矢切りの渡し・・・

　東京の葛飾柴又と言うと、寅さんの映画で有名ですが、
　帝釈天の東側の江戸川には、矢切りの渡しがあります。
　細川たかしさんの歌で有名になりましたが、都内で唯一の渡し船で、
　東京・葛飾柴又と千葉・松戸を結んでいます。
　今日、ネットのニュースを見ていたら、
　33年ぶりに、料金を値上げするとの記事がありました。
　これまで大人100円だったのを来月１日から200円にするのだそうです。

　この渡し船、僕は３度ほど乗った事があります。
　1996年（平成８年）８月、渥美清が亡くなった直後、柴又に家族連れで行って、
　矢切りの渡しに乗った時の事です。
　当時、仕事の関係で携帯電話を持たされていました。
　携帯がまだ余り普及していない頃でした。
　船に乗って、川の中ほどの所に来た時、突然携帯が鳴りだしました。
　電話は、口五月蠅い上司からだったのですが、
　船の上は混んでいましたので、そこで話す訳にもいきません。
　チョッと話せないと謝って、接岸してから改めて掛け直しました。
　ひたすら謝っていたので、周囲の人は変な眼で見ていたような記憶です。

　３連休初日、今日も暑い一日になりました。
　床屋に行ったり、地域の敬老会で、お袋の記念品などを受け取りに行っただけで、
　家でゴロゴロしながら過ごしました。