水。
天真庵の茶とか水出し珈琲は「硯水泉」を使っている。「けんずいせん」
BUNKANの夏樹くんが毎月、静岡までいって調達してくれていた。夏樹くん
は島原に移りすんだので、BUNKANの新しい店長「ぼっちゃん」がそれをバトンタッチしてくれた。
こないだ能登の帰りに、能登島という場所に、同じように不思議な「水」が湧き出ている場所と縁ができた。
一口飲んで、「!」という感じがして、そこのおばあちゃんと話をしていたら、「お風呂に入っていきなさい」
といわれ、その水をたっぷり飲んで、湯につかり、汗びっしょりになりでてきたら、またおばあちゃんがにこやかに
新しい水をコップに用意してくれていた。そして、その水を顔、とくに目をあけたまま、シューとミストすると、
運転していても、目が疲れないことに、びっくり。都会で生活していると、まずなんでも「金」に換算して物事
をはかっていくけど、田舎にいくと、自然によりかかるようにする。すると、自然の神さまと遊ぶことができる。
これを「神遊び」という。これほど、人間的で高度な遊びはない。
今日は「英語で蕎麦会」 縁というのは、日本人だけでなく、この星に住み、いっしょに生かされて
いるもの、魚、動物、鳥、樹木、虫、鉱物・・・・すべてに繋がるものだということが最近わかった。
金曜日は、素晴らしいコンサート。生まれつき光を知らないふたりが、こないだ天真庵を訪ねて
くれて、いきなりきまったライブ。どんな環境に生まれ育っていても、老若男女や貴賤に関係なく、
それぞれの人に、それぞれの「役割」がある。「居場所」と「出番」さへ、しっかりつかんでいれば、
みんな大丈夫や。