個人が保有する預金や株式などの金融資産は、
今年9月末時点で2121兆円となり
過去最高を更新したとのニュースがありました。
これは、
日本銀行が3か月ごとに公表する「資金循環統計」によるものですが、
2121兆円は、去年の同時期より5%増えて、過去最高を更新したとの事で、
その理由は、株高の影響で株式や投資信託の残高が増えたことが
要因との事です。
日本のGDP(国内総生産)は、600兆円弱ですから、
GDPの3.5倍近い金融資産を国民が所有している事になります。
国民1人当たり幾らになるかと計算してみました。
12月1日時点の推計人口は1億2424万人ですから、
1人当たり約1700万円になります。
これは平均値ですから、ある所にはあるのでしょうね。
日本の個人金融資産は
一貫して現金と預金の割合が高い状態が続いていますが、
今回の調査で「現金・預金」は、
1113兆円と去年の同じ時期より1.2%増え、
個人金融資産全体に占める比率は52.5%となっています。
政府は、税制優遇制度であるNISAを導入して、
貯蓄から投資へと勧めています。
投資した資産から生じる配当などを非課税にする措置ですが、
既にNISAを利用されている方も多いかも知れませんね。
更に、来年からは、
制度が拡充された新NISAに移行する事になっています。
僕は、これまで投資はほとんど興味を持たずに来ました。
投資はリスクを伴うものであり、
一喜一憂するのも煩わしいと思っていましたし、
第一、投資に回す資産がないと言うのが本音でした。
ですからNISAの口座を持っていませんでした。
少し前、自宅近くの金融機関で新しく口座を作りました。
そこで営業の女性と知り合い、時々我が家に来るようになりました。
金融機関の窓口では、余分な話をするのは躊躇われますが、
自宅だと、色々話す事が出来ます。
彼女のご両親が僕と同じ年だと聞いて、娘みたいなものかとも思いました。
彼女はご主人もいますし、お子さんも2人います。
美人と言う訳ではないのですが可愛い女性で、
とにかく熱心に仕事をしています。
寂しい独居老人の家を訪ねてくれる若い女性は嬉しいものです。
彼女が来ると、お茶を淹れたり、コーヒーを出してあげたりしています。
余り、からかってばかりでは申し訳ないかと思い、
最初は最低限の掛け捨ての医療保険にお付き合いし、
更にNISAの口座を作り、僅かな金額の投資をする事にしました。
新NISAをどうするかとも訊かれているのですが、
それは年が明けてからと言う事にしています。
資産形成と言われても、
僕のような高齢者は、
この先10年20年と考えるのは難しいような気がしています。
ずるずる検討中を続けていれば、
彼女がまた来てくれるかも知れないとの思いもありますが。
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