今回のシリーズの最終日、25日は青森市に行って来ました。
大人の休日俱楽部切符を買った時には、
始発の新函館北斗行きのはやぶさ1号の指定席は取れませんでした。
これを使わないと青森の日帰りは難しいので、諦めて別の所に行く予定でいました。
鶴岡行きの特急の指定席を変更するため駅に行った時に、
改めて空席がないか訊いてみました。
初めはないとの答えだったのですが、盛岡から新青森までならば取れるので、
仙台盛岡間は立ち席特急券でどうかと言われ、それで手配してもらいました。
仙台盛岡間は40分程度です。
青森では、田舎の方に行くAプランと青森市内を回るBプランを計画しました。
天気が良ければA、悪ければBのつもりでした。
ところが、土曜日の深夜長男が帰って来ました。
仕事で外国に行くので荷物を取りに来たとの事でした。
土曜日は、彼を待っている訳にもいかず早く寝ました。
25日、Aプランだと帰りは9時過ぎになります。
彼が帰って来たのに顔を合わせないのもどうかと思い、
Bプランにして、帰りの新幹線の指定を早い時間に変更しました。
18時35分に宇都宮駅に着いて、長男と待ち合わせてビールを飲みました。
このシリーズの打ち上げも兼ねてです^^
宇都宮を出発したのは、午前6時54分の下りの朝一の新幹線です。
8時に仙台に着いて、8時6分発のはやぶさに乗り換えました。
やはり車内は満員で、立ち席特急券の人が何人もデッキにいました。
僕は、盛岡で指定席に座りました。
新青森に着いたのが、9時49分です。
すぐに奥羽本線の青森行きが来て、青森駅に着いたのは10時4分でした。
駅前に出て、余りにも良い天気なので、
これならばAプランだったと思いましたが、仕方ないですね。
駅前からバスに乗って、棟方志功記念館に行きました。
棟方志功は青森市の出身です。
1975年(昭和50年)に記念館が出来たとの事でした。
棟方は、この年、記念館が開館する2か月前に亡くなっています。
棟方の作品は、例えば「弁財天の柵」と言うように、「柵」を使っています。
これは、四国の巡礼の際に寺へ納める廻札の事で、
自分の願いと信念を込める意味で使っているようです。
また、作品の中に「道祖土頌(さやどしょう)」がありました。
この板画は、1950年(昭和25年)に、第24回国画会展に出品されたものですが、
その時は「板歎異経十二芸業仏達板画屏風」とのタイトルでした。
その後、尊敬する陶芸家の濱田庄司に捧げるため、
濱田の窯場のある地名を使って変更したとの事です。
現在も益子町には道祖土(さやど)という地名があります。
思わぬ所で地名を聞いて嬉しくなってしまいました。
棟方の旅行記も展示されていて、棟方が福岡県に行った時に、
先日ユネスコの世界遺産に指定される事になった、宗像大社を知り、
字は違うけど同音なので、繋がりを感じたとの記述もありました。
棟方の作品の中に、善知鳥(うとう)神社の祭礼を描いたものがありました。
謡曲の中に「善知鳥」がありますし、栃木県内の塩原温泉の奥に善知鳥沢があります。
その外、各地に地名として残っています。
そんな事から行ってみたくなり、係りの方に場所を尋ねたところ、
記念館からそれほど遠くない場所で、棟方が小さい頃過ごした場所の近くとの事なので、
善知鳥神社に回ってみました。
青森市内では、一番大きな神社との事ですが、
主祭神が、市杵島姫命・多岐津姫命・多紀理姫命の宗像三女神なのに驚いてしまいました。
善知鳥神社から、青森市のランドマークになっているアスパムに行きました。
僕は20年ほど前に青森市に行った事があります。
その時、アスパムに上りたいなぁと思ったのですが、
仕事で行ったため、時間がなくて上がれませんでした。
ようやく念願が叶いました。
1986年に建設されたとの事なので、老朽化している感じもしましたが、
展望室からの眺めは良かったです。
そこから、青函連絡船のメモリアルシップの八甲田丸に行きました。
アスパムと八甲田丸の間は、青い海公園になっています。
ウッドデッキの遊歩道があり、海がよく見渡せてとても良い景色でした。
