相変わらず映画を観ています。
先日、「死霊の盆踊り」と言うアメリカ映画を観ました。
果たしてご存知の方がいるでしょうか?
1965年製作の監督A・Cスティーブン、原作エド・ウッドですが、
何とも酷いタイトルだと思いました。
原題は、Orgy of the Deadで、直訳すると「死者たちの乱交」でしょう。
映画は、死霊と思われる女性が次々と出て来て踊るだけの内容です。
女性はそれぞれグラマーで、トップレスです。
アメリカで無修正の映像が登場するのは、1972年ですから、
製作当時はギリギリの表現だったのかも知れません。
美女のダンスは観ていて楽しめますが、それが続くとさすがに飽きます。
よくB級映画と言いますが、BどころかD級映画だと思いました。
邦題を付けたのは、映画評論家の江戸木純さんで、
邦題史上に残る迷(名)邦題として名高いとの事です。
実際に観て、これ以外の邦題はないかも知れないと思いました。
この「死霊の盆踊り」は最低映画として名高いとの事で、
「サイテー映画の大逆襲2020」と言う、イベントがあったそうです。
この「死霊の盆踊り」と並んで、やはり最低映画として有名なのが、
「プラン9・フロム・アウタースペー」です。
1979年に製作された、エド・ウッド監督のアメリカのSFホラー映画です。
エド・ウッドは、「死霊の盆踊り」の脚本を担当しています。
映画の内容は、江戸木さんの表現によれば、
「説得力皆無の珍妙なストーリー、大仰で意味不明なセリフの数々、
台本棒読みのダイコン演技、ダサい衣装と学芸会のようなセット、
そして哀しいくらいにチープ過ぎる特撮…。
芸術的凡庸さのスペクタクルに、バカと間抜けのオンパレード!」です。
元は白黒だったようですが、カラーになっています。
上記の「サイテー映画の大逆襲」で上映されました。
「死霊の盆踊り」を検索して、
「プラン9・フロム・アウタースペース」を知りました。
これだけ酷い評価だと、怖いもの見たさで観たくなります。
同じくu-nextにあったので、今日観てみました。
正に、江戸木さんのお書きになった通りでした。
「ヒド過ぎて 愛おしい」とのキャッチコピーが予告編にありましたが、
それも納得でした。
「大逆襲」のサイトがありました。
予告編も観られますので、宜しければご覧ください。
http://eden-entertainment.jp/saitei2020/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます