MITIS 水野通訳翻訳研究所ブログ

Mizuno Institute for Interpreting and Translation Studies

Video Editorなどで苦戦

2010年10月11日 | 雑想
相変わらず自転車操業の日々が続く。今年は学部で(理論ではなく)通訳そのものを教える授業をひとつ引き受けたので、教材が問題になるのだ。素材自体はそんなに苦労はしないのだが、そのままではスピードが速すぎたり、音量が小さすぎたり、片方のチャンネルに通訳者の音声が入っていたりするので、加工しなければならない。

以前主にオーディオテープやビデオテープを使っていた時には、やり方は簡単だった。(ピッチを変えずにスピードを落とすためのハードもあった。)ところが現在ではほとんど音声ファイルかビデオファイルを使う。ファイルの編集には当然オーディオ・エディターやビデオ・エディターを使うのだが、使い勝手が悪すぎる。マニュアルが不完全で日本語化もほとんどされていないし、英語で読んでもよくわからないのである。というより必要なことが書いてない。それでも音声の編集は何とかできるようになったが、問題はビデオファイルの音声処理だ。AVS Video Editorというのがどうにも使えない代物で往生した。いまだに使えないのでそれはあきらめ、別のソフトで音声(WAV)だけ取り出し、オーディオ・エディターで加工し、さらに別のソフトで映像と音声を合体させるという、実に迂遠な方法でやらざるをえない。どなたかAVS Video Editorでの音声加工に詳しい方がいたらご教授下さい。

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