昨日はフレッド・ヴァン・ホーフさんのピアノ
がすばらしかった。齢(よわい)75歳とは思えない
アグレッシブなジャズピアノ。厨房から見ていると、
まるでこねばちの中の蕎麦粉に水回しをしているような
流れるような手のうごき。のってくると菊練りをしている
ような錯覚をおこすくらい、融通無碍で自由な演奏。
まったくふたりで練習もせず、その場でセッションしている
山根孝司さんのクラリネットもすごかった。バスクラリネット
の低音も、ジャズにはかかせず、臍下丹田にズシリと伝わって
くるものがある。
明日は、法事のため、お店はお休み。
火曜日が「書の会」
年末はいつも、隠元和尚の書を床の間に飾っている。
黄檗禅と普茶料理を日本にひろめていった人。いんげんまめも
そうだし、黄檗山が煎茶や書の総本山みたいになったのも、
和尚のはからいだ。
水曜日・木曜日は午前中が「卒啄焙煎の会」
午後は16時から 19時からそれぞれ「無茶しぃの会」
冬は寒いので、無茶しぃの会は、お茶のお稽古の後は、
火鉢に鍋をのせ、「湯豆腐」をたべる。禅やお茶の修行は
「到達点」がないけど、道すがらが、けっこう楽しい。
懐石料理というのも、もともとは、空腹をしのぐために
石を懐にかかえた、というのが起源の粗末な料理。
簡素なものにこそ、「ホンモノ」が見え隠れする。
がすばらしかった。齢(よわい)75歳とは思えない
アグレッシブなジャズピアノ。厨房から見ていると、
まるでこねばちの中の蕎麦粉に水回しをしているような
流れるような手のうごき。のってくると菊練りをしている
ような錯覚をおこすくらい、融通無碍で自由な演奏。
まったくふたりで練習もせず、その場でセッションしている
山根孝司さんのクラリネットもすごかった。バスクラリネット
の低音も、ジャズにはかかせず、臍下丹田にズシリと伝わって
くるものがある。
明日は、法事のため、お店はお休み。
火曜日が「書の会」
年末はいつも、隠元和尚の書を床の間に飾っている。
黄檗禅と普茶料理を日本にひろめていった人。いんげんまめも
そうだし、黄檗山が煎茶や書の総本山みたいになったのも、
和尚のはからいだ。
水曜日・木曜日は午前中が「卒啄焙煎の会」
午後は16時から 19時からそれぞれ「無茶しぃの会」
冬は寒いので、無茶しぃの会は、お茶のお稽古の後は、
火鉢に鍋をのせ、「湯豆腐」をたべる。禅やお茶の修行は
「到達点」がないけど、道すがらが、けっこう楽しい。
懐石料理というのも、もともとは、空腹をしのぐために
石を懐にかかえた、というのが起源の粗末な料理。
簡素なものにこそ、「ホンモノ」が見え隠れする。