20年前の朝散歩した時には、釣りをしている人が沢山いましたが、
現在では禁止されているようです。
僕は青函連絡船に乗った事はありません。
それでも、八甲田丸には、どことなく懐かしくなるような雰囲気がありました。
船内の各所に人形が設置されているのもあるのかも知れません。
船室には、飾り毛布が展示されていました。
同居人と横浜の「日本丸」に乗った時に、飾り毛布を見て同居人がいたく感激して、
彼女の仕事でも使えると、本を取り寄せて勉強していた事を思い出しました。
船の煙突を利用した展望台に入ったら、今でも油の匂いがしましたし、
八甲田丸の1階には、本物の列車もありました。
八甲田丸にいた時から、ねぶたのお囃子が聞こえてきました。
どこかで練習でもしているのかと思ったのですが、
「ねぶたの家ワラッセ」に行ってみて、そこから聞こえて来ていたのが分かりました。
ワラッセは、2011年(平成23年)に完成した、ねぶたを紹介する施設です。
祭に実際に出た大型ねぶたを展示していて、
さらに、土日祝日には、ねぶた囃子生演奏&ハネト体験ショーが行われています。
お囃子を聞き、実際のねぶたを見られて、
本番の時に来なくても良いかと思ってしまいましたが、
それほど臨場感がありました。
ワラッセを出て、お昼を食べました。
僕は、どこに行っても余り土地の名物は食べません。
いつも手軽に済ましてしまいますが、
最後の日でもあるので、魚を食べようと思い、
青森駅前のお店に入って、海鮮丼にしました。
ホタテと海峡サーモンが美味しかったです^^
青森から新青森駅に行って、お土産などを買って、
15時17分発のはやぶさに乗って無事に長男と合流しました。
青森の写真をアップしましたので、宜しければご覧下さい。
http://photozou.jp/photo/album/2882708
4日間にわたり、拙い旅日記にお付き合い頂き、有難うございました。
夏は青春18切符のシーズンですし、その次の大人の休日俱楽部切符もあります。
またどこかに行きたいと思っています。
大人の休日俱楽部切符を買った時には、
始発の新函館北斗行きのはやぶさ1号の指定席は取れませんでした。
これを使わないと青森の日帰りは難しいので、諦めて別の所に行く予定でいました。
鶴岡行きの特急の指定席を変更するため駅に行った時に、
改めて空席がないか訊いてみました。
初めはないとの答えだったのですが、盛岡から新青森までならば取れるので、
仙台盛岡間は立ち席特急券でどうかと言われ、それで手配してもらいました。
仙台盛岡間は40分程度です。
青森では、田舎の方に行くAプランと青森市内を回るBプランを計画しました。
天気が良ければA、悪ければBのつもりでした。
ところが、土曜日の深夜長男が帰って来ました。
仕事で外国に行くので荷物を取りに来たとの事でした。
土曜日は、彼を待っている訳にもいかず早く寝ました。
25日、Aプランだと帰りは9時過ぎになります。
彼が帰って来たのに顔を合わせないのもどうかと思い、
Bプランにして、帰りの新幹線の指定を早い時間に変更しました。
18時35分に宇都宮駅に着いて、長男と待ち合わせてビールを飲みました。
このシリーズの打ち上げも兼ねてです^^
宇都宮を出発したのは、午前6時54分の下りの朝一の新幹線です。
8時に仙台に着いて、8時6分発のはやぶさに乗り換えました。
やはり車内は満員で、立ち席特急券の人が何人もデッキにいました。
僕は、盛岡で指定席に座りました。
新青森に着いたのが、9時49分です。
すぐに奥羽本線の青森行きが来て、青森駅に着いたのは10時4分でした。
駅前に出て、余りにも良い天気なので、
これならばAプランだったと思いましたが、仕方ないですね。
駅前からバスに乗って、棟方志功記念館に行きました。
棟方志功は青森市の出身です。
1975年(昭和50年)に記念館が出来たとの事でした。
棟方は、この年、記念館が開館する2か月前に亡くなっています。
棟方の作品は、例えば「弁財天の柵」と言うように、「柵」を使っています。
