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毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

雨が森

2013-11-02 13:08:29 | 

登山道は初心者から上級者向けまで、岩柄・椿山・樫山の3ルートが整備されています。

「仁淀川町で遊ぶ本」にこう書いてあったから、てっきり岩柄からが初心者向けだと思い込み、お弁当と水筒にお菓子、パーカーなどをデイパックにつめて9時過ぎお気楽に出発。
前日調べたネット情報によれば、樫山は3時間かかったとあったので、2時間くらいかなあなどとのんびりムードで岩柄集落に到着しました。

          


「あの滝の上だね」(ではなかった)
この時、11時3分。
古民家横の滝を通って急峻な登山道を登り始める。
足山の滝に立ち寄り

          

植林の間から見える滝を横目に

          


沢づたいに登り始めた頃から、もしやこのルートは・・・・
900メートルを過ぎたあたりからところどころがれ場となり、ついに道が崩落。

           

        

Y氏に続こうとしたけれど、急傾斜に足元がずるずる滑り落ち安定しない。
「大丈夫」って言うけれど、ここまで2時間かけて登ってきたけれど、残念だけどここで断念。
「待ってるから行ってきて」

       

矢印の先、小さくなる背中を見送る。
このあと、まさか二時間近く待つことになるとはね。

「おーい!!!」
「ヤッホー!!!」
まったく気配がない。

なかなか下山してこないY氏を待っている間にも日はどんどん傾き始め、これは大変だ、暗くなる前にとにかく下りなくてはと下山を始める。
山の神様に無事をお願いし、足がたがたで登山口にたどり着いた数分後、無事下山してきた。
あー、良かったあ。
あの後からがさらに大変で、沢登りありロッククライミングありの、この夏登った富士より山嶺よりきつかったそうです。

今朝あれこれ調べてみると、このルートがもちろん上級者向けで、かの石立山に匹敵するとか。
山頂の眺望は素晴らしく、次回は初心者向けの樫山ルートで目指してみようと思ってます。
1390メートル、侮れないぞ高知の山は。