多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

京都で外国人観光客への遠隔通訳サービスを実験

2011-03-01 08:53:38 | 多文化共生
(以下、インバウンドニュースから転載)
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京都で外国人観光客への遠隔通訳サービスを実験

遠隔通訳サービスはタクシーの乗客である外国人と運転手とのやりとりを遠隔地にいる通訳者が通訳しサポートするもの。社内に装着したカメラを見ながら、通訳が離れた場所で英語の苦手なタクシー運転手をサポートする。他に携帯電話を使用した多言語自動翻訳サービス、位置情報サービスの実証実験も行われた。また言語は英語だけでなく中国語でのサービスも公開された。

京都府では2008年に京都市、宇治市、京田辺市、木津川市、精華町が「ユビキタス特区(観光立国)」に選ばれており、外国人ビジター調査と多言語翻訳を可能とする携帯端末の実証が進められている。このプロジェクトの代表は京都産業21で、インテージ、東映京都スタジオ、情報通信研究機構、国際電気通信基礎技術研究所、JTB法人東京、ウィルコム、日本電気などが参加している。

よく分かる「日本生活マナー」横浜市中区役所で外国人向け講習会

2011-03-01 08:52:48 | 多文化共生
(以下、産経新聞から転載)
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よく分かる「日本生活マナー」横浜市中区役所で外国人向け講習会
2011.2.27 22:39

ごみ分別ルールを分かりやすく学ぶ「生活マナー講習会」の参加者ら=8日、横浜市中区

 横浜市中区では、結婚や仕事で外国から移住してくる人が年々増加し、区の人口に占める外国人の割合は現在、約9人に1人に達している。日本にやってきたばかりで、生活習慣や行政サービス制度に不慣れな外国人も多いため、中区役所は日本語教室と連動した「生活マナー講習会」を今年度からスタート。第1弾として、ごみ分別と出し方を分かりやすく学べる講習会が開かれた。

 会場となった中区役所に今月8日、中国や米国、ベラルーシなど、11カ国の約20人が集まった。この日は、区役所隣の「なか国際交流ラウンジ」で地域のボランティアによる日本語教室が開かれ、その受講者が講習会にも参加した。

 講習会では市資源循環局の職員らが生ごみなどの「燃やすごみ」、電球や乾電池などの「燃えないごみ」、食品容器などの「プラスチック製容器・包装」などの分類を説明。その後、化粧品容器などの実物を使い、ごみの正しい分別を学べるクイズが行われた=写真。

 クイズの正答率は高かったが、「燃えないごみ」のCDケースを「プラスチック容器・包装」に分類してしまうなどの間違いも。参加者は「それはちょっと違うかも」などと声をかけ、楽しみながら分別ルールを学んでいた。

 日本人男性との結婚を機に、コロンビアから移住したナンシー・柏倉さん(30)は講習を終えて「日常生活に必要な知識を楽しく、分かりやすく学べる機会があってうれしい」と笑顔を見せた。約10年前にタイから移ってきたニーシャ・三村さん(40)は「日本に来たばかりで、心細い思いをしている外国人も多い。日本語教室や講習会を通じ、助け合いの輪を広げられたら」と話した。

 中区役所では3月にも「消防車・救急車の呼び方」など防災関連の講習会を開催予定。同区役所地域振興課では「今後も生活に必要不可欠な知識を、分かりやすく伝えていきたい」としている。