近頃神社ガール(!)なものですから、先日香北町の道の駅を訪れた際、向かいにある神社に行ってみようと立ち寄ったのでした。
普通の神社だと思っていたから、あまりの立派さと広さに驚いたのなんの。
・・・・呆然と立ち尽くす。
大川上美良布神社は昔、一の宮だったのでした。
慶応元年起工、平安朝に植えられた樹齢千年を越すご神木。
明治二年に再建した宮大工名匠 島村安孝を棟梁とした彫刻は土佐随一、といわれるだけあって圧巻。
ここも鳳凰なんだねと思っていたのは、今日再びよく見ると龍。
羽を広げたドラゴンです。
本殿には桐と菊の紋。
北面脇障子には、平経常が鹿を射止めた様子が彫られています。
土佐日光とは、なるほどです。
鳥居に狐(狼でした)の表紙とタイトルにひかれ読んだ、鳥飼否宇「異界」
そこで実在の南方熊楠を知ったばかりなのに、昨夜テレビ番組があったと聞いてここでもリンクするのかと驚く。
そうなんです。
日本は世界にまれな独自の文化があるのだから、西洋の真似をしちゃあいけないのです。