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多文化共生とは永続的なココロの営み

外国人市民66% 自治会「知らぬ」 高岡市アンケ

2011-09-06 09:21:11 | TOYAMAな多文化共生
(以下、中日新聞【富山】から転載)
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外国人市民66% 自治会「知らぬ」 高岡市アンケ

2011年9月5日

日本人と交流 14%望む

 日本人との交流の場を望む人が少なくない半面、七割近くが自治会のことを知らない-。高岡市が外国人市民を対象にしたアンケートでこんな結果が出た。市役所で開いた多文化共生プラン策定委員会で報告された。

 七月末~八月、郵送などで七百三十八人に質問。百三十五人(20・1%)が回答した。国籍はブラジル60%、中国28・1%、フィリピン4・4%の順。

 回答者の市滞在期間は、十年以上が32・6%、五年以上十年未満が27・4%など、定住化傾向がみられた。

 外国人市民が必要としている生活支援は、最多が「日本人との交流の場」で14%。次いで公共施設での通訳・翻訳が13・3%、漢字に振り仮名をつける、災害時の情報提供や避難支援が各12・8%、就労支援12%、日本語以外での情報提供が10・5%だった。

 日常生活で困っていることは、バス・電車の利用が最多の16・3%、次いで、日本語が分からない15・8%、近所との付き合い12・9%の順だった。

 自治会について、知らない人が66・7%、知っている人が18・5%、加入している人は11・9%。言葉の壁や地域とのつながりの少なさをうかがわせる結果となった。

 アンケートは、市内の外国人市民との交流・共生を進める多文化共生プランを策定するため実施した。 (飯田克志)

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