天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

春になると・・・

2007年02月27日 21時04分00秒 | 日記
 今日は、一日ポカポカした天気でした。
 春の気配も強くなって来ましたね。

 春になるとどこかに行きたくなります。
 学生時代、試験が終わってからの春休みには、よく奈良・京都に行ってました。
 そんな事の影響かも知れません。

 あるいは、島崎藤村の「小諸なる古城のほとり」の詩が
 思い起こされるからかも知れません。
 しかし、どこかに行きたいと思いつつ、
 年度末の忙しさで、中々出掛ける事ができません。
 せめて、詩でも思い出しながら旅に出たつもりになりましょうか^^

 小諸なる古城のほとり
 雲白く遊子悲しむ
 緑なすはこべは萌えず
 若草も藉くによしなし
 しろがねの衾の岡辺
 日に溶けて淡雪流る

 あたゝかき光はあれど
 野に満つる香も知らず
 浅くのみ春は霞みて
 麦の色はづかに青し
 旅人の群はいくつか
 畠中の道を急ぎぬ

 暮れゆけば浅間も見えず
 歌哀し佐久の草笛
 千曲川いざようふ波の
 岸近き宿にのぼりつ
 濁り酒濁れる飲みて
 草枕しばし慰む
コメント
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