携帯電話禁止・・・

　昨夜は、仕事で帰りが遅くなって、
　どうも疲れてしまったので、日記等お休みしました。
　ここのところ、毎日仕事が忙しいですね。
　昨年までのポジションが楽だったので、余計強く感じます。
　身体が３つあると、少しは楽かな～と言ったら、
　３枚に下ろしてあげると言う人がいました。
　気持ちはお願いしたかったのですが・・・

　大阪府の橋下徹知事が表明した「ケータイ禁止令」が波紋を呼んでいるそうです。
　来年３月までに、政令市を除く府内の公立小中高校で、
　携帯電話の持ち込みや校内での使用を禁じるという方針なのだそうです。
　政府内部からも、賛成の声が上がっているようですが、
　果たしていかがなものでしょう？

　橋下知事は、日教組が大嫌いなようで、
　学校現場の組合員と犬猿の仲のようです。
　それは構わないのですが、本来教育委員会は行政委員会ですから、
　知事がその教育内容にまで容喙するのは、越権行為のような気がします。
　知事は、教育委員を任命でき、予算の編成権はありますが、
　教育内容にまで命令はできないはずです。
　どうしても、禁止したければ、教育委員会にその旨を決定させれば良い訳で、
　それを敢て決定するような発言をするのは変です。

　弁護士である橋下知事はその辺が分からないはずはありません。
　とすると、教育分野に硬派の意見を述べる事が、
　教育に見識のある知事との政治的なポーズを取ろうとしているときり思えません。
　教育は素人が意見を言いやすい分野です。
　他に自分の立場を表明できないのかも知れません。

　その携帯電話禁止措置ですが、いかがでしょうか？
　今の小中高生が携帯電話に無縁の生活を送る事は不可能ですし、
　公衆電話が街角から撤去されるなど、
　携帯電話を前提とした社会になってしまっています。
　学校に携帯電話の持ち込みを禁止する事で、
　学校は、携帯電話に関する子供の問題から逃げる気なのかも知れません。
　ともかく、学校に持ち込ませない事で、解決すると思っているのでしょうか？
　余りにも短絡的な感じがします。