ネットで見つけた「桜の開花と技術者問題」という文章を読みました.そんなに長くない文章の中にいくつかの重要な問題定義があり盛りだくさんです.それぞれ単独で取り上げていいくらいの問題…なので,今回は簡単に列記のみ.突っ込みどころもあるのですが,また別途,します.
一つ目,環境問題が叫ばれだして「天然物信仰」が高まっているけど,良く考えてみると,実は天然物の方が環境負荷が高い場合が多い…という指摘.これはごもっとも.昔のものの方が環境に優しいというのは幻想なのですが,そう思ってない人が結構いると.ただ,これも長期的とか環境サイクルの中で観ていくとどうなんだろう?…という感じはあります.
二つ目,ある時期に体が良いとか環境に優しい…と言われていても,時期が過ぎると逆の言われ方を言われる場合がある…って話.これもごもっとも味の素の話はわたしも記憶にあります.マスコミや企業は環境とか健康とか言いながら,単にその時売るのに都合が良いことを言ってるだけ…っていうことがよくあります.
三つ目,そしてそれから技術不信とかになり,理系離れ,国家力の減退につながるという話.アニメとか映画とかでSFがなくなり,ファンタジーが増えてるとか,科学よりスピリチュアルとかそういうのが信じられるようになってる…って事も無関係じゃないでしょう.
というわけで,理系離れとかには無責任に売るための屁理屈をばらまいてきた企業とかマスコミの姿勢とも関係あるのですが,どうも全体的に妙なサイクルが出来てる気がします.かってイースター島とかで人が滅んだのは,食料問題を神頼みにして,信仰のために森を伐採して神殿をつくったりして,かえって寿命を縮めた…という様な事があったりしたようですが,どうもそういうことを現代人もやってないか?…という気がしないでもありません.環境に優しいと信じていて逆のことやってないか?…とか,そのためにきちんと科学的姿勢で考察できているのか?…とかいう疑問が浮かびます.確かに科学は地球を汚染してきたけど,だからといって非科学的な思考が地球に優しい方針を産み出すとも限りません.
という様な事を思いました….この辺の問題は,また別途取り上げたいと思います.
一つ目,環境問題が叫ばれだして「天然物信仰」が高まっているけど,良く考えてみると,実は天然物の方が環境負荷が高い場合が多い…という指摘.これはごもっとも.昔のものの方が環境に優しいというのは幻想なのですが,そう思ってない人が結構いると.ただ,これも長期的とか環境サイクルの中で観ていくとどうなんだろう?…という感じはあります.
二つ目,ある時期に体が良いとか環境に優しい…と言われていても,時期が過ぎると逆の言われ方を言われる場合がある…って話.これもごもっとも味の素の話はわたしも記憶にあります.マスコミや企業は環境とか健康とか言いながら,単にその時売るのに都合が良いことを言ってるだけ…っていうことがよくあります.
三つ目,そしてそれから技術不信とかになり,理系離れ,国家力の減退につながるという話.アニメとか映画とかでSFがなくなり,ファンタジーが増えてるとか,科学よりスピリチュアルとかそういうのが信じられるようになってる…って事も無関係じゃないでしょう.
というわけで,理系離れとかには無責任に売るための屁理屈をばらまいてきた企業とかマスコミの姿勢とも関係あるのですが,どうも全体的に妙なサイクルが出来てる気がします.かってイースター島とかで人が滅んだのは,食料問題を神頼みにして,信仰のために森を伐採して神殿をつくったりして,かえって寿命を縮めた…という様な事があったりしたようですが,どうもそういうことを現代人もやってないか?…という気がしないでもありません.環境に優しいと信じていて逆のことやってないか?…とか,そのためにきちんと科学的姿勢で考察できているのか?…とかいう疑問が浮かびます.確かに科学は地球を汚染してきたけど,だからといって非科学的な思考が地球に優しい方針を産み出すとも限りません.
という様な事を思いました….この辺の問題は,また別途取り上げたいと思います.