MITIS 水野通訳翻訳研究所ブログ

Mizuno Institute for Interpreting and Translation Studies

お知らせ

来月からこのサイトをMITIS(水野通訳翻訳研究所)ブログに変更します。研究所の活動内容は、研究会開催、公開講演会等の開催、出版活動(年報やOccasional Papers等)を予定しています。研究所のウェブサイトは別になります。詳しくは徐々にお知らせしていきます。

『同時通訳の理論:認知的制約と訳出方略』(朝日出版社)。詳しくはこちらをごらん下さい。

『日本の翻訳論』(法政大学出版局)。詳しくはこちらをごらん下さい。

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おまけ

2005年03月07日 | Weblog
京大の正門前にはいろいろな立て看があったが、そのうちの一枚。むかしの立て看とはかなり違います。(写真はクリックで拡大できます。)

日本ワーキングメモリ学会 in 京都大学

2005年03月07日 | 通訳研究
合同例会のあとは20人ぐらいで大懇親会。6時に息子と待ち合わせて熱田神宮近くのウナギ屋でウナギを食す。食後熱田神宮に入り込んで守衛さんに注意される。
 翌日は京都に向かい第2回日本ワーキングメモリ学会の2日目に参加した。苧阪先生(大阪外国語大学)にお会いして旦那さんの苧阪先生(京都大学)を紹介される。午前中の発表だけ聞いて帰ったが、また何かヒントをつかめたような気がする。発表自体は内容、質疑とも整然と進行する。これは心理系学会の長い伝統から生まれるものなのだろう。いずれ学会の基準にあった発表ができればと思う。
 京都大学ははじめてだったが、とにかく駅から遠い。時計台はこじんまりとした印象だった。名古屋、京都ともお天気に恵まれてなによりでした。

名古屋での合同例会終わる

2005年03月07日 | 通訳研究
行ってまいりました。名古屋国際センターで行われた通訳教育分科会・コミュニティ通訳分科会合同例会には、各地から約40人の参加者があり、会場はほぼ満員。取材も入っていたようだ。お元気になった近藤先生も地元ということもあり冒頭の挨拶のあとパネルにも参加しました。「プロ通訳者とコミュニティ通訳者-その折り合いをどうするのか、通訳教育とコミュニティ通訳の現場から考える」と題したパネルディスカッションのテーマはプロ通訳者とボランティア通訳をめぐる微妙かつ重要なもので、もっと時間がとれればさらに論点を掘り下げることができそうだ。ボランティアでもいいから通訳の現場を是非とも経験してみたいという通訳志望者の切望と、通訳の質や市場・教育への影響を懸念するプロ通訳者の問題意識をどのようにして折り合わせるか。これはかなり難しい問題だ。医師や弁護士などの専門職にもボランティア的活動はあるわけだが、その同じ仕事にアマチュアが入り込むことはありえない。そこがボランティア通訳と違うところだろう。(ずっと前の話だが僕自身もボランティア通訳をしたことがある。しかしそれはアムネスティ・インターナショナルの国際大会で、通訳者はすべてプロの通訳者だった。)今回の合同例会についてはいずれ詳しい報告が出ると思いますので期待して下さい。