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毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

原画展

2007-04-20 09:29:24 | Weblog
先日の冷たい雨の中、詩とメルヘン絵本館で開催されている味戸ケイコ「夢の果て」原画展を見に行きました。
一番初めのイラストを見て・・・・
ん、原画じゃないの?

色鉛筆で描かれた絵は、顔をくっつけるくらいに見ても原画と分からないくらい繊細でした。
味戸さんの絵の特徴の、暗い闇からさしこむ淡い光。
隣に文章がなくても、ひとつの物語が浮かび上がるようです。
ずっと、色鉛筆を塗り重ねて描かれているのだと思っていましたが、原画を見るとマットと透明な絵の具も使われていた。
透明なものは、水彩・・・カラーインクかな。
マットな絵の具は日本画の顔彩のような気もするのですが、よくわからない。

いろんなことを考えながら、絵の世界に浸っていたら、突然ガラガラとにぎやかな音をたてて、ヤングファッションの子供連れのお母さん達が入ってきた。
アンパンマンミュージアムから流れてきたようですが、ヒールの高い靴のせいとはいえ、歩き方を気をつけることは出来るでしょうに。
「下駄を履いているのかと思った!」
ファッションに力を入れるように、TPOにも気をつけて欲しい。