■金曜日に立教の大学院のゲスト講師をやるのでその準備に忙殺されている。Pochhackerの通訳入門の一部を説明すればいいことになっているのだが、それだけでは済みそうにない。それには2つ理由があって、ひとつはPochhackerの記述自体を批判しなければならないことだ。その前にこの本、構成がまずい上に内容を盛り込みすぎで、初心者には理解が難しいと思う。(そこで説明されている論文を読んでいないと分からないところがいくつもある。)十分な背景知識がないと理解できない入門書ってどうなのよ。記述自体への批判点は、対象となっている理論への批判がぬるかったり肝心のところを見逃したりしている点だ。特に5章後半は一本強靱な論理を通す必要がある。もう一つの理由は、院生の訳文の評価に加え、実践的な指針を出さなければならないことだ。これが難しい。どうなることやら。
最新の画像[もっと見る]
- 日本初の同時通訳 7年前
- 『会議英語の常識』 9年前
- Chernov本落札 9年前
- Translation and Translation Studies in the Japanese Context 12年前
- Translation Studies国際シンポジウムのお知らせ 13年前
- 講演会「通訳教育の理論と実践」のお知らせ 13年前
- いわき市久之浜町の被災状況(まとめ) 14年前
- いわき市久之浜町の被災状況(まとめ) 14年前
- いわき市久之浜町の被災状況(まとめ) 14年前
- いわき市久之浜町被害状況 14年前