天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

死んではいけない・・・

2015年09月23日 15時58分48秒 | 日記
 2日ほど日記が空いてしまいました。
 一昨夜は、帰省していた長男と飲みに行って帰りが遅くなりました。
 昨夜も夕飯を食べに出る予定でしたが、
 息子は突然友達から誘われたと言って出掛けてしまいました。
 僕は何となくリズムが狂ってしまって、日記などは休んでしまいました。

 一昨日、長男と墓参りに行って、義父・義母・義兄の墓にも線香を上げに行きました。
 その墓は、同じ霊園の中にあります。
 霊園の中で交通規制が行われると、一方通行になって中々寄りづらいのですが、
 一昨日は規制がありませんでした。
 お墓で、義姉夫婦に行き会いました。
 呼び集められたのかも知れません。

 昨日、家の裏の草むしりをしていたら、綺麗なカラスアゲハが止まっていました。
 僕が近づいても動きません。
 僕は死んでいるのかと思い、更に近づいたら少し動きました。
 しかし飛び立つほどの力は残っていないようでした。
 普通、蝶は命の限界になる頃には、羽などがかなり傷みます。
 よくここまで綺麗なままで生きて来たなぁと言う感じがして、
 お彼岸中でもあり、そのままにして最期を迎えさせてやろうと思いました。
 今朝見たら、その蝶の姿はありませんでした。

 先日、ある知人から1冊の本を頂きました。
 「たとへば君」と題する、ご夫婦で歌人だった、河野裕子さんと永田和宏さんの本です。
 河野さんと永田さんの京都での馴れ初めから始まって、
 河野さんが乳がんを患って亡くなるまでの、お二人の歌とエッセイをまとめた本です。
 載せられている歌は、中々難しくて僕には理解出来ないものもありましたが、
 このような形で人生を残せる事は良いなぁと思いながら読みました。
 あとがきに、永田さんの歌が載っていました。
 わたくしは 死んではいけない わたしが死ぬとき あなたがほんたうに死ぬ
 そして、次のような文章が書かれていました。
 「死者は、生者の記憶のなかにしか生きられない。
  だからもっとも河野裕子を知っているものとして、長く生きていたいと思う。
  それが彼女を生かしておく唯一の方法なのだと思う。」
 ここまで読み進めて来て、本を下さった知人の気持ちを理解しました。
 僕は簡単に死んではいけないのですね。
 出来る限り長生きをして、同居人を生かしておかなければいけないのだと思いました。

 先日のラグビーのワールドカップの試合、昨日再放送があったので見ました。
 再放送なのに、結果は知っているのに、終了間際の逆転劇に感動しました。
 僕が生きている間に、南アフリカに勝てるとは思わなかったなぁと言うのが、
 正直な気持ちです。
 今夜はスコットランド戦がありますので、早目に日記などをアップします。

 20日から帰省していた長男は、先ほど帰りました。
 彼が来ると色々大変ですが、やはり来てくれるのは嬉しいですね。

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