天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

秋霜烈日・・・

2010年09月23日 21時17分00秒 | 日記
 一昨日、昨日と仕事で帰りが遅くなりました。
 ともにそれほどの時間ではなかったのですが、何となく疲れてしまい、
 日記を書くまでの余力がありませんでした。

 一昨日、大阪地検の特捜検事が、
 証拠隠滅の疑いで逮捕されると言う大きなニュースがありました。
 現職の厚生労働省の局長を逮捕起訴した
 郵便不正事件の起訴後になされた改竄で、
 その意図等がよく分かりませんが、
 いずれにしても、検察官の不祥事としてはこれまでになかった事です。

 秋霜烈日と言う言葉があります。
 秋の冷たい霜や夏の激しい日差しのような気候の厳しさのことで、
 刑罰・権威などが極めてきびしく、また厳かであることの喩えです。
 検事の職務とその理想像をよく表している事から、
 この言葉が検察官記章のデザインになっている事でも知られています。
 今回逮捕された検察官は、エリートとの報道がありますし、
 それでなくても検察庁の中で花形とされる特捜部の検察官です。
 秋霜烈日に象徴される精神を知ってはいたでしょう。
 どうして、このような犯罪に手を染めたのか、気になります。

 また検察一体の原則と言うように、
 個人的な犯罪であったとしても、
 周囲や上司が分からないはずがないような気がします。
 今日、最高検での特捜部長などの事情聴取が行われていますが、
 検察庁は徹底的な調査とその結果の公表を行わなくてはならないでしょうね。

 他の事件でもこのような事があったのではないかと思ってしまいます。
 そうでなかったと信じたいですが、
 信じられるような体制の刷新が必要かも知れません。
 取調べの可視化も進みそうな気がします。

 昨日は、宇都宮も暑い一日でした。
 今日は朝から雨の降る寒い一日になりました。
 最高気温が15度位下がったそうです。
 これは、季節で言うと2ヶ月半位進んだことになるそうです。
 このような天気でしたので、今日は一日外に出ませんでした。
 完全な引きこもりですが、それはそれで楽しいですね^^
 烈日の長い夏も終わり、今日からは秋霜の季節になったような感じです。
コメント
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