)やライフを
悔いのない一生のように、繰り返していくのが人生かもしれない。
生きていく限り、いろいろなことがあるけど、いろいろなことがあるのが自生だし、
人間の根源的な「生」を表現したものが音楽や芸術だと思う。

明日は「年越しそば」の手渡しだけ(10時から13時まで・要予約)
年越し蕎麦は、蕎麦の「つなぎ」を縁起にしたもの。
一粒一粒が、粒々皆辛苦、つまり人の手をかけているし、小さな命が
紡がれていく。そんな自然の妙味、縁の大切さを忘れないように、大みそか
に蕎麦を食べる。
来年は「なんとなく蕎麦を喰う会」なんかを企画している。
小さな一粒の中に、まんだらのような大宇宙が広がっていく。ははは・・