天然居士の独り言

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小沢問題・・・

2010年12月21日 21時17分00秒 | 日記
 今、政治の焦点は小沢一郎元民主党代表の国会招致問題になっています。
 野党側の要求を受けて、政治倫理審査会への出席について、
 管総理大臣や岡田幹事長は、直接膝詰め談判を行いましたが、
 説得できないでいます。

 野党側の何でも公の場に引きずり出したいと言う戦術に、
 民主党が乗ってしまって苦労しているように感じています。
 これまで行われて来た、政治倫理審査会や証人喚問の実績を思い起こすと、
 それで何らかの新しい事実が明らかになった事はないように思います。
 公の場で、自分の政治資金問題について、何か話せと言われても、
 年明けには強制起訴される小沢さんとしては、潔白を主張する以外ないでしょう。
 野党側から、ほとんど面罵されるのに近い詰問を聞くのは、
 プライドの高い小沢さんには耐えられないのかも知れません。

 しかし、現在の段階はそのような個人的な問題を通り越してしまった感じです。
 小沢さんは、国にため何が良いのかと言う視点で判断して欲しいですね。
 今の日本の危機的な状況を考えるならば、
 政治家は党利党略や個人の利害に関わっている事は罪悪のような感じです。
 思い切って小沢さんには、証人喚問に応じて、
 鋭い論理によって、
 野党の追及を逆にねじ伏せて欲しいような気もするのですが、
 もう、譲歩できない状況になってしまっているのかも知れませんね。

 小沢問題に目が行っている間に、
 来年度の国の予算案がどんどん決まっている感じがします。
 自民党政権下では、財務省の原案内示と各省・大臣の復活折衝があって、
 予算原案の決定と言う運びでしたが、
 内示もないままに、なし崩し的に各大臣の政治決着が図られています。
 セレモニーの復活折衝も困りますが、
 外の人の話を聞かない政治決着も困るような気がします。

 特に、子ども手当の地方負担の継続については、
 地方側から猛反発されています。
 神奈川県の松沢知事は、ボイコットも考えているようですが、
 2010年度限りだったのが、簡単に延長されては怒るのももっともでしょう。
 しかし、現在のところ、予算関連法案が通る保障はありません。
 予算案がまだ決定とまでは言えない事が関心の低い理由かも知れませんが。
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