たろの日記ページ,gooブログ版

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NHKの音楽番組,椎名林檎

2007-03-16 17:00:35 | 音楽・アート
最近,NHKの音楽番組が妙におもしろいというか頑張っていて,先々週あたりは元ちとせのライブ,先週末は椎名林檎の特番,今週は小椋桂の番組をやってました。アンジェラアキのライブもやるはず。まぁNHKのライブ番組は以前から本格的で良かったのですけどね:-)。

小椋桂の番組も興味深いのですが,話は置いておいて,椎名林檎の方。
椎名林檎というと先日「平成風俗」という新譜を出してまぁ彼女のアルバムは全部買ってるから最初から買うつもりでしたが,椎名林檎自身による紹介を読んで,彼女のいう「お手軽じゃない音楽」とは何なんだろう?と思い買いました。
それに加えて,先日のNHKの特番。この番組のすごいのはアルバムの対になるような作りで,まるでアルバムに入りきらなかった様な曲まで演奏してる。つまり平成風俗には旧来の林檎の曲を新しいアレンジで演奏してる曲が何曲かあるのですが,番組でも従来のヒット曲を同じ編曲者(斎藤ネコ氏)によるアレンジで演奏してました。PVをどこかから持ってきて,流しているだけか?という気もしましたが,違いますよね?。インタビューとかもNHKのスタッフによるものだったし。
まぁそれはいいとして椎名林檎のいうお手軽じゃない音楽とは何だったのだろう?…という気はしたのですが,今回ストリングスやオーケストラアレンジで以前の曲をやってるのを聴いて,椎名林檎は同じ曲を違ったアレンジで何回も演奏する人だなぁと思いました。以前にもあったような。

彼女にとっては新曲を書くよりもアレンジを工夫するってことにいろいろポイントをおいているような気もします。

ところで,インタビューを聞いてると,彼女は頭が物凄くいいんだけど,頭がいいゆえに,非常に控え目になってるという印象を受けます。以前のインタビューでも思ったのですが,相手に合わせるというかサービスをしてしまうというか,自分をあまり出さないというか…。…というわけで,今回も「相手に合わせて適当に答えてしまう」って本人も言っていて,じゃぁもしかして最初にリンクしたインタビューも,口からデマカセかも知れないってわけですね(苦笑)。
まぁでも,不思議な知性を感じる人です。あと,自分が女性であるってことを妙に屈折した受け入れ方をしてる人だなぁ…とは思いました。自覚してるけど,開き直ってるわけでも媚びてるわけでも自虐的でもない…というか…。女性であることだけじゃないか…。なんとなく自分が自分であることにたいして,そういう感じというか…。
コメント
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