高知ではゆずの果汁をゆず酢といって、酢の代わりによく使われます。
寿司飯にこれを使ってないとおいしさも半減ってくらい親しまれているのですが、ぶしゅかんの果汁が「直七」と呼ばれることを最近知りました。
鰹のたたきの横には必ず半分に切った青い小さな実が添えられていますが、この時期のぶしゅかんは高い。
空梅雨、少雨、猛暑をなんとか乗り越え、完熟になったぶしゅかん。
一本の木にたわわ。
収穫してきてはせっせと絞り、冷蔵保存して毎朝ごっくん。
塩10%を入れると常温保存出来るみたいだけど、利用が限定されますからね。
絞ったあとの皮は天日に干し、天然の入浴剤として利用してましたが
ジャムを作ってみました。
皮にちょっとだけ癖がありますが、パンにのっけて食べるとこれがいけてます。
市販されてない(多分)と思うので、希少価値の高いママレード風「直七ジャム」なのです