多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

災害時の外国人支援へ 11日に防災セミナー

2012-07-06 09:07:56 | 多文化共生
(以下、佐賀新聞から転載)
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災害時の外国人支援へ 11日に防災セミナー

 佐賀県国際交流協会は11日午後1時半から、県庁で「多文化防災セミナー」を開く。東日本大震災から15カ月。被災地で実際に取り組んだ外国人支援活動の報告を基に、災害時に備えた在住外国人の支援策や今後の課題を考える。

 県内の外国人登録者数は4208人(2011年末現在)。災害発生時の外国人支援策や互いの文化の違いを認め合う「多文化共生」の考え方を学び、万が一に備える。

 講師は、仙台国際交流協会の高平尚子さんと仙台市災害時言語ボランティアの遠藤弘信さん。被災自治体やボランティアによる外国人支援、被災地以外の自治体や民間団体との連携などを報告し、参加者同士で意見交換して災害時の外国人支援の在り方や考え方を共有する。

 聴講無料。定員50人。問い合わせは県国際交流協会、電話0952(25)7921。
2012年07月05日更新

災害弱者に地域の絆を 映画で考える震災避難手段

2012-07-06 09:07:30 | ダイバーシティ
(以下、東京新聞【神奈川】から転載)
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災害弱者に地域の絆を 映画で考える震災避難手段
2012年7月6日


 聴覚障害者など災害弱者の震災避難手段を考える「辻堂ビーチフェスタ2012」が七日午後六時から、藤沢市の辻堂海岸で初めて開かれる。東日本大震災の被災地では、大津波警報を聞き取れなかった聴覚障害者が、近所の人の連絡で難を逃れたケースがあったといい、実行委員会の阿久津真美委員長は「今後十年にわたってフェスタを開き、地域の絆を根付かせる活動にしていきたい」と意気込む。 (加藤木信夫)

 フェスタでは、老人ホームなどで演奏活動をしているセミプロの生ライブに続き、映画「珈琲(コーヒー)とエンピツ」の上映会と出演者らによるトークショーがある。

 六十七分間の映画は、耳の不自由なサーフショップ経営太田辰郎さん(50)がコーヒーで客をもてなしたり、筆談で客とやりとりする様子を記録したドキュメンタリー。やはり耳の不自由な映像作家今村彩子さんがメガホンを取った。

 今村さんは「被災地のろう者を取材し、『防災で一番大切なのは地域の絆』と聞いた。地域の人間関係が希薄になった現在だからこそ、この映画には意味がある」とコメントしている。

 会場は三百人収容で、入場料は一般が千三百円、小中学生は七百円。

 問い合わせは阿久津実行委員長=電080(5648)5054=へ。