そんな本が届いた。「東京下町時間」(パイ・インターナショナル・1600円・猫沢エミ著)
さすがに、パリと東京下町を二股往復生活をしているパワフルなアーティストの目を通じて
見てる視線がおもしろい。変わらぬ老舗の喫茶店から、清澄白川界隈のニューウェーブ
から押上のけったいな茶房まで、「粋」な感性で表現されていておもしろい。
昨日は「ダメ中」だった。いろいろな分野で活躍する多士済々の元気な女子に交じって
、期待の新人くんが初参加。「ときどき卵かけごはんくん」。
ずっと男ばかりだった「かっぽれ」に女子が参加することにより、並でない多雨並みな風が吹いたけど、
女子ばっかりだったダメ中に男子が参加すると、また新しいウェーブがおきる。
いつか「ボボブラジル対力道山」の映像を見ながら、老若男女が幅広く交流しながら、
ほぼブラジルを飲む会なんかを企画してみたいと最近思う。
十間橋商店街のパチンコ屋が閉店した。この界隈はもともと「映画の街」だった。
月光仮面も近くの神社で作られたものらしい。スカイツリーまわりや、新しい箱モノもいいけど、
温故知新の「残していくもの」がこれからは大事。行政はアホばっかりかもしれんけど、ひとりくらい
「この街に映画館を残そう」みたいなことやってくれへんかな。全員に反対されても、号泣しても
映画のシーンみたいにかっこえいし、実現してもらいたい。
「精神的文化力」が大事な時代だと思う。