天然居士の独り言

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コンピュータ将棋・・・

2015年10月13日 20時12分35秒 | 日記
 情報処理学会は11日、
 「コンピュータ将棋『あから』強化推進委員会」プロジェクトの
 終了を宣言したと報じられています。
 同プロジェクトは、コンピュータ将棋でトッププロ棋士に勝つことを目指すもので、
 情報処理学会の創立50周年(2010年)を記念してスタートしたプロジェクトです。
 情報処理学会が2010年4月、日本将棋連盟に“挑戦状”を送ったことで口火を切り、
 2010年10月11日に清水市代女流王将(当時)との対戦が行われ、
 その後も数々の対戦が行われて来ました。
 その結果、コンピュータ将棋が互角以上の結果を残し、
 「既にコンピュータ将棋の実力はトッププロ棋士に追い付いている」との分析結果から、
 情報処理学会が「事実上プロジェクトの目的を達成した」と判断したとの事です。

 コンピュータ将棋では、プロ棋士5人と対戦する電王戦が有名ですが、
 今年4月11日に行われた、
 阿久津主税 八段とコンピュータソフトのAWAKEの対戦では、
 開始からわずか49分、21手で阿久津八段が勝ちました。
 いわゆるハメ手と言う手を使ったもので、
 コンピュータの弱点を研究した結果なのかも知れません。

 学会としての研究は終了しますが、その後コンピュータと棋士との対戦がどうなるのか
 僕は分かりません。
 多少なりとも将棋好きの僕としては、やはり人間同士の対戦の方が良いと思います。

 昨年末、イギリスの天才物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が、
 これ以上の人工知能の開発は、「人類を滅ぼすことになるかもしれない」と警告して、
 今も大騒ぎになっています。
 人工知能の発達のスピードは人類の進化よりも遙かに早く、
 やがてはSF映画の「ターミネーター」のような世界が出現し、
 人類を滅ぼすとするものです。
 このホーキング博士の予言に対して、賛否両論がありますが、
 コンピュータ将棋に関する限り、僕はこれ以上の開発は必要ないような気がします。

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