三寒四温・・・

　「三寒四温」という言葉があります。
　元々は、中国の東北部や朝鮮半島の冬の気候を表す言葉のようです。
　冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気が７日ぐらいの周期で、
　強まったり弱まったりすることに由来する言葉との事です。

　現在の日本では、春先に使われることが多くなっています。
　日本では、早春に低気圧と高気圧が交互にやってきて、
　低気圧が通過し寒気が流れ込んで寒くなった後、
　今度は高気圧に覆われて暖かくなり、
　周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。
　このため、日本では寒暖の変化がはっきりと現れる春先に、
　この言葉を用いる人が多くなったとの事です。

　昨日の夕方から細かい雨が降った宇都宮は、
　今日は朝から青空が広がりました。
　昨日と比べて、暖かい一日でした。
　明日はまた崩れるとの予報です。
　三寒四温ならぬ一寒一温のようです。
　これだけ寒暖の差が大きいと体調管理も難しいですよね。
　皆さん、どうかご自愛下さい。