これは、四国の巡礼の際に寺へ納める廻札の事で、
自分の願いと信念を込める意味で使っているようです。
また、作品の中に「道祖土頌(さやどしょう)」がありました。
この板画は、1950年(昭和25年)に、第24回国画会展に出品されたものですが、
その時は「板歎異経十二芸業仏達板画屏風」とのタイトルでした。
その後、尊敬する陶芸家の濱田庄司に捧げるため、
濱田の窯場のある地名を使って変更したとの事です。
現在も益子町には道祖土(さやど)という地名があります。
思わぬ所で地名を聞いて嬉しくなってしまいました。
棟方の旅行記も展示されていて、棟方が福岡県に行った時に、
先日ユネスコの世界遺産に指定される事になった、宗像大社を知り、
字は違うけど同音なので、繋がりを感じたとの記述もありました。
棟方の作品の中に、善知鳥(うとう)神社の祭礼を描いたものがありました。
謡曲の中に「善知鳥」がありますし、栃木県内の塩原温泉の奥に善知鳥沢があります。
その外、各地に地名として残っています。
そんな事から行ってみたくなり、係りの方に場所を尋ねたところ、
記念館からそれほど遠くない場所で、棟方が小さい頃過ごした場所の近くとの事なので、
善知鳥神社に回ってみました。
青森市内では、一番大きな神社との事ですが、
主祭神が、市杵島姫命・多岐津姫命・多紀理姫命の宗像三女神なのに驚いてしまいました。
善知鳥神社から、青森市のランドマークになっているアスパムに行きました。
僕は20年ほど前に青森市に行った事があります。
その時、アスパムに上りたいなぁと思ったのですが、
仕事で行ったため、時間がなくて上がれませんでした。
ようやく念願が叶いました。
1986年に建設されたとの事なので、老朽化している感じもしましたが、
展望室からの眺めは良かったです。
そこから、青函連絡船のメモリアルシップの八甲田丸に行きました。
アスパムと八甲田丸の間は、青い海公園になっています。
ウッドデッキの遊歩道があり、海がよく見渡せてとても良い景色でした。
20年前の朝散歩した時には、釣りをしている人が沢山いましたが、
現在では禁止されているようです。
僕は青函連絡船に乗った事はありません。
それでも、八甲田丸には、どことなく懐かしくなるような雰囲気がありました。
船内の各所に人形が設置されているのもあるのかも知れません。
船室には、飾り毛布が展示されていました。
同居人と横浜の「日本丸」に乗った時に、飾り毛布を見て同居人がいたく感激して、
彼女の仕事でも使えると、本を取り寄せて勉強していた事を思い出しました。
船の煙突を利用した展望台に入ったら、今でも油の匂いがしましたし、
八甲田丸の1階には、本物の列車もありました。
八甲田丸にいた時から、ねぶたのお囃子が聞こえてきました。
どこかで練習でもしているのかと思ったのですが、
「ねぶたの家ワラッセ」に行ってみて、そこから聞こえて来ていたのが分かりました。
ワラッセは、2011年(平成23年)に完成した、ねぶたを紹介する施設です。
祭に実際に出た大型ねぶたを展示していて、
さらに、土日祝日には、ねぶた囃子生演奏&ハネト体験ショーが行われています。
お囃子を聞き、実際のねぶたを見られて、
本番の時に来なくても良いかと思ってしまいましたが、
それほど臨場感がありました。
ワラッセを出て、お昼を食べました。
僕は、どこに行っても余り土地の名物は食べません。
いつも手軽に済ましてしまいますが、
最後の日でもあるので、魚を食べようと思い、
青森駅前のお店に入って、海鮮丼にしました。
ホタテと海峡サーモンが美味しかったです^^
青森から新青森駅に行って、お土産などを買って、
15時17分発のはやぶさに乗って無事に長男と合流しました。
青森の写真をアップしましたので、宜しければご覧下さい。
http://photozou.jp/photo/album/2882708
4日間にわたり、拙い旅日記にお付き合い頂き、有難うございました。
夏は青春18切符のシーズンですし、その次の大人の休日俱楽部切符もあります。
またどこかに行きたいと思っています。