昨日、宇都宮市で2000年6月に起こった、
宝石店の放火殺人事件の上告審の判決が出て、
篠沢一男被告の上告を棄却し、同被告の死刑が確定しました。
店長をはじめ6人の女性が生きながらに放火され殺害された、
極めて残虐な犯罪でした。
宇都宮市の中心街での凶悪な犯罪に驚きました。
今でもその事件のあった場所の前を通ると、あの事件の事を思い出します。
篠沢被告の死刑確定によって、判決の確定した死刑囚が100人になりました。
昨年は地裁・高裁・最高裁で45人に死刑判決が出て、20人が確定しました。
死刑が確定した被告の数は、
昭和46年以降、昭和63年を除いて1桁で推移して来ましたが、
平成16年以降は3年連続で2桁になっています。
20人に達したのは昭和39年以来との事です。
更に2審で死刑判決を受けて上告している被告は、
最高裁によると、19日現在46人との事です。
それだけ凶悪な犯罪が多くなっているようにも見えますが、
統計上は必ずしも、殺人などの凶悪犯罪が増えている訳ではないようです。
裁判所の厳罰化の傾向が顕著になっています。
従来ならば無期懲役が妥当と思われる裁判で、
死刑が宣告される事が多くなっているようです。
更に、上級審に行くに従って厳罰になって行くような傾向があります。
「死刑廃止を推進する議員連盟」(亀井静香会長)や市民団体は20日、
憂慮や抗議の声明を発表したとの事です。
亀井会長は会見し
「裁判官は凶悪事件を裁く前に、胸に手を当てて自分は神なのか問い直してほしい」と
語ったとの事です。
世論調査では、圧倒的に死刑存置論が優位に立っています。
本当にそれで良いのでしょうか?
宝石店の放火殺人事件の上告審の判決が出て、
篠沢一男被告の上告を棄却し、同被告の死刑が確定しました。
店長をはじめ6人の女性が生きながらに放火され殺害された、
極めて残虐な犯罪でした。
宇都宮市の中心街での凶悪な犯罪に驚きました。
今でもその事件のあった場所の前を通ると、あの事件の事を思い出します。
篠沢被告の死刑確定によって、判決の確定した死刑囚が100人になりました。
昨年は地裁・高裁・最高裁で45人に死刑判決が出て、20人が確定しました。
死刑が確定した被告の数は、
昭和46年以降、昭和63年を除いて1桁で推移して来ましたが、
平成16年以降は3年連続で2桁になっています。
20人に達したのは昭和39年以来との事です。
更に2審で死刑判決を受けて上告している被告は、
最高裁によると、19日現在46人との事です。
それだけ凶悪な犯罪が多くなっているようにも見えますが、
統計上は必ずしも、殺人などの凶悪犯罪が増えている訳ではないようです。
裁判所の厳罰化の傾向が顕著になっています。
従来ならば無期懲役が妥当と思われる裁判で、
死刑が宣告される事が多くなっているようです。
更に、上級審に行くに従って厳罰になって行くような傾向があります。
「死刑廃止を推進する議員連盟」(亀井静香会長)や市民団体は20日、
憂慮や抗議の声明を発表したとの事です。
亀井会長は会見し
「裁判官は凶悪事件を裁く前に、胸に手を当てて自分は神なのか問い直してほしい」と
語ったとの事です。
世論調査では、圧倒的に死刑存置論が優位に立っています。
本当にそれで良いのでしょうか?