天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

地方分権・・・

2008年12月09日 21時54分00秒 | 日記
 昨夜は帰りが遅くなってしまい、日記などを書く気力もなく寝てしまいました。
 月曜日なのに・・・と言う気もしたのですが・・・。

 昨日、報道各社の世論調査の結果が発表になりました。
 麻生総理大臣の支持率が急落し、各社とも20%台になっているようです。
 総選挙をやるために総理になった人が、
 解散・総選挙を見送っているのですから、支持率が下がるのもやむを得ないでしょう。
 しかし、もう総理大臣の首をすげ替える訳にもいかず、
 解散もできない状況に陥っていて、完全に行き詰まった感じがあります。
 日本はどうなるのでしょう?

 同じく昨日、政府の地方分権改革推進委員会の
 丹羽宇一郎委員長(伊藤忠商事会長)は、
 国の出先機関の見直しについてまとめた第2次勧告を麻生太郎首相に提出しました。
 見直しの対象とした8府省15機関の総定員9万5836人のうち、
 地方自治体への移管や組織のスリム化などで3分の1にあたる
 3万4600人の定員を削減するよう要請したとの事です。
 また、国土交通省地方整備局や農林水産省地方農政局など9機関を、
 3年後をめどに統廃合するよう求めました。

 定員の削減目標は、途中までは掲げない予定だったとの事ですが、
 最後になって、委員長が強引に入れたようです。
 更に、完全に出先機関を廃止するのではなく、
 機能を分けて統合する事が内容となっています。
 将来の道州制導入をにらんでいるとの論評もありますが、
 霞ヶ関も地方自治体も否定的なようです。
 今後の国のあり方を検討する委員会にしては、
 余りにも荒っぽい結論を出したような気がします。

 これまで、多くの「改革」がなされて来ましたが、
 国民の生活が良くなったものがあったのか疑問に思っています。
 また、強引な「改革」がなされ、それが多くの弊害をもたらしそうな気がします。
 少し落ち着いた議論をするべきだと思います。
コメント
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