長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

珈琲ドリポットが好評

2016-10-09 08:31:50 | Weblog

昨日のブログを読んだ、というお客さまが雨の中わざわざやってきて、

「珈琲ドリポット」をお買い上げになった。うれしい限りだ。ふたりとも、優秀(おせじ?)

なお弟子さまだ。

天真庵を押上に結んだ時、珈琲のことを少し悩んだ。ぼくは京都で珈琲の修行をした。

当時はイノダもからふねやも、ネルドリップで10人分くらいをいっぺんに入れ、砂糖とミルクを

なかば強制的に入れる、というのが主流だった。

バブルのころ池袋に小さな喫茶店があった。壁に飾ったモナリザ、もといモザイクの絵が好きで

よくいった。そこは珈琲を頼むと、お茶うけのように、小さなチョコレートが豆皿にでてきて、珈琲

はガラスのサーバーに2杯半くらい入って供された。静かなバロック音楽がいつも流れていて、本を

読みながら珈琲を飲むのが、至福の池袋珈琲時間だった。ガラスが、陶器だったら、さぞかしいい味

だろうな、と思っていた。押上の天真庵は、そばと珈琲のお店だ。お客さんの7割以上はそば召しあがる。

もしも「そばぬき」のお店だったら、久保さんの「珈琲ドリポット」で珈琲を出し、志野か織部の豆皿に、

お茶うけをだして、ゆっくり珈琲を楽しむ店にしたい。これから、日本人の生活スタイルがもっともっと

「ゆったり」になってくると思うので、そんなお店が増えてくるのではなかろうか?

弥七田織部の珈琲ドリポットとおそろいの珈琲カップ、BJMは大石学・・・なんていうお店があったら、

半蔵門や京成を使っても通うに違いない。

今日は日曜日なので16時まで。蕎麦打ち教室はお休み。

明日は祝日だけど、「卵かけごはん」

火曜日は「ダメ中」。昼間は二階でお仕覆。

水曜日・木曜日は「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」*水曜日・「からすま気功師の会」(要予約・すでに満席)

の方は「タオル」をおわすれにならぬようお願いします。30分なので、終わったら、すぐに私語などせずに次の人

にかわっていただきます。ゆえに時間厳守。おくれた人は、当たり前だけど、そのぶん少ない時間になります。