愛知県の知事選、名古屋市の市長選、
そして名古屋市議会の解散を求める直接請求の、
3つの投票が昨日行われ、
結果は、河村氏が主導する地方政党「減税日本」の流れの中で、
愛知県知事には大村前衆議院議員が、名古屋市長には河村氏が、
そして市議会は解散と言う、結論になりました。
知事選は各党が候補者を立て、
市長選は、民主党と自民党の相乗り候補となりましたが、
これらを大差で破っての勝利になりました。
この結果は、一寸予想外の感じを持ちました。
民主党も自民党もあてにならないと言う、
既存の政党に対する愛知県民あるいは名古屋市民の評価なのかも知れません。
それはそれで、分からないではないのですが、
河村氏の提唱する住民税1割減税を基本とする政策が
妥当なものとも思えません。
住民に人気があるような政策を打ち上げて、
それで当選するような事は、
住民に迎合しているだけで、衆愚政治になるような気がします。
市議会が言うことを聞かないから、これを解散させてしまおうとの手法は、
先日の鹿児島県阿久根市の市長と同じような感じで、
地方の独裁政治になる危険性もあります。
議会制民主主義は、効率的な政治体制ではありません。
チェック機能を絡ませて、妥当な結論を導く体制です。
効率性だけを重視するならば、独裁制の方がはるかに効率的です。
この辺を改めて考える必要があるのではないかと思います。
ただ、一方で政争ばかりを繰り返す中央政治に対し、
国民の閉塞感がどんどん広まっているようにも感じます。
そのはけ口として、愛知県と名古屋市の選挙があったのかも知れません。
こうした流れが、全国に広まるものなのかどうか、
その行方を確かめる必要があると思います。
そして名古屋市議会の解散を求める直接請求の、
3つの投票が昨日行われ、
結果は、河村氏が主導する地方政党「減税日本」の流れの中で、
愛知県知事には大村前衆議院議員が、名古屋市長には河村氏が、
そして市議会は解散と言う、結論になりました。
知事選は各党が候補者を立て、
市長選は、民主党と自民党の相乗り候補となりましたが、
これらを大差で破っての勝利になりました。
この結果は、一寸予想外の感じを持ちました。
民主党も自民党もあてにならないと言う、
既存の政党に対する愛知県民あるいは名古屋市民の評価なのかも知れません。
それはそれで、分からないではないのですが、
河村氏の提唱する住民税1割減税を基本とする政策が
妥当なものとも思えません。
住民に人気があるような政策を打ち上げて、
それで当選するような事は、
住民に迎合しているだけで、衆愚政治になるような気がします。
市議会が言うことを聞かないから、これを解散させてしまおうとの手法は、
先日の鹿児島県阿久根市の市長と同じような感じで、
地方の独裁政治になる危険性もあります。
議会制民主主義は、効率的な政治体制ではありません。
チェック機能を絡ませて、妥当な結論を導く体制です。
効率性だけを重視するならば、独裁制の方がはるかに効率的です。
この辺を改めて考える必要があるのではないかと思います。
ただ、一方で政争ばかりを繰り返す中央政治に対し、
国民の閉塞感がどんどん広まっているようにも感じます。
そのはけ口として、愛知県と名古屋市の選挙があったのかも知れません。
こうした流れが、全国に広まるものなのかどうか、
その行方を確かめる必要があると思います。