ここのところの安倍政権の発言を見ていると
理由を説明しないで、結論だけの発表が多くなっているような気がします。
先月、国連人権理事会から選任を受けたプライバシー権の保護を任務とする
ジョセフ・ケナタッチ氏から安倍総理大臣にあて書簡を送りました。
共謀罪が「プライバシーや表現の自由を不当に制約する恐れがある」との指摘です。
これについて、菅官房長官は、外務省を通じて抗議しましたが、
ケナタッチ氏からの再反論があり、
「抗議」を「中身のないただの怒り」と評しています。
この時の菅官房長官の記者会見では、
「明らかに不適切」
「恣意的な運用がなされるということは全く当たらない」としていますが、
このように、理由を説明せずに結論だけで済まそうとする事が、
最近特に多くなっているように感じます。
加計学園の問題では、
総理官邸から圧力があったとする文書が文部科学省内部にあったと
前川前文部科学省事務次官が記者会見などで述べていますが、
これを踏まえ、国会で証人喚問を行うべきだとする野党の要求に対して、
政権側から必要がないとのみの答えでその理由を明らかにしません。
松野博一文部科学大臣も、
前川氏が言う文書の存在について再調査しないと言っています。
その理由は前に調査したからとの一点張りですが、
文書の存在がどんどん確実なものになりつつあるのに、
態度を変えない理由の説明にはなっていません。
日本は議論を避ける社会だと思います。
しかし、それが現代社会で通じるとは思えません。
特に政権側にある人達が、このような結論だけの発表をしているのは、
昔の「民は之に由らしむべし 之を知らしむべからず」を思い出させます。
とても危険な事だと思います。
記者会見でこうした発言を追求しないマスコミの態度もいかがかと思います。
マスコミの罪も大きいような気がします。
国民の反対が多い法案を通した時などに、
安倍総理大臣が必ず口にするのが、「丁寧に説明する」です。
しかし、その説明を聞いた事がありません。
その場逃れのセリフのような気がします。
理由を説明しないで、結論だけの発表が多くなっているような気がします。
先月、国連人権理事会から選任を受けたプライバシー権の保護を任務とする
ジョセフ・ケナタッチ氏から安倍総理大臣にあて書簡を送りました。
共謀罪が「プライバシーや表現の自由を不当に制約する恐れがある」との指摘です。
これについて、菅官房長官は、外務省を通じて抗議しましたが、
ケナタッチ氏からの再反論があり、
「抗議」を「中身のないただの怒り」と評しています。
この時の菅官房長官の記者会見では、
「明らかに不適切」
「恣意的な運用がなされるということは全く当たらない」としていますが、
このように、理由を説明せずに結論だけで済まそうとする事が、
最近特に多くなっているように感じます。
加計学園の問題では、
総理官邸から圧力があったとする文書が文部科学省内部にあったと
前川前文部科学省事務次官が記者会見などで述べていますが、
これを踏まえ、国会で証人喚問を行うべきだとする野党の要求に対して、
政権側から必要がないとのみの答えでその理由を明らかにしません。
松野博一文部科学大臣も、
前川氏が言う文書の存在について再調査しないと言っています。
その理由は前に調査したからとの一点張りですが、
文書の存在がどんどん確実なものになりつつあるのに、
態度を変えない理由の説明にはなっていません。
日本は議論を避ける社会だと思います。
しかし、それが現代社会で通じるとは思えません。
特に政権側にある人達が、このような結論だけの発表をしているのは、
昔の「民は之に由らしむべし 之を知らしむべからず」を思い出させます。
とても危険な事だと思います。
記者会見でこうした発言を追求しないマスコミの態度もいかがかと思います。
マスコミの罪も大きいような気がします。
国民の反対が多い法案を通した時などに、
安倍総理大臣が必ず口にするのが、「丁寧に説明する」です。
しかし、その説明を聞いた事がありません。
その場逃れのセリフのような気がします。