天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

菅代表・・・

2010年09月14日 20時23分00秒 | 日記
 昨日は、仕事の一区切りがついての酒飲みでした。
 いつの間にか冷酒を飲んでいて、飲み過ぎてしまいました。

 ここのところニュースの中心だった民主党の代表選の結果が出ました。
 マスコミ各社の予想通り、菅総理大臣が勝ちました。
 国会議員のポイント数は412対400と拮抗しましたが、
 党員・サポーター票が249対51と大きな差が付きました。
 今回の代表選は、民主党内部での選挙ですから、
 国民の意向が正確に反映された訳ではありません。
 しかしながら、代表がイコール総理大臣となるため、
 国民の関心も高かったと思います。

 今回の選挙、
 いずれにしても小沢さんを巡る選挙だった事は間違いありません。
 現在の我が国の閉塞感を打破できるのは、
 豪腕を自他共に認める小沢さん以外いないと言うのが、
 小沢支持派の論拠だったと思います。
 それに対して、小沢さんの強権的な政治手法に対する警戒感から、
 菅さん支持に回った人が多いような気がします。
 リベラルな考えの人の多い民主党支持層では、
 当然の結果だったような気がします。

 今回はテレビに映る小沢さんの笑顔ばかりが印象に残りました。
 選挙の時以外、余り笑顔を見ないような気がするので、
 あの笑顔、不信感は拭えませんでした。
 更に、どこの演説会場でも、熱狂的な小沢コールが上がっていましたが、
 この異常さを感じた人も多かったのではないかと思います。

 今回の結果によって、民主党が割れる可能性もありますが、
 割れるかどうかは菅さんの政治手腕でしょう。
 ただ、小沢さんが民主党を離れるとしても、付いて行く人がどの位いるか、
 少なくても投票した200人の国会議員のほとんどが抜ける事は
 ないような気がします。
 そのような意味からすれば、小沢さんに代表される、
 古い日本型の政治の終焉のような気がします。

 菅総理大臣は決して国民の支持があると勘違いしない方が良いと思います。
 二者択一の中で残った訳で、
 積極的な支持があった訳ではないような気がします。
 それと、総理大臣がコロコロ変わる事に対する
 アレルギーがあった事も間違いないし、
 民主党員も極端な変化を嫌ったような気がしています。
 その他、支持層である民主党員と、
 国会議員の意識のずれも気になるところです。
 今後、様々な分析が行われると思いますが、
 国民の期待に応えられる政治を行って欲しいと思います。
コメント
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